宇宙業界の階層構造

日本でロケットや人工衛星の開発に関わっている企業は階層構造を成しているので、わかりやすい。

発注者:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
一次請けメーカー(ロケット):三菱重工業、IHI
一次請けメーカー(人工衛星):三菱電機、日本電気

一次請けメーカーは二次請けメーカーに、二次請けメーカーは三次請けメーカー業務を発注していきます。

宇宙開発の仕事をしたい人は、概ねJAXA、三菱重工業、IHI、三菱電機、日本電気のどこかに就職することになります。これらの企業の中の宇宙開発部門に配属されれば、宇宙開発専業の人ということになります。これら以外の企業でも宇宙開発に関わっている人はいるのですが、そうした人は宇宙開発に多少関わっている人ということになります。大学(院)を卒業して、宇宙開発専業の人になるのは、毎年100~300人ぐらいだと思います。

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