雨の日の話

世間では梅雨本番。
五月病もそこそこに、祝日のないし水もない水無月を迎えました。
欧州サッカーはシーズンを終え、ルヴァン杯はプライムステージで敗退、ファイターズは定位置の最下位をキープ。
この雨はそんな私の悲しみの雨か、はたまた14連敗したエンゼルスのファンの涙が雲となり、日本にやってきたのでしょうか。


雨はお好きですか?


雨の匂いがする

雨の日の匂いが好き

なんてことを言う人がいますよね。
私は鈍感なのか、趣を表す中高生が大好きなワード「をかし」の感性を忘れてしまったのか
このように思ったことはありません。

雨になれば濡れるし傘を持たなければなりません。
自転車は諦め、徒歩で駅まで向かいます。
公共交通機関は当然のように遅延。
大好きなスポーツ観戦も野球は中止、サッカーも晴れに越したことはありません。

旅行先で雨に降られたら残念ですし
洗濯物は外に干せない。
雨が降ると何かやる気が出ない
そんな気がします。


だけどテンションが上がったり


私は雨に対して否定的です。
ですが、雨は嫌いになれないというか
なんか楽しい時ってありませんか?

学生時代サッカーをやっていた頃は、雨でも試合は決行。
泥まみれになりながらサッカーをしていました。
そんな時、自分の中である一線を越えると、罰ゲームであった試合が楽しい試合になってしまったり。
ボールは滑ったかと思えば、急に止まります。
その球体が跳ねれば泥は飛び、身体でトラップすればそこには泥の跡。
スライディングは痛くないし、すごく滑る。

なんだかわからないけど、楽しくなっていました。


翌日の自分との葛藤


駅まで自転車で向かい、帰りは雨。
さて難題です。
今歩いて帰れば、それはすなわち明日の往路は歩きが確定します。
かといって雨の中びしょ濡れになりながら帰るのか。

私の場合答えは後者が多いです。
びしょ濡れになって帰ります。

西野カナが歌ってそうな
失恋で雨に打たれて帰りたい気分
なんてことではないんです。
ただなんだか、ちょっぴり罪悪感というか
罪悪感というと少し違うかもしれませんね。
「非日常」の方が近いでしょうか。

雨音やいつもより多い車の音で騒がしい中
自転車を漕ぎながら、なんとなく頭から離れないエスパルスのグリコを歌ってみたり、下り坂でもないのにゆずの夏色を歌ってみたり。
そんな奇行をしても誰も気づかれません。

傘で視界も狭いので、多少ダンスをしていても
変顔をしてみてもいいですね。

こういう特別感が私は好きみたいです。


カッパとポンチョとレインコート


ダラダラと長く書きすぎました。

雨の日といえば雨具ですよね
(いや、無理あるって)

見出しで書いたカッパとポンチョとレインコート
違いが何か分からぬまま、干支が3週目に入っております。

なんてことはどうでもよくて
まだまだ続く梅雨ですが、雨の中でもちょっと良い気持ちになれるようなこと
探していきます。


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