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興奮と閑散 〜東京ヴェルディvsロアッソ熊本〜

2022明治安田生命J2リーグ第9節 東京ヴェルディvsロアッソ熊本

4月9日 この日は快晴。昼間は半袖で十分なくらい暖かいサッカー観戦日和。
この日向かったのはヴェルディの本拠地味の素スタジアム。試合前の時点で2位と好調の東京ヴェルディと昇格組ながら健闘を続ける16位ロアッソ熊本とのゲーム。

今季のヴェルディは強いし、推しメン山本理仁選手を観たい。熊本も面白いサッカーをするので好都合。ついでに近くにある深大寺にも行ってみよう。バックスタンド側のチケットを購入しました。


春眠不覚暁

中国の有名な詩人孟 浩然が作った詩です。学校の授業で習いました。

春はぐっすりと眠れるものだから、夜が明けたのに気付かず寝過ごしてしまう

こんな感じの意味らしいのですが、深く共感します。

そうです。寝坊しました。
予定は全てパー。スタジアムに直行となりました。
1人観戦なので誰に迷惑をかけるでもなく、そこはよかったところ。


深大寺

奈良時代に建立された寺院で、東京都では浅草寺に次ぐ古刹だそう。
調布駅から歩いて20~30分なので、お散歩兼街歩きには丁度良い。
次こそ行きたい...

味の素スタジアム

約50,000人収容で、味の素がネーミングライツを取得。東京五輪では東京スタジアムと呼ばれていました。(ここいら紛らわしい)

深大寺から徒歩の予定でしたが、寝坊のため最寄りの飛田給駅から徒歩10分ほどで到着。試合日は京王線が増便されますし、駅からも近く、コンビニやスーパーも近くにあるので、便利ではあります。
観客数が多いとすごい混雑で大変ですが、この日は隣の武蔵の森総合スポーツプラザでイベントがあったため、それなりに人はいましたが、スタジアムに向かう人は一握りに感じました。


メインスタンド側外観
バックスタンド1層上から
センターライン延長線上の席でした


白熱の試合


試合内容としては、ヴェルディ対策をしっかりと準備してきた熊本が試合を優勢に進めます。一方、ヴェルディも要所要所で個人の技術の高さを魅せ、お互いが特典の取り合いに。レベルの高い好ゲームだったように思えます。

山本理仁

今回のお目当てはヴェルディの6番山本理仁選手。次の2024年のパリ五輪で中核を担うと期待されている選手です。先日は21歳以下の日本代表に招集されスーパーゴールを決めています。好きな芸能人は川口春奈さん。

杉山直宏

熊本の推しメンはこの人18番の杉山直宏選手。この試合ゴールも決めています。左利きでとにかく上手いので、この夏にもステップアップしてもおかしくないと思います。大卒2年目で去年はJ3でプレーしていたんて信じられません。好きな芸能人は芳根京子。

味スタで、18番で、直宏で、少し前からJリーグが好きな人であれば、小平のチームのレジェンドを思い出してしまうのでは。


閑散としたスタジアム


問題はというか、残念だったのはこの日のスタジアム。
土曜日の15:00K.Oで春の陽気の暖かい絶好のサッカー日和。
ホームの東京ヴェルディは現在2位と好調で、同日J1の試合はナイトゲーム1試合
にも関わらずお客さんは2,657人。収容率にすると5%!!!

ガラガラ

4月は新たなことが始まる何かと忙しい時期ではありますが、それでもやはりこの数字は寂しすぎる。。。

ヴェルディが財政的に厳しいというのもありますが、イベントやスタジアムグルメなど、あまりにも魅力がなく感じました。

陸上トラックのあるスタジアムで、収容率5%だとサッカー観戦の醍醐味であるスタジアムの雰囲気が全く感じられません。若くていい選手は沢山いますが、選手の知名度や試合のレベルはJ1のmixiの方が高いわけで、なかなか難しいなと感じました。スタジアムの規模感が現在のサポーターの数に合っていないので、横浜のように三ツ沢のようなスタジアムがあればなんて思ったり。

とにかくヴェルディは好きなので頑張ってほしいし応援します!


帰宅

帰りは行きにサボった分、南武線の矢野口駅まで歩いてみました。3.5kmで50分ほどかかりました。多摩川沿いを歩くと楽しくて、意外にもあっという間でした。当然、駅付近の混雑も避けられますし、私の場合はジュース1本分くらいの交通費節約になりました。

南武線に乗車すると水色の服を着た人がチラホラ。
左腕の金色のJリーグのエンブレムが眩しい羨ましい来年こそは!

等々力競技場で19時K.O川崎フロンターレvs柏レイソルの試合を観に行く人たちですね。なかには、熊本の赤いユニフォームを着た人も等々力に行くそうで。せっかく遠征して来たからには、ハシゴしたいですよね。

そんな熊本サポーターを見て、アウェイ遠征に飛び回っていた頃を懐かしく感じました。



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