見出し画像

理想のフィンガーピックを探して

私は元々クラシックギター弾きなので、一番弾きやすいフィンガーピックは何だと言われたら自分の爪と答えるわけですが、仕事や家事でダメージが入るのでいつでも万全な状態にはできません。

さらに細かいことを言うと、クラシックギターを指で弾くときとアコースティックギターやエレキギターを指で弾くときで右手のフォームが違います。(私だけかもしれませんが)

クラシックギターはナイロン弦なので、弦に対してほぼ垂直にピッキングした方が良い音になりやすいです。

一方でアコギやエレキを爪で弾く場合、クラギと同じ弾き方だとペンペンした音になってしまうので、手を少し傾けて斜めにピッキングした方が音が丸くなり聞きやすい音になります。

なので爪の形状も理想的にはクラギとアコギ・エレキ違う形状に整えた方が良いのです。しかし現実的に不可能なのと、そもそも日常生活でダメージ入り放題なので、何とかならないかとフィンガーピックを探した記録です。

①樹脂製

こちら側(ロゴがある側)を弦に向けます

定番の樹脂製フィンガーピック。昔試して違和感だらけですぐやめたのですが、時間がたつと考えが変わることもあるので再度試しました。が、拭えない違和感。
サイズが微妙に合わないのもあるのですが、爪部分の幅が狭すぎるのか弾いているうちにだんだんずれて指の側面が弦にあたってしまいます。

②金属製(ジムダンロップ)

ジムダンロップ0.20インチ

前回メタルピックを買ったという記事書きましたがメタルピックに対する偏見が無くなったので、メタルフィンガーピック試しました。

これはかなり弾きやすい!サイズ調整できるし指先からの飛び出し量も自由自在なのが良いですね。しかも演奏中にずれない。

が、人工ハーモニクスができない。(タッピングハーモニクスなら何とか・・・)
あとラスゲアードもできないことはないけどむすい・・・

③金属製(謎の中国メーカー)

アマゾンで売ってます

人工ハーモニクスは指先の肉が弦に当たればできるので、こちらを試しました。謎の中国メーカー製ですが発送がアマゾンなのでまあいいかと購入。が、試してすぐに感じるノコギリ感・・・ジムダンロップ製は全く感じなかったのでやはり中国製激安品はだめか。

しかしすぐ捨てるのはもったいのでダメもとでサンドペーパーで研磨してみると・・・お、いいじゃん
ノコギリ感が無くなり弾きやすくなりました。指先の肉が同時に弦に触れるので自分の爪で弾く感覚と近いです。人工ハーモニクスもできるし研磨前提ならこれが良いかも。

と思ったのですが、これでエレキを弾くと何やら吸い寄せらせる感覚が・・・なんとピックアップにくっつきました

どうやら磁石にくっつくタイプの金属でできているようです。ジムダンロップはちゃんと磁石につかない非磁性体なので、やはり有名メーカーのやつを買うべきですね。


今回試したものではジムダンロップの金属製が一番良かったものの、まだしばらく理想のフィンガーピック探しは続きそうです。
あ、ちなみにサムピックはジムダンロップULTEXが一番好きです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?