Amplitube5ではアンプのマスターボリュームは2つ目のゲインとして使う
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今回のセールを逃しても多分定期的にやると思います。
で、記事タイトルについてですがAmplitube5を初めて買って設定に悩んだら、とりあえずアンプのマスターボリュームをフルにする設定がおすすめです。
一般的なアンプのゲインノブは歪み調整でマスターボリュームノブは音量調整ですが、真空管アンプってボリュームノブを上げていくと音量だけじゃなくて音質も変わるんですよね。太くリッチな音になっていきます。
パワーアンプ部がドライブしていくからで、これをクランクアップサウンドと呼んだりします。簡単に言うとギタリストが大好きな気持ちいいサウンドです。
Amplitube5はかなり実物に近い挙動をするので、このクランクアップサウンドも再現度高いです。
たとえば無料版にも入っているBrit 8000アンプ↓
元ネタはマーシャルJCM800ですね。こいつは一番右のノブがプリアンプボリュームで、ゲインコントロールです。その左がマスターボリュームと書いてありますが、これ音量調整ノブじゃないですゲインです。
とりあえずマスターをフルテンにしてみてください。音量だけでなく音質も変わります。実機の100Wのアンプをマスターフルテンだと地獄のような轟音になってしまいますが、そんなサウンドを好きなだけ楽しめます。フルテンはやりすぎだと思ったら適度に下げてください。
マスターボリュームがゲインなら音量調整はどこかというと、キャビネットの右のアイコンにあるミキサーで調整します。アウトプットがクリップしたらここで調整してください。
他にも例えばFenderCollectionに入っているSuper-Sonicアンプ↓
このアンプモデルは選択した時のデフォルトがマスターボリューム3.4くらいなんですが、とりあえずボリュームを上げていくと明らかにぶっとい音になります。
GAIN1とGAIN2の2ゲインに加え、Amplitube5ならマスターボリュームをゲインとして使えるので実質3ゲインアンプとして使えます。
ちなみにFenderアンプってアンプのEQを全部0にすると音量も0になるのですが、FenderCollection収録のアンプはFenderお墨付きのモデルなので、実機と同じくEQ全0で音量も0になります。
クリーンサウンドだったら例えばSuperReverbみたいなクリーンがきれいに鳴るアンプで、ボリュームを歪む直前まで上げるのがおすすめです。
個人的にはツイードアンプシリーズやBC30TB(元ネタVOX AC30)をフルテン+トレブルブースターをつないで歪みサウンドを作り、そこからギターのボリュームを絞ってクリーンにするのが好きです。
ブースターもグライコでも歪みペダルでも色々選べるのでかなり遊べます。
ここで紹介したのは知ってる人からすると今さらかよと言われそうな初歩の初歩ですが、アンプのボリュームを上げるだけで良い音になるのでぜひお試しを。
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