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スペースマウンテン

先日、人生3回目のMRIを撮った。

1度目は高校一年生のとき。

水泳の授業中、平泳ぎをしている時、2個隣のコースでクラスの可愛い子が泳いでたので、隙を見て横を見ながら泳いでいたら

「ガクンっ」

と、起きたことない衝撃が僕を襲った。

右肩関節が外れたのだ。
#罰当たりが

最初、何が起きたか分からず急に水をかけなくなり溺れたかけた。

水泳を習っていて泳ぎにはある程度自信があった為、一瞬何が起きたか分からなかった。

なんとかその場に立ち、

「あれ、腕が上がらない」

ということに気づき、プールサイドで垂直に手をついてプラモデルの腕をつけるが如く、自分ではめた。
#こういう時の人間って知識だけじゃ語れない行動をとる
#今思うとなんでそんなこと出来たんだろう

2度目は、25歳の時。

コロナ禍に群発頭痛という病気に罹り、救急車に運ばれ後日の精密検査で撮った。

この病気は症状なのか疾患名なのか怪しいくらいの原因不明の非常にキツイ頭痛だ。

あるとすればストレスから来ると言われている。

出来れば"あなた"にはならないで欲しい。

その後、数日後もう一度救急車で運ばれるくらい本気でキツイ頭痛なのだ。

柔道整復師でもある僕は、ある程度病気に詳しいが当時は群発頭痛というマイナー頭痛には詳しくなく、くも膜下出血を疑った。

くも膜下出血というのは、病態のひとつに非常に激しい頭痛というのがある。

群発頭痛の痛みが非常に激しい頭痛でなければ、くも膜下出血はどれほどの痛みなのかと問いたいほどだ。

出来ればなりたくない。

そして今回の3度目。

去年あたりからその頭痛はふつふつとまた再発を繰り返し、去年末から年始にかけて我慢ができないほど酷くなった。

ので、先日病院に撮りに行ってきた。

MRIを撮ったことの無い方に伝えると、検査着に着替え、貴金属類は全て外し、身体を固定され、ドーム状の狭くうるさい機械に入れられて撮るのがMRIだ。

3回目ともなれば慣れたもんで、大体20分ほど

「ウィーン、シャンシャンシャンシャンシャン、ピー、ゴガガガガ」

と言ったようなあたかもいつの日かの引越しおばさん並の騒音に耐えながら撮るのだが、僕はMRIを撮る時中でいつも思ってることがある。


「スペースマウンテンみたいだなァ」


撮ったことある方わかるよね?

僕だけ?

なんかさ、身動き取れない感じとかうるさいのとか、閉塞感とか総じてスペースマウンテンみたいじゃない?


スペースマウンテンがリニューアルで2027年まで乗れない今、恋しくなったディズニー好きの皆々様は、MRIを撮りに行こう。
#どんな啓蒙活動やねん


かわいい女の子とディズニーに行きたいなァ、

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