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鬱だけど会社に行かなきゃいけないケンくん(26)のためだけの坂口恭平ラジオ 文字起こしメンバーの分

こちらは11時間49分にも及ぶ 鬱だけど会社に行かなきゃいけないケンくん(26)のためだけの坂口恭平ラジオ の最後の約19分の内容です

今回の文字起こしメンバーの一人である はちさん からお預かりした物を 了承頂いて載せています😌❤️

11:30 ~ LAST

坂口さん)俺は下北のナスオヤジだけなんだけど。カレーって。ん。 俺、東京ってそうなんだよな。でもみどりだから全然違いそうやんな。 あそこん、恵比寿のカレー屋も美味しかったけどな。 なんだっけ、あそこ。な、何カレーか。あれもスリランカカレーか。 

M さん)なんだろ?

坂口さん)ふぅん。やぁはぁ、わかった。M ちゃんほんとありがとね。

M さん)ありがとうございます、こちらこそ。

(坂口さん、M さん 2 人笑う)

坂口さん)どしたん?どやったら切れるのこれ。これ終わるよね? 俺ももちゃんとたぶん電話が切れたらもうたぶんやる気なくなってたぶんもう、もうスペース終わります、 みたいになるよねこれ。

eee さん)ありがとうございました。

坂口さん)(笑って)eee が、eee がもうほんとに。eee 切るのもう?

eee さん)え?はい。

坂口さん)ん、ありがとね、eee。じゃ、絵は売るよ、頑張って。

eee さん)はい。

坂口さん)OK。やるだけやってみよ。

eee さん)はい。

坂口さん)じゃあ 10 万はちょっと高すぎたのね。びっくりしたのね。

eee さん)はい。

坂口さん)5 万、5 万でやってみるか。やってみよ?5 万円でやってみよ?

eee さん)5 万...

坂口さん)5 万はやってみようよ。お前それぐらいの字は出してっるって。ほんとに。

eee さん)え...3 割坂口さんに

坂口さん)うん、3 割取られるから、だから 3 万 5 千円になるよ。

eee さん)はい。

坂口さん)それでいい?

eee さん)大丈夫です。

坂口さん)うん。よし。じゃあ頑張って俺も命懸けで売るわ。

eee さん)はい。

坂口さん)しゃ、よし、やってみよう。

eee さん)はい。

坂口さん)またね。

eee さん)ありがとうございました。

坂口さん)うん。 坂口さん)そうなんだよな。みんなはいなくなるんだけど、ももはなぜかいなくならない。(笑う)もも今 日仕事休みやったの?

M さん)今日、そうですね。仕事は休みでした。

坂口さん)あ、休みやったんだ。へぇ、こんな時間に? 

M さん)今夏休みをちょっと取ってて。 

坂口さん)あ、と、取れるんだ。なるほどなるほど。 

M さん)はい。

坂口さん)へぇ。なんかコメントも 90 何件きてんだけど全然何にも見えてなかったかも。えぇ?どこにそん な 90 何件がきてんだろ、これ?なんか質問 90 何件て、90 何件て書いてあったんだもの。まいっか。じゃ あ。とうとう終わるよ。

M さん)はい。

坂口さん)さぁ、みんな夢は、次はいつか分かんないけど。

さぁ、みなさん、ありがとうございました。

じゃ最後石牟礼道子のえー「海底の修羅」を歌って終わりましょ。

みなさん、ありがとね。


墓場を出て丘をくだる

流れをくだる

舟はもういらない

わたしが舟だから

海底だと思っていたのは

頂だったのだ

不知火海

墓にするには浅すぎる海

陽が霧のように溶け込んで来たので

天と海が そのとき

ゆるりと入れ替わったのだ

墓場を出て丘をくだる

流れをくだる

舟はもういらない

わたしが舟だから

海底だと思っていたのは

頂だったのだ

不知火海

墓にするには浅すぎる海

陽が霧のように溶け込んで来たので

天と海が そのとき

ゆるりと入れ替わったのだ

天と海が そのとき

ゆるりと入れ替わったのだ

坂口さん)はい、「海底の修羅」という歌でございました。 はぁ。もも、まだ繋がっとるじゃん。

M さん)(笑う) 

坂口さん)もも、思ったんだけど。これ本になるわ、そのまま。 これ、今日のこと全部本にすればいいんだ。

M さん)そうですね、このく...

坂口さん)これ、おもしろいかも知んない。

M さん)12 時間分?

坂口さん)うん。

M さん)うん... 

坂口さん)いや、すごいかも。だってしかも俺疲れないんだよ。やっぱやばいよね、これね。

M さん)やぁー、すごいですね。 

坂口さん)やっぱ人のために動かさしていただけるなら、もう俺たぶん、死ぬまでやるよね、ほんとに。 だ、最後に死ぬんだと思うよ。

みんなが無事にしても、ずーっと俺番組やるんよ、たぶん。 まじでみんなが路頭に迷って、食えんくなっても、俺んとここいっつって。 ずーっと笑える話やん。みんな周りのやつが、身内が死んで、身内が死んでってなってみんな泣いてんの に、笑わせることしか考えてなくて、もうおまんこ触ることしか考えてない、たぶん。

M さん)(笑う) 

坂口さん)そしたらまた生まれました、こちらで生まれましたとかって。恭平さん、また恭平さん...(笑い 声)そうかぁって。あぁ生まれたかぁ!って。よかったよかった。もう 3 万人が 37 人に減って、ほとんどが 飢え死餓死してたものが、また生まれたぁ!とかって。(拍手)生まれた歌をまた作らなきゃぁとかいって 

坂口さん)は、またその小説書けるなぁとかって思っちゃう。止まんない。これがテキスト書くってことな んやろな、たぶんね。こういう風に書かせてよっていつも思う。でも俺、俺は頼むから何もしなくていいか ら死ぬまで作らさせてください神様、神様っていつも思ってたから。誰も応援しなくていいからって。私は ちゃんと出来るから、とにかくやらせてくださいって言ってた。そしてそれが、たぶん今はもう完全に実現 してんだ。

M さん)そうですねぇ。いやぁ、すごい。 

坂口さん)でもなんかね、こんな励まされることないじゃん。だってやれてるやつがいんだから。(笑い 声)まじ、もうすでに。しかもどんな家族より電話しやすいん。

M さん)うん。

坂口さん)しかもたぶん誰も出来ないことをやれてる可能性もあんのよね。

M さん)うん。

坂口さん)そのギャップがたまんないわけよ。興奮すんのよ、俺。 こんなアクセス簡単な、いつ電話してもなんかあいだに、あぁちょっと待ってよ、坂口は今忙しいんでって いう人が 1 人も入っていないじゃん、俺には。

M さん)いや、ほんとに。

坂口さん)ね、なぜかももですか?M ですか?え、いやちょっと分かりませんとかなんかそういう感じがな いじゃん、もう。誰にも確認しなくていい。 俺は声なんだ。声のキーがすごいから。声の鍵だからさ。しかも全部受付んの俺だからさ。

M さん)そっか...

坂口さん)eee もあそこに行けよ。かみ屋に。日本橋の。ちゃんと俺が伝え、伝、俺がそのかみ屋に...面白い から何にも伝えないでやるから。eee がそのまま自分で行きな。

(eee さんの真似で)坂口さんに紹介されて来ました。紙をください。言っていいから。かみ屋ってまさ に。調べて行ってごらん。日本橋のかみ屋ってとこ。きっとお前だったらちゃんと守ってもらえるかも。言 っていいから。(eee さんの真似で)実は家がなくて...なんとかするから。よかったね。なんかも、も映画が 終わりそうだよ、もうほんとに。終わりたくないよ、俺も

(2 人笑う) 

坂口さん)もうケンは、ケンは家に帰ってんじゃね?夏休みまで頑張りますだって。夏休みっていつなんだ ろ?あぁでもちょっと今ゲンとアオが寂しいって顔出したな。頭ん中で。

M さん)じゃあ。

坂口さん)やばいね。

M さん)行かなきゃですね。

坂口さん)じゃあ、離れるってことですか、これ。もう、ほんと。

M さん)はい。

(2 人笑う) 

坂口さん)もう俺好きなんよね。このうだうだのタイム。最後。帰る、帰らないみたいなやつがね。好きで ね、ほんと。もう何百時間でもやれちゃうんよね。疲れてないの?っていつも言われてた。よかったね。楽 しかったね。

M さん)楽しかったです。 

坂口さん)じゃ、もうずっと、もうももはレギュラー決定なんで。ま、もちろんね、忙しい時はあれだけ ど。もうももは...。俺って普段は知らない人と喋るとそれは大変だから。

M さん)はい。

坂口さん)つまりこれ、あんまりやったことなかったわけじゃない。他の人いれるの。

M さん)うんうん。 

坂口さん)だから今回はたぶんそのなんかレギュラーメンバーあのオーディションだったっぽい。だからナ モナキとてのひらとももと eee と。この 4 人とあとケンも。 でもやっぱり今回はよかったよね。ケンがいてくれたからただのナンパ塾じゃなくなってたもんね。

M さん)そうですね。

坂口さん)常に俺とケンの間の愛情が常にこう守ってくれてたから。

M さん)うん。 

坂口さん)やっぱりケンがほんと守ってくれた、今回。8月11日からか。じゃあそうか。あと 10日頑張ろ う。まあ困ったら、俺この番組やるから。もうケンのためにやるから。お前頑張ってさ、夏休みまでちゃん と生きるようになれ。そんで夏休みになったら、8月11日からだから、俺がイスタンブールに行ってる時だか ら、お前イスタンブールに来い。俺のホテルに泊まっていいから。俺と一緒なんだよ、お前。俺の夏休みと お前の夏休みが。やばいことに。お前、イスタンブールのチケット買え。35 万するぞ。ずっとイスタンブー ル行きたかったんです、まじで。お前、ケン、来い。ケン、お前貯金ないの?今、価値はあると思うよ。み んなが行かないから高いけど、みんなが行かない意味があると思う。今しかもロスまで 8 万くらいだったよ ね、往復で。ほんとずっと行きたかったの?まじでお前ちょっとお金を捻出しなさい、もう。 ももは?8月11日から夏休みは?取れないっすか?

M さん)そうですね... 

坂口さん)みんなで海外行ったら超楽しそうじゃない?すっごい、恭平さん、寝てください、みたいな。い や膝枕しないと寝ませんて。もう分かりましたよ、とか言って。もう楽しすぎるじゃん、その修学旅行。

よかったね。今日親友が生まれたもんな。俺とケンとももとてのひらとナモナキと。ま、バランスが取れてる と思う。でやっぱり eee がいるのが大事だから。eee はもうなんかこうなんかちょっととっきどき声出すか らね。こういいんじゃないっすか、この 6 人パーティーで。ちょっともう考えろ、ケン。イスタンブール行 きを。うちらのその、レギュラーメンバーちょっと全員ちょっと考えといて。頑張ってこれ本にしてみる わ。もうこれ出版は自分のとこしか出来んと思うけど。もう超適当な、あのもう装丁で良ければ出せるか も。面白すぎる。あ、でも分厚くなんのか。よくよくよく考えたら。12 時間だもんね。

M さん)12 時間分ですからね。 

坂口さん)やっばくない?なんかもうジェイムズ・ジョイスみたいな感じでしょ?ケンが、ケンが出社して 退社するまでの物語。やばい。ああもうああったほんとすげーなこれ。作品だったんだ、俺。作品を俺作っ たんだ。だからこんな元気だっただんだ。

M さん)うん。

坂口さん)わかったよ、俺。ほんと。作品を作ったんやと思う。

M さん)やぁー。 

坂口さん)ほんとギャラ払いたいわ。いやぁ、もうこれ小説じゃん。やばいのがもう小説がすること、俺が 超えちゃってるからもう。もう、現実だもんね、これね。だから現実の事として書けるのってのが幸せだよ ね。また時々襲ってきた来たこの、え、ももが聞こえない、ももがいないかも知れないタイム、これ入って る?

M さん)あ、聞こえてます。

坂口さん)ももちゃん、聞こえてる。

M さん)聞こえてます。 

坂口さん)ちょっと、ちょっと今ももが、ももの相槌がないと不安になるみたいなってる。あ、フーちゃん だ。ご飯もうすぐできるよだって。はーいってやっとこ。今終わったよーって。やっぱフーちゃんすごいよ ね。この一声なんだよなー。みなさんお世話になりました。たぶん(午前)6 時半から(午後)6 時半だから 12 時間やってるな、これ。まぁ俺が俺とケンが会って 12 時間なんだよ多分これ。ケンから電話がかかって来 たのがまじで 6 時半なの。やばくないこれ?

M さん)やばいですねぇ。

坂口さん)12 時間後のケンだよ。夏休みまで頑張る。みなさんありがとうございますだって。みんなほんと ケンに、でも俺らがケンに感謝だよね。ケンのおかげでこんなおもしろい遊びを、あり得ない遊びをね。あ り得なすぎだよ、この遊び、ほんと。

M さん)じゃあ、ありがとうございました。

坂口さん)ありがとね。

M さん)はい。

坂口さん)普通にももちゃんちょっと、連絡してよ、まじで。

M さん)はい。 

坂口さん)よかった。最後。考えますじゃなくて、はいって言ってくれたから嬉しかったっす。またね。

M さん)はい、また。

坂口さん)じゃあももちゃん、またね。

M さん)はい。ありがとうございます。 

坂口さん)じゃあもうスピーカーから削除するよ?さびしぃー。バイバイ、ももちゃん。いやあ、お疲れ様 でした。えー、ていうことで、みなさん本当に、つか最後挨拶しに来てる。なんかよう、その律儀なナモナキが俺好きだよ。

ナモナキさん)いや、ももさんいらっしゃる時にと思いながら。

坂口さん)ああ、そうかそっか。ごめんごめん、気付けなかった。

ナモナキさん)いやなんか。

坂口さん)ちょっとなんかね、うちらちょっとなんか安定のメンバー揃ったよね、今ね。

ナモナキさん)安定のメンバー。

坂口さん)ちょっと頼むよ。ナモナキが多分いちばんちょっと真ん中にいるタイプだから。

ナモナキさん)ほおう。

坂口さん)うん。

ナモナキさん)なんか、スーパーボールって言ってたから大丈夫かなって。 

坂口さん)あ、スーパーボール大丈夫。明日。大丈夫。うん。明日も 1日やると思う、俺。やばいやろ。 2DAYS かもしんない。

ナモナキさん)忙しい。

坂口さん)ほんとの暇人って分かったでしょ、みんな。俺が。

ナモナキさん)やぁー。 

坂口さん)みんなのためだったらこの時間やるけどね。まぁそうじゃなかったら他の事やんだけど。 

ナモナキさん)暇って大切。うん。 

坂口さん)うん。パパってこれやるって時に、ごめん俺これでいけないって言われたことないって言われ た。アオちゃんに。

ナモナキさん)うん。

坂口さん)いつでも準備万端。

ナモナキさん)そんな色々やってていつも準備万端。 

坂口さん)そう、準備万端だよ。やばいのが、そういえばシュー、シューヘイ、わ、すごいね。経済の作り 方、インタビュー内容も文字起こしほぼ完成しましただって。

ナモナキさん)すごいね。

坂口さん)すごいね、みんな。じゃあこれは、note に俺がアップしてみんなに読み直せるようにします。じ ゃあ、ナモナキもありがとね。

ナモナキさん)いえ。こちらこそ。

坂口さん)じゃあ今度、泊まりは行っていいのね。3000 円出せば。

ナモナキさん)ははっ、そ、いい eee さん。 

坂口さん)俺とナモナキはなんかね、そ、そんなことにはなんなそうよね。 

ナモナキさん)そうですね。ならないと。 

坂口さん)なんか俺が相談しそう。俺がナモナキに、多分。相談係でしょ。

ナモナキさん)相談係。私が? 

坂口さん)うん、ちょっとももちゃんと実はって。もうだめですよーとか言われながら。 

ナモナキさん)フーさんにすぐ言いますよー。 

坂口さん)ほんと。そうそうそう。楽しかったっす。ありがとね。じゃーねー。 ナモナキさん)じゃーねー。

坂口さん)ていうことで、みなさんお疲れ様でした。さぁ、切るぞ。3 ・ 2 ・バイバイ👋

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