自分の執着を手放すことを決めた!
休職3ヶ月目に突入し、やーっと自分を苦しめていた「執着」を手放す必要があると気づけた。
わたしは「キャリアウーマン」としてバリバリ出世したかったし、「素敵な奥様」としていつまでも綺麗で夫に愛されていたかったし、「いい母」として子供達の食事や教育も疎かにしたくなかった。
だから9時から18時までフルタイムで働き、ネイルやらエステやら美容室やら自分磨きはもちろん体型キープにも気をつけ、子供達の食事も毎食手作りして上の子は幼稚園受験もした。
が、実際は…人を叱ることも緻密な計算をすることも起案資料を作ることも本当は苦手。部下の育成も、起案も苦痛で仕方なかった。美容に気を遣っているのに、夫が自分よりも全然ブサイクな女と浮気したことに自尊心を大きく傷つけられた。頑張って食事を作っても、子供達に投げられたり食べてもらえなかったりすることがあり、子供を叱りつけていた。
子供を寝かしつけた後も仕事したり、朝4時に子供に起こされたりで、ずーっと睡眠不足が続いていた。家事育児を一切合切ひとりでやって、体力的にもヘトヘトだった。
上司からは「他にも子どもいる人はいるから」と言われ、そうだよねと何とか騙し騙し頑張った結果、過労でぶっ倒れた。
全部をかっこよくこなせる理想の自分になりたかった。けど、わたしにはそんな能力なかった!ってことをやーっと認められた。
メディアに取り上げられるスーパーウーマンたちや、職場の先輩ママたち。確かにみんな「子どもいるのにバリバリ仕事できてる」んだけど、子供がもぅある程度大きかったり、上の子が下の子の面倒を見てくれていたり、実家の両親や旦那さんがめっちゃ協力的だったり、ほぼ毎日シッターさんお願いしてたり、割り切って保育園→公立小&学童だったり、子供の食事は冷凍食品やお惣菜だったり…
うちみたいに2&3歳年子兄弟じゃないし、全てを自分ひとりで完璧にしようとしてなかった…。
と、いうことにやっと気づき、取捨選択することを決断。
一番優先したいのは子ども。わたしは子供が一番大事だし、食事も変なものは食べさせたくない!一緒に遊びたいし、おうちでも色々教育したいし、お受験だって一緒に頑張りたい…!
夫には腹しか立たないし一生許さないけど、経済的にも精神的にも子供達に父親が必要って理解できるから割り切れる!
次に優先しなきゃなのは自分自身。多くの日本人がそうだけど、他人のためにって頑張って自分を大事にできてない。ぶっ倒れて、自分時間が全然なかったことに気づけた。こうやってnoteに思いを整理したり、本を読んだり映画を見たり、ひとりでぼーーーっとする時間が必要。
というわけで、もし職場復帰できても役職にはつかず、時短勤務で16時には退社しようと思う。やる気ないとか思われるのが嫌で頑張ってたけど、その結果が休職だからもぅ周りにどう思われてもいいや!万が一離婚するときの為に少しでも貯金を…って給与下がらないよう頑張ってたけど、ある程度貯まったから全然平気だし!もぅ割り切って一生養ってもらおう!笑
わたしが理想としていたキラッキラの「素敵なワーママ」にはなれなかったけど、自分と子供の笑顔を優先しよう。
と、一番得たいもののために執着を捨てたら、少しだけ楽になりました。