WHITE ALBUM2 プレイ記録(プレイ完了)
もう買ってから3年以上経ってるけど、できれば今年中…..くらいにはクリアしたいのでちゃんと記録しておく。
10/15追記 クリアしました!!
最終更新日
2022年10月15日
プレイ記録(備忘録)
2019年6月15日 購入+初プレイ
2019年6月15日 introductory chapter クリア
2019年6月16日 杉浦小春ルートクリア
2022年7月24日 和泉千晶ルート(ノーマル+TRUE)クリア
2022年9月23日 風岡麻理ルートクリア
2022年9月25日 小木曾雪菜ルートクリア
2022年10月1日 coda 雪菜ルート/かずさルートクリア
2022年10月15日 codaかずさtureエンドクリア
2022年10月15日 coda雪菜trueエンドクリア
各ルート感想簡易メモ(ネタバレあり)
introductory chapter
高校編が面白すぎてひと時も目を離せず、買った初日に全部クリアしてた。イントロはアニメ化もされているのでアニメも観て記憶は補完。
自分の好きになるキャラの傾向的に分かっていたことだけど、雪菜に沼る。この子、好きすぎる。それ故にclosing chapterを精神に大きなダメージを受けながら読み進めることになる。いや、誰推しでも同じか….。
杉浦小春ルート(closing chapter)
イントロチャプターが衝撃すぎて他のヒロインとか知らねえから早く雪菜とかずさとの行く末を教えろ、とか最初は思っていたのが懐かしい。調べたところ3人のヒロインが大学では追加されていることがわかったので、まずは一番見た目が好みの小春を選んだ。
正直今書いてるのがクリアした3年ちょいあとなので記憶があやふやなんだけど、個別ルート突入後はあまりのシナリオの重さに絶句してた気がする。いじめネタは鬱展開の定番だけど、心がすさむ….。このルートで雪菜の弟の孝宏くんが好きになった。
小春希と武也に言われるくらいおせっかいな性格なので個人的にはあまり好きなタイプではなかったが、ビジュアルはとてもいい。可愛い。ちゃんと好意を持った後の変わっていく様はとてもよかったね。
和泉千晶ルート(closing chapter)
小春ルートクリア後は色々と環境の変化等もあって、なかなかプレイできてなかったのでなんと久しぶりに起動したのが3年ぶり…!あらすじを思い出すところからかな、と思ったけど意外と覚えてた。
まず、一言。俺はこのヒロインがクッッッッソ嫌い。シナリオ的には面白かったけど、千晶は本性を現してからは一切好きになれなかった。表面上は中世的な性格で馴れ馴れしいキャラ、なんだけど抱えている闇がとんでもない。ノーマルエンドは表面上の千晶しか結局見れないんだけど、トゥルーエンドが本当にこのルート良い意味で狂っているなと思った。
千晶の正体は天才的な役者。常に演技してる。結局春希に近づいたのも全部演技。それにより狂わされる春希。クソすぎる…。ただ、その実情の描写や背景となった出来事の記述がうまくてシナリオは一気に読み進めてしまったね。春希に真実が告げられた時の残酷さと言ったら…。
あとは、千晶ルートでの雪菜がめちゃくちゃ好き。千晶と1対1で話すときの、「私の演技完璧だったでしょ?」のところヤバすぎる。情緒おかしくなるわ。
正直、千晶のことが嫌いすぎてこのルートだけは最後に春希に千晶を救ってほしくなかった。でもそれくらい印象に残るルートだったのは間違いない。
風岡麻理ルート(closing chapter)
年下⇒同年代⇒年上という順に図らずもプレイ順がなったな。麻理さんのルートはマジでエンディングへの入り方が素晴らしかった。キャラクター的にもかずさと重なる部分が多い強気のキャラだし、本当に会えないBAD的なTRUEエンドなのかと思ったけど、まさかニューヨークまで追いかけているとは…笑
結構このルートは春希のダメな部分というか、独りよがりな部分が年上相手だからか多分にみられた気がする。過去のトラウマであるかずさと重なる部分もあり、雪菜との関係性もなあなあになっている中での頼れる部分があるからこその自己開示だったのかなとも思う。
あとは他ルートで散々ほのめかされてた長野へのスキー合宿、ようやく観れた…。雪菜クッソ泣いてて俺も泣いたけど。
小木曾雪菜ルート(closing chapter)
自分の観たかった結末がここにあった。3年間我慢してきた雪菜。だけど彼女の中にも悪い部分があり、春希にも悪い部分があり。お互いに詰め寄りたいけど近づけない。そんなもどかしい距離感を解決してくれるようなエピソードでありつつも、どこか不安定さを残した雰囲気がたまらない。ずっと暖かくもそわそわした感覚でプレイしていた。雪菜は本当に最高に面倒くさくて愛おしいな…。まぁこのルートは本来春希が通るはずだった道をちゃんと行った場合の過程でしかないというわけだよな。codaへの入り方がエグすぎて鳥肌立ったので、すぐにcodaをプレイし始めます。
小木曾雪菜ノーマルルート(coda)
二人を阻むものが何もなくなったと思ったら起きるすれ違い。かずさは二人にとってはそれくらい特別なんだよな…。
一番印象的だったのは、かずさが雪菜のライブに行きたい、一目見たいと思ってくれていたのが本当にずっしりと心に来た。やっぱり春希を通じて絶妙な距離感を置いてしまうけど、二人は親友には変わりないんだよ。それがどんな形であれ。かずさの気持ちの底にある部分が見えた良いシーンだった。
あとは柴田さんの家にかずさを連れていったときのあったかさが良かったね。単なるハウスキーパー以上の存在。
付属の教室で明かされる5年前の真実は悲しく、切なく、、、、。見透かしたようなタイミングでの雪菜のメール。何もかもが切なすぎる…。
このルート、マジでなんも解決してない。結局気持ちは抱えたまま感情を別の形で上塗りしただけなんだよな…。すべてはトゥルーのための反省に。
冬馬かずさノーマルエンド(coda)
ある意味一番ホワルバらしいルート….なのかな….。
雪菜派としては最も見たくない過程なんだけどね…。事後のシャワーを浴びるときの雪菜のモノローグが胸に突き刺さる。
単なるノーマルルートの位置づけとは違う、という意思を感じるな。結局全員傷つく。誰もが心に傷を背負いながら生きなければならない….。嘘をつき続けながら。
結局雪菜がいなければ春希は生きていけないんだけど、かずさへの気持ちはある意味で一度成就したが故に一生忘れれない体験として染みついた場合のエンドだね。
冬馬かずさtrueエンド(coda)
codaノーマルと違い順序は守った(?)けど、結果色々な人を傷つけてしまう最悪なルート….と感じるのは自分が雪菜推しだからなのかな…。人生のいろいろなタイミングはうまくいかないことだらけだなと思わされるシナリオ。
凄く印象的だったのは武也かな。朋も依緒も春希を糾弾してたけど、武也は春希の立場に立ちながら説得という手段を選んだ。春希が武也のことを本物の親友だと気づくシーンで号泣した。男同士のこういう展開が一番弱いのよ…。それすらも、捨ててしまう選択にはなってしまうけれど。
小木曾家での会話は、孝宏くんの気持ちが痛いほど伝わる。俺でもぶん殴るわ。
雪菜とかずさの直接の会話シーン。壊れてしまった雪菜が見ていられない….。それでも本能でかずさの自傷行為を止める雪菜が好きなんだよ…。
3人の想いが溢れすぎて、忘れられないエピソードでした。エピローグでも俺は救われないので、雪菜trueで救われてきます。
小木曾雪菜trueエンド(coda)
かずさtrueのシナリオ展開をベースとしつつも、違うのはちゃんと春希が雪菜に正直に向き合うこと。雪菜もかずさと徹底的なまでに向き合った。
無心で進めてたけど、3人の関係性がintroを思い返すように進んでいく様や、武也と依緒までも友達として認められるようになったかずさの心持の変化にポロリと…。
公式にグランドルートと言われているわけではないが、間違いなくこのルートが最適解。最後にやるのはこのルート以外あり得ない。それくらい自分の中では凄くいいところに着地してくれたシナリオだった。名作と呼ばれる所以かな。
途中でも何度か泣いたけど、1番泣いたのはエンディングの時の記憶が流れている時の後ろの映像…。春希と雪菜の結婚式のショットが連続で流れていく演出にやられた。3人のバンド演奏、かずさと抱き合う雪菜、泣きじゃくる小木曽家、いい雰囲気の武也と依緒、、、
あぁこれが見たかったんだなぁというものを最後に見せてくれて感謝しかないな。
まとめ
まさかクリアするまでにこんなに時間をかけると思っていなかったけど、長い…それこそ作中で3人が過ごした時間…ほどではないけど時間をかけてクリアしたことで感情移入度も増した気がする。
やはり丸戸史明最高傑作と言われるだけのある脚本で、キャラクターの立ち方も素晴らしく、音楽も最上級。間違いなく人生においてこの作品をプレイしたことは大きな自分の中の財産となると感じられる一作だった。
小木曽雪菜が好きすぎるので、次何か公式で動きがあったらグッズを買おうと思う。面倒だけど、最高のヒロインだよ…。
あとはやっぱりこの時代になってもなお、自分はPCゲームをプレイしてる時の没入感が本当に好きだと思わされた。
過去の名作も、今後の気になる作品も時間が許す限りプレイしていきたいな。
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