TALES OF SYMPHONIA FESTIVAL ～20th Anniversary～イベントレポ #TOS20周年おめでとう #テイルズイベント

ペーペー

2023年10月22日 11:09

はじめに

掲題の通り、テイルズオブシンフォニアの20周年アニバーサリーイベント@オリックス劇場に行ってきた。
結論、20年分の想いが詰まったとんでもないバケモンイベントだった。いや本当に…。

昨日泣きすぎて目がパンパンですが思いの丈をできるだけ鮮明なうちに綴っておきたいのでイベント・ライブ参戦後恒例の簡易レポ書きます。
ネタバレはバンバンするかもなので気になる人はアーカイブ視聴してから読んでください。

今回の記事ではイベントについて書くので、自分とTOSの出会いや想いは以下の記事を参照。
(今読み返すとかなりあっさり記述しているように見えるけど、自分の人生に影響を与えたゲーム三選に入るコンテンツです)

開催概要

テイルズは他シリーズもそれなりにプレイしてはいるけどシリーズの熱心なファンではないのでテイフェスは未参戦。つまり、今回がテイルズシリーズで初参戦のイベントとなった。

配信チケットも購入できるので興味ある方で現地参戦できなかったor存在を今知った方は急いで購入を！また、Blu-rayの予約も始まってるのでアソビストアから予約をしましょう。

入場開始前まで

当日の早朝に夜行バスで大阪着。午前中は天王寺動物園で主にキーウィを観てました。可愛い。

あとは事前物販ひよってあまり買えなかったので当日物販でペンラとアクキーとランダムステッカーを購入。

コレットのアクキーは事前。ペンラは買いに行った時はほぼ売り切れだったけど残ってたしいなを購入したらアクキーもしいなが出た。ランダムステッカーは被りなしかつ推しのコレットが出て嬉しい。

会場と座席

会場: オリックス劇場@大阪
座席: 1階11列下手側

入場時に座席判明システムを初めて体験した。前日、行くまで座席わからないの慣れなすぎて緊張しまくりだったんだけど、いざ当日はこのイベントがあまりに楽しみすぎてめちゃくちゃ浮き足立ってたのであまり緊張とかする暇もなかった…笑
結果かなり観やすい席で良かった。

ちなみに俺なんか比じゃないくらいにTOSをやりこんでいる妻との連番での参戦。チケ取れた段階から楽しみすぎてずっとソワソワしてた妻と逆に全然実感が湧かず開演1時間前になり急にソワソワし出す俺という感じでした(?)
他にも夫婦やカップルで来てるっぽい人結構いて、20年もやってるとこんなことにもなるよなと思った。感慨深い。

イベント本編感想

オープニング

ライブ:Starry Heavens/misono

なぜか自分の中の予想でmisonoの登場は終盤だろう、と脳内で決めつけてしまっていたためど頭から脳天直撃脳汁ドバドバ涙もダバダバ。人生で開始3秒で泣いたのはこのイベントとあの花の劇場版だけである。
(冷静になれば最初にテーマ曲歌唱は予想できたと思うけど冷静じゃなかった)

自分はGC版を友人と一緒にプレイしてたのがシンフォニアとの出会いの始まりだったのでStarry Heavensは本当に色々な思い出が詰まった大切な楽曲。みんなで中学時代からカラオケに行った時絶対歌ってたし、自分にとってシンフォニアでの”友人と一緒にRPGをプレイする”という体験は凄いその後の人生のベースになっていて、いろんな感情が詰まりすぎている楽曲。なのでゲームへの想いはもちろん色んな感情が溢れて最初から泣いた。本当に良かった…。

朗読劇パート

最初のオープニングライブで泣かされて情緒ヤバくなってたところに畳み掛けるように始まる朗読劇。便宜上朗読劇と表記してるけどところどころにゲーム映像やスキット挟んだ形式でゲームの世界への没入感を演出。このパートが超絶良い意味で期待を裏切りすぎていた。

普段アニメやゲームに触れ続けている人なら今の時代にTOSのパーティーメンバーのキャストを全員集めることがどれだけ大変なことなのか想像に難くないと思う。だからこそ、そんな時間のないキャスト陣が事前準備もある程度必要な内容と量の朗読劇はやらないだろう、やってもギャグテイストのスキット風台本かな…と勝手に考えていた。…が実際はその逆。入り口で観客に渡されたのはとんでもなく分厚い台本。

開演前のナレーションでもジーニアスが執拗に中は終わってから見るように言ってたね。

この台本を渡された時から少し期待度は上がっていたが、実際に披露された内容に多分会場の半数以上の人たちは1回以上泣いていたと思う。これはマジ。ちなみに俺が泣いたと書いてる時、本当に泣いてます。歳かもしれない。

細かく書きすぎるとアレなので特に良かった/印象に残ってる部分を箇条書きにする。

まず前提として全員のお芝居が良すぎる。20年経っても変わらないどころか深みを増すキャラクターの解像度。この人たちがこのキャラクターのCVを担当してくれていて本当に良かった。
冒頭、ロイド役の小西さんと一緒に現れたのはまさかの”ノイシュ役”としての冬馬さんで笑った
全体通してめちゃくちゃシリアスとギャグのバランスが整っているかつ本編の名場面を思い出させるような脚本演出映像が天才すぎた。実弥島さん短期間でこれ仕上げるの凄すぎるしシンフォニアへの愛をすごく感じた。本人のSNSによると本当はもっとボリュームあったらしい。
コレット推しのワイ、初めて聴く水樹奈々の生アフレコがコレットで感激しすぎて一言目で号泣。20年好きで良かった…。
会場巻き込み型のペンラの色や点灯有無でシナリオを分岐させるのシンフォニアらしさ全開で素晴らしかったし、リアルな反応に応えるキャスト陣も流石すぎた。いやでもクラトス/ゼロスルート分岐のところはあれゼロスの方が多くなかった！？笑(追記:台本読みました…。あれゼロスルートだった…)
進行の中の随所で名シーンを振り返る構成。会場内から聞こえる悲鳴に近い歓声。全部良かったけどやっぱりコレット推しとしてはフラノールイベント生アフレコ聴けたの嬉しすぎ。
ミトス役の高山さんも収録で参加してくれてありがとう…。
名シーンプレイバックのたびに泣いてたし、2ヶ月後設定の会話がとても良くて笑ってたし、劇の締めでゲームでお馴染みのクラトスのナレーションから最後はロイドが締めるのも天才すぎて泣いちゃった。

なんか他にも書きたいことありすぎるんだけど、際限なく文字数が増えていくのでこれくらいにしておくか…。まだ台本読めてないので改めて読んで余韻に浸ります。

とにかく、これだけのキャストを集めた上でこんな密度の濃いものを見せられて、大満足でした。いやこれもう終演だろ、と思って腕時計見たらまだ1時間だった。精神と時の部屋？

キャストトークパート

大号泣の朗読劇の後は大笑いの連続のトークパート。自分は普段音楽ライブ系のイベントには足繁く通うけどトークメインのイベントはそこまで現地経験のないオタクなのでキャストがある程度自由にトークするのを生で観るのは結構新鮮だった。しかもあのキャスト陣勢揃いだからね…。眼に耳に記憶に焼き付けた。

大塚さん筆頭に20年前の作品が故に記憶が…と皆さん仰っていたけどそんなものを感じさせない演技を前パートで見せられているからそんなことは杞憂だった。当時の思い出エピソードを語るキャスト陣。何といってもアフレコ時も含めての初めての”全員集合”が故にキャストの皆様も全員楽しそうで嬉しそうだったのが本当に印象的だったね。時系列で当時放送されたCMを振り返ったり、観客のレスポンスを反映した名ゼリフ・術技再現(別名小野坂昌也血祭り)だったり、常に口角上がりっぱなしのパートだった。特に立木さんが面白すぎてめちゃくちゃ笑った。あの渋い声から気持ちを全面に出してのトークは最高だね。他のイベントでも立木さんを見ている妻からすると今回はかなり抑えめだったとのことなのでもっと暴走してるところも見たくなったよなぁ！？折笠さんも普段はもっと止まらない感じというのを聞いたし、個性豊かなキャスト最高だね。

そしてそして、何といっても小西さんと小野坂さんがずっとシンフォニアを代表してテイルズシリーズに貢献し続けてきてくれたからこそ実現した今回のシンフォニア単独イベントだと思うのでその想いが報われている感じがして、楽しそうで良かったなぁ。

ライブパート

二人三脚/misono
ロイドとコレットの会話から流れたイントロで鳥肌が立ったよね。最高のパートナー…。

そして僕にできるコト/misono

ゲーム本編中で流れる場面での演出からの歌い出しはズルいて。めちゃくちゃ泣いたし、みんな泣いてた。啜り泣き会場から聞こえていたもんなぁ。

ホ・ン・ト・ウ・ソ/misono

OVA観てからずっと大好きすぎる曲。ロイドとクラトスのナレーションからイントロ流れた瞬間に天を仰いだ。テーマソングはStarry Heavensとそして僕にできるコトだとしたら、ホントウソはアンサーソング。色んなメッセージが込められすぎていてこの曲聴くと鼓動が速くなってしまう。ごめん、泣いちゃった。

ライブパート終わりでmisonoが自身の葛藤について話していたけど、本当にこの作品の主題歌を担当してくれているのが彼女で良かったな、としか思わないよ。しっかりとイベントや作品と向き合ってくれて考え抜いてくれたことが伝わる最高のライブでした。テイルズオブシンフォニアにはmisonoが歌う楽曲たちが絶対に欠かせないと改めて感じさせてくれたし、初めて回収できたのがこの単独イベントで本当に良かった！ありがとう！！

エンディング

出演者挨拶
一言ずつ出演者からの挨拶。建前も少しはあるかもしれないけど、本当に嬉しかったのは全員が楽しそうに”またやりたい”と仰ってくれていたこと。20年経って初めて単独イベントが開催されるという奇跡が起きたんだから、また願えば叶うんじゃないかと思わせてくれるパワーがこの作品にはあるよね。
10年後だと結構ファンも年齢重ねて俺も40になっちゃうので、できれば最長5年後でお願いします！

ライブ: Tales…/misono

前述の通りテイフェス行ったことなかったのでこれが帰り際の定番曲になっているとは知らずだったんだけど改めて聴くとめちゃくちゃ良い曲だった…。こういう作品への寄り添い方をしてくれるから愛されるんだよな。
映像にはファンからのお祝いメッセージやイラストが映し出されていて本当に会場でも配信でも今回は参加できなかった人にも、多くの人に愛され続けている作品なんだなぁと改めてしみじみ感じたね。

おわりに
ファン待望のロイドとクラトスの会話スキット。「父さn…クラトス」も「父さん」もどっちも聴けて最高だしその後コレットと2人で登場してくれるのも最高。これで終わりかなぁと思わせつつ何度も最後まで観客を楽しませてくれるのが凄く嬉しかったよね。

楽しいイベントにも終わりが来る、終わらない世界を選ばなかったのがシンフォニアの世界だから。でも有限だからこそその意思を繋いでいくことが真の世界再生なんだよな。そんなメッセージを感じる素晴らしいエンディングでした。