軽度発達障害の子育て
私には3人の孫がいます😊
娘と息子は、大変ながらも子育てをよく頑張っています
娘と息子は、複雑な環境で育ちました
私の罪悪感や後悔は消えませんが、これからしていけることをしていくしかない、成長した娘や息子のサポート役をできるようにしていくしかない。と思っています🥰
今日は、私の娘と孫のことを話そうと思います
過去を慈しみながら、前に進む
それは、1日を乗り越えていくこと…
娘の子育て
孫は上の子(姉5歳)が軽度の自閉症スペクトラムと診断されていて、下の子(弟3歳)もこだわりが強く難しい性格をしているので、発達障害と診断されそうです💦
上の子(姉)が5歳、下の子(弟)が3歳の為、下の子は4月で進級したら病院に行くよう言われています
孫の性格(姉5歳)
✅極度の人見知り
✅グループ行動が苦手
✅思い通りにいかないと暴れだします(窓ガラスをバチバチ叩いたり、物を投げたり、下の子をつねったり、叩いたり…)
✅文字の練習も話を聞いてくれません(自己流でやりたがります(笑))
✅食べ物に異様な執着を見せます(手に入らないとギャン泣き、暴れる、かんしゃく起こす)
✅見えないモノの話をします(建て売りしている家の窓ガラスから男の子が覗いている、いない人と話している、神社の鳥居の上に大勢の人が乗っているなど)
(ココに関しては、最近良くなりました😊✨)
いい所もあるよ🥰
✅感受性が豊かなので、大人がビックリする様な角度から会話してくれたりします
(娘はシングルマザーなのですが、教えてもいないのに
「ママはパパもママもやるんだよ!」
って、下の弟に教えたり、
人の周りに十字架マークがたくさん書かれた絵を書いて、娘が
「お墓のマークで怖い」
と言ったら、
「お墓のマークではなく、人の周りに見えるキラキラだよ✨️」
と、ホッコリさせてくれる事も多い✨️)
✅弟には、普段優しい時はめちゃ優しいです✨️
(人見知りな分、自分の周りの子には気を使えます✨️)
✅とても良く食べてよく眠り、素直に毎日過ごしています🥰✨️
✅保育園では、みんな周りに集まってくれるムードメーカーです✨️
✅少し歩くと「足や腰が痛い」と、抱っこやおんぶをせがんで笑わせてくれます🥰
(最近、足が弱い子が多いそう。切実な問題です。私はよく公園に歩いて連れていきますが、帰りが困ります💦)
子育ては、1人でしなくていい🥰
今は親に頼れなく子育てしている人も、多いと思います
実家が県外だったり、仲が悪くも良くもなく頼りにくい、共働きでどうしても母の負担が増えてしまう
など、特に小さい子供を育てる事は大変だと思います
もちろん、ワンオペ育児や仕事と子育てを両立している母も多いことでしょう
しかし、子育てしている親が頼れる環境づくりが大切だと本当に感じます
周りが暖かい目を持つ
子育ての定義も昔とだいぶ、変わっていたりします
例えば、今は「抱き癖がつく」とも言わないんですよね(*¨̮*)
うちの母は、4人の子供を育てたのですごく尊敬していますが、自分の子育て論を押し付けたりします💦
押し付けられると、子育て真っ最中の人は辛いかなあと思う…
だって、初めての子育てで本人も頑張っているのだから。
本人達の意思、生活をある程度、尊重したうえで、「何が良くないのか?」
「どう改善していけるのか?」
考えることが大切かなと思います😊
境界線が大切
精神科医の益田先生のYouTubeで、昔は愛情を注ぐという事が、子育てで重要だったけど、
今は、愛情があることが前提で、子との境界線を意識するのが大切と話していました
さすがに孫はまだ幼いので、親の手を借りる事も大切ですが、他の子と比べたり怒ったりしないで、ペースを合わせる、意見を尊重することも大切かと思います
叱ることは、モラルを教えるうえで大切ですが!
例えば、発達障害の子は、すごくマイペースで着替えも他の子より時間がかかったりします。
ついつい「早くして!」と怒ってしまいますが、急かしたり、手伝いすぎても、子供のやる気をなくさせてしまったり、自分でできる機会を奪ってしまう
その時の機嫌などでも左右されるので、どこまで介入するのか?が、子の「自尊心」を育てる意味でも大切なのかなあ。と…
私も最近は、あまり口出し手出ししないように気をつけています💦
娘も自発的に子供の事で、保育園や子育て支援課など情報共有、質問ができるようになったので、見守る事も大切かと気づき始めました
とはいえ、子育てを手伝わせてもらえることに感謝もあります😊
行政の制度を利用する
発達障害の子を育てる、シングルマザーの娘は保育園や区の子育て支援課などから、様々な施設やサービスを提案され、子育てを頑張っています
児童発達支援を利用する
同じペースの子が多く、ゆったりお遊戯、昼食、お着替えと集団生活ができるので、発達障害の上の子(姉)の自己肯定感が保てる
そして、娘の子育ての負担が軽減するという利点がありました☺️✨️
軽度の自閉症スペクトラムの孫が、児童発達支援の教室に行くのは、私も娘も抵抗がありました
しかし、弟とのケンカが絶えなかったり、見ていないところで、つねったり叩いたりと攻撃的になってしまったり、保育園でのストレスから、かんしゃくがひどく、姉にかかりきりになってしまった私の娘に、保育園が休みの土曜日だけ、姉を児童発達支援の教室に通わせ、弟の世話に専念できるよう提案していただきました
児童発達支援内では、軽度自閉症スペクトラムの姉より症状が分かりやすい子もいて、初めは戸惑っているようでしたが、特性として似ている所が多く、また保育園のような急かされる事も少なく、みんながゆったりペースなので、居心地が良いようです☺️✨️
幼児言語教室に通う
近くの小学校内で、言葉や発達の遅れの子に様々なアプローチで、トレーニングしてくれます✨️
先生方は、発達障害について熟知しており、
・子供を褒めて自尊心を育てる
・できないこと、苦手な事を細かいヒアリングから、その子に合った指導
を考えてくださるのです
孫の通っている言語教室では、1人につき1人の先生が着いて、運動や遊びで集団行動での動き方、慣れることなどを教えてくれます
またカードやおはじき、シールなどを使い、色、大きさ、物の名前の理解度も深めてくれます
孫もそうなのですが、発達障害の子は極度の人見知りの子も多く、知っていても言えない、集団行動で固まってしまうなど、うまく能力を「本領発揮」できない子が多い
その子の特性を見極めながら、うまく教えてくれるのです
他人の中で自分を表現する訓練になるのですね☺️✨️
孫も言語教室に通うようになり、保育園など普通の子がいるペースの中でも、少しずつ自分の意見を言葉や態度で出せるようになり、かんしゃくを起こす回数もグッと減りました⭐️
報連相を意識する
最近は、保育園で発達障害の疑いがあると病院に行くように言われ、診断書が書かれた後、言語教室を紹介されたりします
発達障害という区分けが、昔より細かくなったそうです
小学校などに上がるにつれ、集団行動が出来ないことは、本人が1番辛くなります
その子が辛い思いをしないために、過ごしやすくなるために、こう言った発達障害教室を利用するのは悪いことではないと理解できました
けれど、保健師や区の子育て支援課の担当などは、1年で担当が変わります
なかには先入観で、決めつけた言い方をしてくる担当もいます
新しい保健師は、3歳の弟も発達障害だと決めつけました
そこで保育園、言語教室の先生、児童発達支援の先生など色々な方に、子供の発育の様子、母の考えなど細かく共有しておく事で、偏らないフラットな目線で判断できます
また周囲に両親の普段の子育ての様子、考え方を知っておいてもらうのは、的確なアドバイスをもらえる事にも繋がります✨️
地域の「子育て支援ヘルパー派遣」を利用する
子育て支援課で申し込むと、家事や子育てを代行してくれるサービスに申し込む事ができます
利用条件は、家庭環境により異なるので、お近くの子育て支援課に問い合せてほしいですが、生活保護やひとり親世帯の非課税世帯は無料で、その他の世帯でも安い価格で1回2時間程度、代わりに夕食を作ってくれたり、子供を連れて公園などに遊びに行ってくれるのです
身内や周りに頼り辛いお母さんは、利用する価値のあるサービスではないでしょうか?
母の心の余裕を保つことが、子育てに大きく影響するので大切だと思います😊✨️
まとめ
私の弟の住む他県では、子育ての支援が手厚く、住みやすいので地元には帰らないと言っています
地域の様々なサービスは、調べないと分からなかったりするので、調べて活用するのも手かと思います
また、周囲も先入観を持ちすぎず、境界線を持ちながら、子育ての応援ができたらいいなと感じました☺️✨️