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『自傷的自己愛』の精神分析(私の自己愛とは?)気づき
読書は良い。
しかし、それは読む本にもよる。
私は、自分で選んだ本を、少しずつ読んでいたことはあったけれど、身についていなかった。
凄い人の成功話を読んで、(私も頑張ろう!)とモチベーションを上げる材料にしか身についていなかったのだ。
そして偏った情報のとり方だったと思う。
『自傷的自己愛』の精神分析を読んだ気づきを書こうと思う。
発達障害を受け入れられなかった自分
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私は、自分自身が『ADHD』だと、うっすら分かってはいた。
なので、自虐ネタの様に使う時はあったけれど、心ではそんな自分を認めてはいなかったのだ。
(私は、おかしくない)
(私は、普通だ)
自分の劣っている部分や、生きづらさの部分を受け入れていなかった。
この本を読んで、『人からどう見られるか?』とか
『人に褒めてもらえた!』とか、外側に承認欲求を求めるのではなく、
自分と対話し、自分で自分を受け入れるという事の大切さに気づいた。
その方が健全だし、自己成長が望める。
(私が先日したXでのポスト)
人間は『完璧』だという幻想が私の中にあった。
著者も言っていたが、行動(書き始めて完成)した時に少しの自信が持てるだけ。
それが、書き続ける理由だそう。
不完全な存在の人間
『ミスしない人間などいない』
私は、頭では分かっているのに、自分が仕事などでミスすると自分の全てを否定されたような、無価値な人間に思えた。
けれど、心のどこかで、
『私は、いつかは理想の自分になれるはず!』と、自分に期待もしていた。
この矛盾する考え方が、『自傷的自己愛』なのだと気づいた。
『キャラで作りあげた自分』を否定し続けていた。
本当の自分を丸わかりしている人などいない。
裏側にあったのが、『自己愛』と自覚しただけでも、とても大きな気づきだと思う。
自分にとっての『自傷的自己愛』とは何か
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自分を守る『自己否定』というヨロイをつけて、自分を攻撃している様に見せかけて、
本当は、自分の可能性を信じて慎重に扱いすぎていたのだと感じた。
すんごく曲がりくねって、大きなエネルギーを注いでいたと思う🤔
(疲れるわけだ!笑)
誰よりも、自分のダメな所を許せずにいたのかもしれない。
愛着障害、境界知能もそうだが、
自分が感じていた『よく分からない矛盾や疑問』の正体を突き止められた時、自分の中にある得体の知れない大きな不安や自己否定など、負の大きなひとつの壁が、少しずつゆっくりと崩れていく気がする。
そして、また新たな自分を発見し、どんな自分も受け入れられていく。
母と娘の複雑性
母と娘の人間関係の複雑さにも、身体の構造的に、また女性性の性質による矛盾などが関係しているようだ。
この辺は、また参考本を読んで深く知りたい。
自分が過去、母に感じた想いは、人間の本能的な部分だと知って少し安心すると共に、母も悪いわけではない、意図的に私を嫌っていたわけではなくて、そこには愛情があったことも腑に落ちた。
けれど、距離が近すぎると苦しくなる部分は、避けられないところ。
もう求めるのは辞めて、適切な距離感がお互いにとって必要だと体感的に感じた☺️
それは、私が娘に対しても心当たりがあり、私の何気ない愚痴や自分の考えを伝えすぎてしまうのは、距離が近いから。
娘への支配となる、影響力を持つことも自覚がある。
より一層、意識的に気をつけたい部分だと感じた。
まとめ
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私の自傷的自己愛とは、発達障害、霊感での生きづらさ、
感情に翻弄されて生きてきた、罪悪感や被害者意識だった。
知識のない私は、劣っている自分の部分を見たくない、受け入れられないと思いながら、その部分にしがみつき、自分の個性だと言い聞かせて、すがって生きてきたと思う。
今なら思う。
知識をつけて少しずつ、自分の中にある、正体の分からないモヤモヤの部分、闇の部分を溶かしていこう。
向き合ってこなかった傷口に、理論的な理屈を持って溶かし始めると、
そこには大きな、ブラックホールの様な『闇』という穴があったと感じた。
長年、溜めていた自分の負のエネルギーがアンテナとなり、父方の亡き祖父達と心の闇にリンクしていたと気づいた。
それを体感した。
自分でも理解していない自分を発見し、心を溶かしていけたのは、
自分にとって適切な本(情報)と出会えた結果でもある。
自分で探すとなると、膨大な分野の本を読み漁る事になり、すごく時間と労力がいる作業だ。
知恵を貸してくれ、進みやすくする道標を示してくれる方達との出逢いに感謝したい。
ありがとうございます😊💖✨️