基本情報技術者試験勉強法
2023年8月に合格した基本情報技術者試験について勉強方法などをまとめました。人気資格ということもあり、取得に向けて勉強している方も多いと思うので、少しでも参考になれば嬉しいです。
基本情報技術者試験について
基本情報技術者試験はIPA 独立行政法人 情報処理推進機構が行っている試験の1つで、プログラマーやシステムエンジニアなどIT業界に関わる人に人気な資格です。最近ですと同じIPAのITパスポート取得を推進している企業も多いですが、端的に言うと上位互換のような資格なのかなという印象です。
この資格がないとできない仕事というのはありませんが、ITに未経験転職するのにITのこと何も知らないままはまずい。と思い、勉強がてら取得しました。
受験時期と結果
試験日:2023年8月10日
科目A評価点:775点
科目B評価点:860点
結果:合格
使用教材
科目A
基本技術者試験ドットコム
科目Aについては定番の過去問道場をやり込みました。スマホでもできるのでスキマ時間は常に解いていました。
科目B
情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者 [科目B]
かんたん合格 基本情報技術者予想問題集 令和5年度
科目Bに関しては、午前試験/午後試験から科目A/科目Bに変わったことで過去問道場ではカバーしきれなくなってしまったので別途問題集を購入しました。
毎年内容は大きく変わらないと思いますが、気になる方は新版を買うのが良いでしょう。
Youtube エンジニア養成コーチ:IT学校さいとうさん
ある程度力がついてきたらYoutubeで予想問題を出している方、公式問題の解説をしている方の動画を見ながら理解できるまで解きました。
アルゴリズム図鑑
科目Bでアルゴリズムに関する問題があり、過去問や予想問題集で勉強してみてもイメージがつかなかったのでこちらのアプリで勉強しました。ソートや探索のプログラムの動き1つ1つが図示されており、分かりやすいです。
スッキリわかるJava入門
基本情報技術者合格に直接は関係ありませんが、科目Bのプログラミング問題対策として、実際のプログラミング言語を学んでみるのも1つの手かもしれません。言語はJavaでなくてもPythonなど好きな言語で大丈夫だと思います。
勉強時間
勉強時間はスキマ時間にスマホでひたすら過去問道場を周回していたのでわかりません。毎日3時間ほどの勉強×1か月とすると、単純計算で90時間~100時間くらいはやっていたかもしれません。
勉強方法
科目A
進め方
下記1~4をやりつつ、過去問道場ランダム出題をスキマ時間に取り組みました。机に向かえない時は計算問題以外だけ出題するように設定して行うのがオススメ
過去問道場ランダム出題
平成27年春期~令和3年免除1周目
2を分野別に出題にし、2周目
平成27年春期~令和3年免除3周目
上記の過去問道場をランダムである程度こなし、その後年度別に解きました。直近2~3回で出題された問題は出題されないと噂で聞いたので後回しにし、過去12回分を古い方から順に取り組みました。過去問道場では各分野の正答率が出るので、全て記録。2周目は苦手分野をさらに細かく絞るために分野別出題にして正答率を記録、スキマ時間には苦手分野を重点的に勉強するようにしました。
3周目で正答率が9割近くなったので試験へGo!!
科目B
試験10日前から先述の科目B対策問題集開始、科目Bはトレース(変数に入っている値を追う)が大事なので書き出し方から学びました。解説を読んでも分からない問題は実際に問題をプログラムに書き直してデバッグモードで動かしたりしました。苦手な人はエンジニアか誰か教えてくれる人がいると安心ですね。3日前から公式が公開している問題を2周しました。科目A同様に正答率が8~9割くらいになる、問題の解説ができるくらい理解が進んだら余裕で合格できると思います。
勉強記録
実際の勉強の記録です。これはNotionで記録をしていました。こうやって数値化されると苦手分野や成長推移が目に見えるのでモチベーション上がりますよね。別途まとめノート用のページも作成し、科目Aの語句等をまとめていました。
まとめ
基本情報技術者試験は基本とつく割には未経験、非IT職、文系出身には難易度高めですが、ネットワークや開発手法、セキュリティなど幅広い内容を勉強するきっかけとなる良い資格ですので是非チャレンジしてみてください!!
合格報告待ってます💮