YUICHI TOYAMA.(ユウイチトヤマ) / 高桑功太の "眼鏡にカンパイ! "
こんにちは、荒岡です。 今回は、不定期の連載企画 高桑功太の ”眼鏡にカンパイ!”です。
この企画は、眼鏡ブランド YUICHI TOYAMA.の営業をしている高桑さんにおすすめの眼鏡をお酒を飲みながら語って頂きます。
僕と高桑さんは先輩と後輩の中で、眼鏡以外ににも色々なお話しをしながら、眼鏡の面白さをお伝えさせて頂きます。 ぜひ、ご覧ください。
本文
高桑さん 「タカシさん、今日は、新企画 ”眼鏡にカンパイ” です! よろしくお願いします!!」
荒岡 「こうちゃん(高桑さん)、こちらこそ、よろしくお願い致します!!」
高桑さん 「タカシさん、とりあえず、カンパイしましょうか?」
高桑さんと荒岡 「それでは~、 “ 眼鏡にカンパイ !!!“」
荒岡 「いや~、こうちゃんと久しぶりに話すのはいいね!! あんまり知らてないけど、僕らは表参道の眼鏡店 ”blinc vase(ブリンク ベース)“ で一緒に働いてたものね。」
高桑さん 「そうですよね。(笑) 当時は、面白かったですよね!!」
荒岡 「僕が初代のblinc vaseのディレクター兼バイヤーをしていて、2代目のバイヤーがこうちゃんだものね!」
高桑さん 「そうですよね。 なんか色々と思い出しますよね? あ、タカシさん、おつまみ来ましたよ!」
荒岡 「こうちゃん! ビールに合いそうなものが来たね!!」
高桑さん 「これは!! ビールにぴったりですね! タカシさん、久しぶりに当時、僕らが眼鏡をバイイングしていた時の話しませんか?」
荒岡 「ええ!! いきなり!! 思い出せるかな??」
高桑さん 「いやいや、そんなに昔じゃないですよ!(笑)」
荒岡 「半分冗談ですよ! でも、大分忘れてますが。。 確か? 僕がディレクターやっていた頃の最後の方で90’sをテーマにアイテムを集めたりしたのは覚えてるな。」
高桑さん 「ありましたよね。 当時のブリンク ベースはファッションがテーマだったから、シーズンごとにファッションのテーマ性を持ってバイイングしてましたよね。」
荒岡 「そうそう。 結構難しいなと思ったのは、日本のファッショントレンドとアイウェアのトレンドが、一致しているわけでないから、探すと全然マッチしているものがなかったりしたよね。」
高桑さん 「そうですよね。 確か、90’sファッションがテーマの時に”stussy”のサングラスのnaomiもいいけど、ブリンク ベースとしては、眼鏡専門のブランドのものを提案したいとか、みんなで議論していましたよね。」
荒岡 「やってた、やってた!! 思い出してきました!! なんか、僕がファッションのキーワード持ってきて、それに合いそうなモデルなどを色々と当時マネジャーだった本多さんとこうちゃんに相談しながらやってたよね。」
高桑さん 「あの時にタカシさんとマネージャーの本多さんと色々と眼鏡について何が格好いいとか、この服にはこの眼鏡のスタイリングしたらいいとか、本気で話していたことがすごい楽しかったですよね。」
荒岡 「たしかに真面目に自分達が楽しいことをやってたね!! 僕が夜中にラインで、このサングラス格好よくない? 都会的なアウトドアファッションのスタイリングにあわせて提案したいとか送ったら、二人からすぐに ”いいですね!” みたいな返事がきて。 今思えば、すごい迷惑な話なんだけど!(大笑)」
高桑さん「はっはっ(笑)、いや~、普通に考えたらマズイですけど、当時は僕らはそういうのを含めて四六時中 ファッションと眼鏡を楽しんでましたよね! あ、タカシさん、ハンバーガーが来ましたよ!」
荒岡 「おお!! ハンバーガーいい感じだね! 席もテラスだし、なんか気分最高だね~」
高桑さん 「このハンバーガーは、ビールにすごいマッチしますね!!」
荒岡 「そういえば、思い出したけど、こうちゃんがバイヤー初期にやった買い付けもすごい格好良かったよね。」
高桑さん 「ああ、少しビックサイズのものを集めてた買い付けの時ですね。」
荒岡 「あの時は、どんなイメージで集めたの?」
高桑さん 「あの時は、ファッションもビックシルエットのもが多くなってきていて。 当時はまだ、どこのお店もクラシカルな眼鏡をジャストサイズくらいで掛けるのが一般的だったんですよね。」
荒岡 「なるほど。」
高桑さん 「オーバーサイズのファッションって、ちょっと脱力感とか柔らかさが出るじゃないですか。 そのリラックスしたムードを眼鏡に落とし込んで選んでましたね。」
荒岡 「いや~、あの雰囲気は、素晴らしかった!! あと、それと同時期くらいにレトロな眼鏡でないプロダクトデザインよりなアイテムも展開していたよね?」
高桑さん 「今もそうですけど、当時もクラシックな眼鏡が主流だったので、それに対してのカウンターのファッションアイテムとして、クリーンでモダンなMARKUS T(マルクスティー)や当時フューチャリスティックなアイテムを作っていたANDY WOLF(アンディウルフ)などを提案しましたね。 そういうアイテムって、当時はやっぱり提案しているところが少なかったので、スタイリストさんとかにも喜んでもらえたのは嬉しかったですね。」
荒岡 「いわゆる、次のファッションアイテムとしてのエッジさだよね。」
高桑さん「そうですね。 そういえば、昔、タカシさんが掛けていたティアドロップの眼鏡とかも他に提案しているところもないし、眼鏡でティアロップをほぼ掛けている人がいなかったので、ファッション関係者とかが、すごい反応して買いに来たり、ブランドとのコラボレーションの話につながってたりしてましたよね。 自分もそうでしたけど、そういう提案は、これぞセレクトショップという感じで、本当に楽しかったと思います。」
荒岡 「改めてだけど、こうちゃんと話していると、セレクトショプとは何かということを考えさせられるね。 青山から自分が地元の上野に戻ってきて、今までとは違う新たな面白さを作っていこうと、より一層思ったよ! こうちゃん、ありがとう!! おっ! ちょうどおいしそうなエビ料理とビールが来たから、飲んで、食べよ~。」
高桑さん 「うお!これも美味しそうですね!! いただきます!! 」
荒岡 「そうだ! ところで、今回、高桑功太の視点で見たYUICHI TOYAMA.の名品を見せてもらいたいけど、いいですか?」
高桑さん 「もちろんですよ! 早速、見てください!! まずはこの2種の眼鏡です。」
荒岡 「おお!! これも良い意味でマニアックなレンズの型がいいね~~」
高桑さん 「ハイブリッジでティアドロップのデザインとオーバルを変形させたような小さめのデザインです!」
荒岡 「確かにYUICHI TOYAMA.でしか見ることがないデザインのアプローチですね!!」
高桑さん 「どちらもYUICHI TOYAMA.の代表的なデザインの”ダブルダッチ構造”でして。 ”ダブルダッチ構造”は二本の縄跳び競技からデザイナーの外山が着想を得て生み出されたデザインです。 フロントフレームを2本の縄として考え、テンプルからフロントにかけて2本のラインが躍動するかのように繋ぎ合わさり、最終的にひとつの一体感を作っています。」
荒岡 「やっぱり、”ダブルダッチ構造”は綺麗なラインですよね。」
高桑さん 「僕が感じるYUICHI TOYAMA.のデザインは、繊細で柔らかい線のデザインが多く、中性的なイメージがあると思うんですよ。 結構、ユニセックスなデザインだと思います。」
荒岡 「確かに自分も掛けているのでわかるけど、そういうデザインは多いよね。」
高桑さん 「あの、YUICHI TOYAMA.は、デザイナーの外山のパーソナリティが、すごく出ていると思うんですよ。」
荒岡 「それは、具体的には?」
高桑さん 「それは、デザイナーとしての純粋さだと思ってまして。 先日、外山と出張に行った時に、古いお寺や自然の綺麗な景色を見て感動したり、はじめて見る綺麗なものにすごい反応したり、すごくピュアに物事を見ているんですよ。」
荒岡 「なるほど。」
高桑さん 「ずっと、変わらずにデザイナーの外山が話しているのが、人に喜んでもらえるプロダクトを作りたいと話していて。 美しさを素直に感じるとか、人に喜んでもらいたいとかそういう考えがプロダクトに現れていて、老若男女問わない綺麗なラインの眼鏡が生まれているように思います。」
荒岡 「確かに!! YUICHI TOYAMA.のフレームを掛けてるけど、また買っちゃおうかな!!」
高桑さん 「タカシさん、まとめて5本くらい買っちゃってください!!(笑)」
荒岡 「なんか、気分上がってきたね!! 引き続き、飲み会も第2ランドといきますか?」
高桑さん 「いっちゃいますか!!」
高桑さんと荒岡 「じゃ、改めて、”眼鏡にカンパイ~”」(二人揃って)
最後までご覧いただき、誠に有難うございます。
不定期ですが、これからも高桑さんとYUICHI TOYAMA.の眼鏡をご紹介いたしますので、ぜひお楽しみにしていてください。
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