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写真を撮る

昨日頼まれていた写真を撮りに行った。
頼まれていたといっても、大袈裟なものじゃないの。行ったついでに写してもらえたら助かります、という頼まれごと。


いままでは何とも思っていなかったんだけど、昨日撮影した写真を見ながらちょっと思った事があったので、ブログに書いておこうと思います。


今はスマホで写真をとることがほどんど。昔と違って画質もいいし加工もできるし、SNSにもすぐ投稿できる手軽さとLINEなどで家族に写真をすぐ送ることもできるから本当に便利。
スマホさまさまだ(^^♪
私のスマホはいまや子供たちの写真ではなく愛猫ばっかりだけど(笑)


昨日撮りに行った写真はスマホではなくカメラを持って行った。
亡くなった義父のカメラコレクションの中から一番使いやすそうなものを借りて。
家で何枚か練習したけど、ピントが合っていなかったり手ブレすることが多かったからやっぱりスマホにしようか…とも思ったんだけどなんだかカメラの方がいいような感覚があったので、カメラを選んだ。


カメラで写した時とスマホで写した時、すこし気持ちに違いがあるのに気付いた。

きっとカメラで写す時の方が”丁寧に撮ろう”という気持ちがあるんだと思う。
ピントを合わせたりカメラの向こうに意識を向けながら、自然とカメラを持つ手もシャッターを押す指も丁寧な動作になっているような気がするから。


上手じゃないからどっちで撮っても実際は大差ないんだけど(笑)、素人なりにもカメラで写真を撮るということにちょっとだけ特別感を感じたんですよね。


***

今実家では母がうちの子供たちの写真を整理し始めている。
生まれてから小学校低学年くらいまでの写真。
そのころはカメラでたくさん写真を撮っていた。圧倒的に長男の写真が多いのはあるあるかも知れないけど(笑)


「懐かしい写真がたくさんでてきて、整理する手が止まってしまって進まないの」って母は笑う。
あー、なんかわかるな。私もそうだから。


しばらくの間、母の写真整理の日々は続くんだろうな。
「最近の写真がなんにもないの」と言われて、そういえばスマホで撮った写真はプリントしていないことに気づいた。

家族ではLINEで共有しちゃってるので、わざわざプリントする必要がない。見たい時はスマホですぐ見れるもん。


でも、写真をデータで残すのもいいけどプリントして時々眺めるのも悪くないと思っている。

私は実家に行ったとき、時々昔のアルバムを見ている。
子供の頃は何かにつけて親戚が集まっていたから、大笑いしている写真がとっても多い。見ながらひとり思い出し笑いしてる。
不謹慎だけど、祖父母のお葬式でも楽しそうにしている写真がたくさんある。誰が撮っていたのかわからないけど、カメラ好きの親戚がいたんだろうか?


でも、そのおかげで今こうして懐かしく写真を見ることができているから、写してくれた人に感謝です。


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