(2024/06/22/土)破鏡 広島古墳群(宮崎市)
本日の画像
破鏡
本日の画像は、昨日に引き続き、先日(2024/06/16/日)宮崎県立西都原考古学博物館に行った時に、スマホで撮影した写真です。
この、割れてバラバラになっている壊れた鏡本体と、その展示方法が美しく目を引く為、以前から気になっていました。
ですので、今回、写真を撮影して持ち帰り、調査報告書を読んで調べてみる事にしました…。
破鏡に付けられたラベル
破鏡が発掘された『広島古墳群(宮崎市)』について、部分的に記載されている調査報告書。
こちらの破鏡は、上記のラベルによると『広島古墳群(宮崎市)』という古墳群から出土した様ですが……
私はこれまで広島古墳群という古墳群の名前を聞いた事が無かったので、全国遺跡報告総覧(奈良文化財研究所)様のHPで検索してみたのですが……
広島古墳群単体で書かれている調査報告書を見付ける事が出来ませんでした。
しかし、他の調査報告書に、広島古墳群と言う名前と、かつて存在したと言われている場所を見付ける事が出来ましたので、下記に備忘録として残したいと思います…。
1、上記の調査報告書の中で、広島古墳群について書かれている部分のみ、抜粋いたします…。
2、広島古墳群が有ったと思われる場所
調査報告著『青木小学校遺跡』8ページ(PDF/79)に、当時、『広島古墳群』が有ったとされる場所が記載されていましたが…
かなりざっくりと、広い範囲が円で囲まれており、正確な位置は判りませんでした…。
その場所は、宮崎駅前から県庁の庁舎が有る場所付近までの、かなり広い範囲でしたが、現在、その地域に古墳群が有った痕跡は残っていない様です…。
(以前、県庁に手続きを行う為に行った事が有るのですが、周辺は建物だらけで、そこに古墳群が有った…と言う雰囲気は有りませんでした。)
今回、この破鏡について、詳しい事が全く解らないので、今回は現地で撮影した写真のみ、備忘録として残したいと思います…。
破鏡1/5
(紐掛け用の孔が有る破鏡)
解り辛いですが、こちらの破鏡の端には、紐を掛ける為の孔が開けられている事が分かります…。
下記の解説パネルを見ると、孔の位置が良く解ります…。
破鏡2/5
破鏡3/5
破鏡4/5
破鏡5/5
感想
本日も、昨日一昨日に続き、宮崎県立西都原考古学博物館で撮影した写真と、調べた事についてまとめてみました……
…と、言っても、今回は、こちらの遺物が発掘された『広島古墳群(宮崎市)』についての調査報告書を見付ける事が出来ず、何処でどの様に発掘された遺物なのか、全く判りませんでした…。
しかし、宮崎小学校遺跡(調査報告書)の中で…
という部分が有るので……
もしかしたら……県立図書館内に有る『郷土資料室』内の、県史関連の本棚に、上記の資料が有るかもしれないので、今後調べてみたいと思います…。
本日は、遺物の詳細については判りませんでしたが、破鏡自体は美しく、個人的に好みのデザインなので、今後、何らかの形で作品製作に生かして行きたいと思います…。
2024/06/21/?~0000 2024/06/22/0000~0046
投稿時間2024/06/22/1032
最近はただの日記になっていますが、自分自身と作りたい作品について更に突き詰めて行きたいので、この作業を暫く続けて行きたいと思います。