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(2024/02/01/木)[原田治展『かわいい』の再発見]に行って来ました。④             2部屋目の展示室(1/3)


[原田治展『かわいい』の再発見]

 宮崎アートセンターで行われていた[原田治展『かわいい』の再発見]は、3部屋の展示室を使って、展示が行われていました。
 今回は、その初めの部屋と、そこに展示されていた展示物について、備忘録を残したいと思います…。
 内容的に一回では書ききれないので、気になる所をメインに、複数回に分けて記事を書きたいと思います…。



2部屋目の展示室 その1(1/?)

 以前、1部屋目の展示品についての備忘録を残したので、次は、2部屋目の展示品の備忘録を作製したいと思います…。
(情報量が多すぎるので、何回かに分けて備忘録を残そうと思います…)

 展示品や、周りの環境を全て文章で説明するのが難しく、何処がどうだったのか、細かい事を忘れてしまいそうなので、今回は、簡易な図を使って観覧した経路を残し、それも含めて備忘録にしたいと思います…。



1部屋目の展示室から2部屋目の展示室までの導線を紹介します…。

 展示室1を出ると、目の前に「次の展示室」と書かれたパネルの矢印に従って、2部屋目の展示室へ行きました…。

大まかな地図と、移動した経路です…。
展示室1を出ると、大きな案内板が有りました…。
少し離れた位置に、展示室2への入り口が有る様です…。
右横に有るクボミは休憩スペースで、
左側に有る机は、塗り絵ができるスペースです。
こちらは展示室2への案内看板。
字が大きいので、かなり見やすいです…。



展示室2、入って左壁面に展示された作品群①~③から観覧しました。

 部屋に入ると、直ぐ左壁面に、展示品と、こちらの展示コーナーについての解説パネルが展示されていました。

大まかな地図と、移動した経路です…。
入って左壁面に展示された作品群
それぞれに番号を振ってみました…。



①オールラウンドのイラストレーターとして

 今回紹介する展示コーナーについての解説文です。



②ポスター 1975年頃

 こちらの展示スペース左上の方に、鮮やかな色使いで書かれたポスターが4枚飾られていました。

 こちらのポスターの左横に、ラベルが有りました…。

ポスター
1975年頃



③グリーティングカード 1970年代

 こちらは、上記のポスターの下に展示された『グリーディングカード』と呼ばれている展示品です…。

 私はこの展示を見るまで、「グリーティングカード」の存在を知らなかったのですが、調べてみると、行事をする時やお礼などをする時、友人や恋人などの親しい人と送り合うカードだと言う事が解りました…。

 このグリーディングカードの1つに、この[原田治展『かわいい』の再発見]ポスターに使用されているイラストが有りました…

 もっと大きくて、高価な製品に施された、有名なイラストなんじゃないかな~?と、勝手に想像していたのですが…
 ポスターの絵が実際は、かなり小さな、この『グリーティングカード』に書かれていた事に驚きました。

 又、これらのカードをよく見ると、外側と内側で、ストーリーが展開されているのが非常に面白く、考えられて造られているな~と、感じました。

グリーティングカード
1970年代

1枚目

1枚目・表
1枚目・裏

2枚目

2枚目・表
2枚目・裏

3枚目

3枚目・表
3枚目・裏

4枚目

4枚目・表
枚目・裏

5枚目

5枚目・表
枚目・裏

6枚目

6枚目・表
6枚目・裏

7枚目

7枚目・表
7枚目・裏

8枚目:ポスターに使われているイラスト

8枚目・表
こちらはポスターに使われているイラストの様です。
もっと大きな作品かと思っていましたが、
実物はかなり小さい作品でした…。
8枚目・裏



展示室2、入り口正面の壁に、密集して展示されていた作品群④

大まかな地図と、移動した経路です…。

 展示室2に入ると、先ず目に飛び込んでくるのが、この作品群でした。

 合計10枚の額の中に、13枚の雑誌の挿絵と、本に掲載された肖像画が飾られていて、小さいながらも、一つ一つの図案が変化に富んでいて面白かったので、かなり見応えが有る展示コーナーでした。

雑誌「jam」
連載コーナー「ミックス・ジャム」挿絵原画
1979~81年頃

雑誌「25ans」1980年10月号
連載「アメリカ短篇作家シリーズ」挿絵原画
1980年
「心変わり」(作:アーウィン・ショー 訳:常盤新平)挿絵

雑誌「月間PLAYBOY」挿絵原画
1970年代

雑誌「月間PLAYBOY」
挿絵原画(キース・リチャード)
1976年

久保田万太郎
1981年
作品集「EXTRAORDINARY LITTLE DOG」掲載作

東山千恵子
1981年
作品集「EXTRAORDINARY LITTLE DOG」掲載作

三遊亭円楽生
1981年
作品集「EXTRAORDINARY LITTLE DOG」掲載作

コリン・ウィルソン
1981年
作品集「EXTRAORDINARY LITTLE DOG」掲載作

雑誌「話の特集」1982年3月号
寄稿「築地有石町界隈」挿絵原画
1982年

 上記、2枚の絵に少し近づいて撮影した写真です…。





展示室2、入って右壁面に展示された作品群⑤~⑦

 展示室2の入り口から見て、右壁に展示された展示物について紹介して行きたいと思います…。



⑤地下鉄のザジ
1981年
作品集「EXTRAORDINARY LITTLE DOG」掲載作

 展示室2の、右壁の最初に展示されていた作品です。

 こちらの作品は、何故か、他の作品から離されて展示されていました…。

大まかな地図と、移動した経路です…。
建物の黄色い色が目を引く絵です。

地下鉄のザジ
1981年
作品集「EXTRAORDINARY LITTLE DOG」掲載作



⑥表紙を書いた雑誌

 ⑥は、隣の展示作品⑤から、少し離れた位置に展示されている、実際にイラストが掲載された雑誌と原画のコーナーです。

大まかな地図と、移動した経路です…。

表紙を書いた雑誌

 

 最後の1枚は撮影する時に手がぶれてしまい、撮影失敗してしまいました…。

 一体、何の雑誌だったのかも判りません…。
(隣に飾られた、この展示された雑誌に関連する作品に付けられたラベルから、この雑誌は、雑誌『話の特集』だったのかもしれません…)



⑦雑誌原画

 こちらは、展示品⑥の6冊の雑誌のすぐ左横に2つ並べられて展示されていました。

 ラベルから、これらの雑誌に関連する挿絵だった事が解ります。

 雑誌の発行日と、書かれた日付が違う事から、同じ雑誌でも、別の月に発行された物に掲載された物かもしれません。

雑誌『話の特集』1977年11月号
1コマ漫画原画
1977年

雑誌『ユリイカ』1982年1月号 表紙原画
1982年

 



続きはまた後日書こうと思います…。

 今回は、展示室2の前半部分の写真を備忘録として、残す事が出来ました。

 この、展示室2の展示品は、展示室1に比べ情報量と展示品その物が多く、かなり写真を撮った記憶が有ります…。

 少し時間が開くかもしれませんが、また後日、展示室2の続きも残していきたいと思います…。

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※2024/02/10/土に全てまとめ終ったので、下記にリンクを貼ります…。

(2024/01/28/日)[原田治展『かわいい』の再発見]に行って来ました。①

(2024/01/29/月)[原田治展『かわいい』の再発見]に行って来ました。② 1部屋目の展示室(1/2)

(2024/01/30/火)[原田治展『かわいい』の再発見]に行って来ました。③ 1部屋目の展示室(2/2)

※本日の記事

(2024/02/02/金)[原田治展『かわいい』の再発見]に行って来ました。⑤ 2部屋目の展示室(2/3)

(2024/02/06/火)[原田治展『かわいい』の再発見]に行って来ました。⑥ 2部屋目の展示室(3/3)

(2024/02/10/土)[原田治展『かわいい』の再発見]に行って来ました。⑦ 3部屋目の展示室


2024/01/30/???~/02/01/???~1723
最近はただの日記になっていますが、自分自身と作りたい作品について更に突き詰めて行きたいので、この作業を暫く続けて行きたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。