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(2023/07/23/日)十字型石器


久しぶりに県立考古学博物館に行きました。

 今日は日曜日で晴れていたので、久しぶりに県立考古学博物館に行ってきました。

 この施設には久々に来る事が出来たので、特に好きな展示をじっくりと観覧・観察してきました。
(展示されている遺物自体はほぼほぼ変わりませんが、久々に観覧させて頂いたからか、展示物の数々を新鮮な気持ちで見る事が出来ました)

 時間の都合上、ここで一気に書きだす事が出来ないので、数日に分けて書いて生きたと思います…。

備忘録

十字型石器(縄文時代後期)

 上記で書いた通り、今日は久しぶりに『宮崎県立西都原考古学博物館』に行き、好きな展示をじっくりと観覧、観察させて頂きました。

 それは十字型石器・縄文時代後期(約4,000~3,000年前)で、この遺物の周辺には興味深い遺物が多く展示されているので、私はこの遺物近くの展示スペースが好きです。
(十字と言えば、先週博物館で観覧させて頂いた十字の模様が刻まれた蔵骨器・室町時代(1336年~1573年)を思い出します)

 こちらの十字型石器は何に使われていた物か正確には判っていない様ですが、一説には祭器だと言われている遺物だそうです。

 見た感じは単純で少し歪んだ、ただの十字型に成型された薄い石器です。しかし、何故か私はこの石器に強く惹かれるのです。

 これは個人的な主観ですが、この石器の実物を近くで観察すると、いびつで歪んでいても、不思議と全体的にバランスの良い感じに仕上げられている様な印象を受ける面白い作品だと思います。
(茶道で使う茶器(歪な形のお茶碗)の様な雰囲気(わびさび的な感じ?)の有る遺物です)

 今回紹介した十字型石器の他に、県内の別の遺跡で発掘された十字型石器も拝見させて頂いた事が有るのですが、ここまでイイ感じにまとまっている感じでは有りませんでした。
(以前拝見した十字型石器は、石斧(せきふ・いしおの)を再利用して作られたと見られる遺物(リサイクル品?)で、全体的にボリュームが有り、少しバランスの悪い感じ(縦に長い十字型)のデザインで、無理やりその形に成型し直した感じがする形状の石器でした)

 せっかく久々にこの遺物を見る事が出来たので、更にじっくりと観覧・観察させて頂きました。
(かなり色々と調べる事が出来て面白かったです)

 余談ですが、この十字型石器の近くには石棒や土偶等も展示されていたので、今回も石棒や土偶についてもじっくりと観覧・観察させて頂きました……。
 が、このコーナーの一画に展示されている展示遺物の中では、この十字型石器が色んな意味で一番イイ感じがしました。

明日も今日調べて来た遺物を少しづつUPして行きたいと思います。

余談

 実際の遺物を前にしてどの様にして何を調べたのかを下書きの段階で、書いては消し書いては消しを繰り返していたら、かなり時間が掛かってしまいました…。
 
 その割には、その手法や結果の大部分(ほぼ全て)を消去して投稿したので、ボリュームの無い感じの文章になってしまっています。

 最近、このnoteの機能を見ていたら、途中から有料記事に切り替えられる機能が有る事を知ったので、伝えたいけど伝える事に勇気や覚悟が必要な部分だけ有料記事にして、備忘録の記録として残して置くのも良いかなと思っています…。
(現在検討中です)

 このnoteに、フォローして頂いている方々のみに特定の記事を公開する様な仕様が有ったらいいのですが…。

2023/07/23/2100頃?~2334


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るてる
最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。