競プロ離れてから、なんとかやってます+早解き戦略の問題点について(サブテーマ)
最初に。
この記事は所謂「お気持ち記事」の類いのものであり、人によっては不快な気持ちになることもあると思います。そう思った時点で記事を見るのをやめて下さい。それが私のためにもあなたのためにもなります。
あと、文章の校正などあまり出来ていないので人によっては読みにくいと思う方もいるかもしれません、ご了承ください。
こんにちは。Rute(リュート)という者です。昔AtCoderを頑張っていましたが、AtCoderのRatingが伸び悩んだことや、掲示板で個人情報を弄られたことなどを原因に2023年2月にAtCoderアカウントの削除を決断しました。
現在はRutePLUSというアカウント名でAtCoderを再開していますが、コンテストへの参加は控えています。
2023年も大学4年生で相変わらず頑張っています。
最初の頃は不登校などもあったんですけど、なんとか頑張っています。
さて、今日僕が伝えたいことは「例え真面目に趣味を頑張っていたとしても、つらい思いなどをしたときには遠慮無くやめても良い」ということです。
正直僕は競技プログラミングで成功すると自信を持っていましたが、4年間頑張ってきた中でその自信は打ち砕かれることになります。
AtCoderのシステム上、赤色未満には次の色(今の色+400)が存在することから、どうしても次の色を目標にする人が多いと思います。
しかし、色が上がっていくに従って、次の色へのハードルは当然上がっていきます。(緑色の人が安定して4完をしていても、水色になれる保証はありません)
色が変わらない期間が続くことにより自分自身の実力のなさが浮き彫りになったり、負け癖を認めたりすることが続いていきます。
そうなると、やがて精進することに意味を見いだせなくなり場合によっては精神に害が出る恐れがあります。
(実際、僕は去年くらいからたまに鬱になることが多かったです)
話の筋は変わりますが、僕は所謂「早解き」で色を変えてきた人間でした。
早解きとは、簡単な問題と難しい問題の間にある難易度の差を利用して、簡単な問題を早く解くことにより、高いパフォーマンス(ここでは、AtCoderコンテストのパフォーマンスを指す)を得る戦術です。早解きには特別なアルゴリズムの知識はあまり必要ではないことが多いです。(緑色以上だと、アルゴリズムの知識も必要になると思います)
しかし、簡単な問題と難しい問題の間に難易度の差があまりない場合には、早解きをしてもパフォーマンスが高くなることはありません。
それどころか、早解き対象の問題の中で、問題文の読解に時間がかかるようなことがあればパフォーマンスは低くなってしまうことになります。
特別なアルゴリズムの知識があまり無く、早解きに特化した人間が精進をあまりしなかった場合、早解きが効く問題セットでは高パフォーマンスを得て、早解きが効かない問題セットでは低パフォーマンスを得る、という傾向になりやすいです。
(所謂「競プロ=算数パチンコ」と呼んでいる人はこのような傾向の方に多いと思っています)
話は戻りますが、僕はその「早解き」戦略を3年以上続けていた結果、AtCoderで次第にRatingが上がらなくなり競プロを続ける意味もそこまでないと考えAtCoderを退会しました。
僕は4年間趣味に取り組めただけでも本当に良い経験になったと思っています。今まで取り組んできた趣味の中で、一番続いたのが競技プログラミングでした。同じ色の仲間達と一緒に次の色に向けて頑張っていく、それが競プロの醍醐味だと思っています。
また、昨年12月にはICPCのアジア地区大会に参加させて頂きました。今思うとこれも貴重な経験でした。
最後に。僕みたいに競プロに対して取り組みたい気持ちが無くなった時点で、競プロはやめても良いと思います。
趣味で精神を害して最悪の場合人生を終えるようなことがあっては、いけないと思っています。
以上です。
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