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【イベントレポート】精油を嗅ぎながら焚き火を囲みたい

昨日オンライントークイベント『風土とコミュニティを生かして自分らしく楽しむワーク&ライフスタイルのつくりかた〜八ヶ岳の麓茅野から〜』に参加した。茅野市を拠点として活動されている黒澤裕美さん(以下黒澤さん)と粟野龍亮さん(以下粟野さん)から伺ったお話をここにつづる。

黒澤さんは『yaso』のディレクターとして、森林資源の有効活用に取り組んでいらっしゃる。この有効活用により生まれた精油は嗅覚を重んじる黒澤さんのこだわりが詰まっているに違いない。また、八ヶ岳の暮らしにて旬の食材を口にする贅沢に喜びを感じているそう。エコラインを車で走る際に窓から見える景色はため息が出るほど美しく決して飽きることはないとも語っていた(これには粟野さんも賛同していた)。その一方で冬場は道路が凍結するため、運転にはテクニックが必要とされるとのことだった。

続いて、粟野さんは宿泊施設『TINY GARDEN 蓼科』を支配人として運営していらっしゃる。朝の日課は1薪割りを15分ほど。粟野さんにとっての薪割りは木の香りを楽しみつつ無となれる精神統一のようなものと私は感じた。薪は自宅のストーブにて使用するとのこと。カジュアルなまちづくりを心掛けている天野さんにとって大切なコミュニケーションの手段の1つが「焚き火を囲むこと」。焚き火を前にすると相手とフラットな関係で会話ができると語っていた。また、「移住者」と「定住者」という2つのスタンスを場面ごとに使い分けているそうだ。

お二方のお話を聞いていると、いつのまにか目の前に四季で鮮やかに彩られた八ヶ岳の景色が広がっていた。八ヶ岳に訪れた際には澄み渡る空気を胸いっぱいに吸い込みたい。

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