バンカラマッチにおけるサメライドの有用性と最適化の考察
はじめに
4月のアップデートで強化が入ったことで、サメライドに乗るイカ・タコが増えました。環境入りするかはさておき、大変喜ばしく思っています。
一方、実際にサメライドを使ってみて、「こんなん自爆スイッチやんけ」と思った方も多いでしょう。もしかすると、すでにサメから降りているかも。
今回は、そんなイカ・タコのために、私のサメライド研究成果を伝授したいと思います。研究成果を活かすと、こんなキルがとれるようになります。
自己紹介
スパイガジェットの熟練度5
XP2200(洗濯機(←?))
実践・サメライド3つのコツ
時間がないイカ・タコのために、手っ取り早く、コツだけ教えます。
習うより慣れろ。理解は後です。
この3つのコツを押さえると、少なくとも、サメを吐いたタイミングの「これはいける・いけない」の感覚と結果のズレがなくなると思います。
爆発を遅らせない
敵の正面から使わない
段差・網上で使う
それでは、バンカラマッチにいってらっしゃい。よいサメライドライフを。
サメライドの理論
時間があるイカ・タコのために、研究成果をもう少し細かく説明します。
前段で書いたコツは、あくまで研究成果の上澄み部分です。
「なぜこのサメライドの吐き方が強いんだろう?」が大事です。
サメライドの大分類
まず、伝えたいこと。
サメライドは、「奇襲用のスペシャルウェポン」です。
カニタンクのように、強いポジションを維持するわけではない。
アメフラシのように、ジワジワと相手を削るわけではない。
サメライドに求められるのは、相手の想定の範囲外からの一撃です。
では、奇襲のためにはどのようにして使うのが効果的なのか。
研究成果として、強サメライド3原則を提唱します。
強サメライド3原則
早く爆発するほど強い。
ルートが読めない方が強い。
気づいた時には手遅れな状況を作っておくのが強い。
これらを順番に説明します。
1.早く爆発するほど強い
サメライド初学者ほど、起爆を遅らせがち、と感じています。
上の動画では、起爆を遅らせた結果、距離をとられたマニューバーに硬直を狩られています。
基本的に、遠い距離を一気に詰めるメリットよりも、敵がサメライドのレールを確認したうえで、回避行動をとられるデメリットの方が大きいです。
敵が固形ボム持ちであれば、サメライドを回避しつつインクを回復→置きボム、の猶予を与えてしまいますし、単身で敵地に乗り込んだ分、逃げ場もなく、敵の援軍もサメライドの硬直を見に来ます。詰み。
究極的には「そんな盤面でサメを吐くな」になるのですが、といっても、吐いたタイミングで「あっこれは刺さらないかも」と思うことはあります。そんな時は、早く起爆しましょう。敵を倒せなくてもいいので。
起爆して、最前列の敵に遠爆風70ダメージを与えて、塗りをとりましょう。
「スペシャル吐いて、軽く塗って、1対1交換かよ」
そうです。それだけでいいのです。
前線を上げることができて、味方が動きやすい状況が作れる。
上の動画では、サメの1確ダメージは出せていませんが、無理やり塗りを作ったことで、参戦してきたデュアル相手に優位に対面できていることがわかると思います。
相手の正面で爆発することになりますが、アプデ後であればサメ武器は何かしらの抵抗により、相打ちにはもっていけます。2のチャクチだって、狩れなかった後の対面は結構辛かったでしょう?
何より、「たかが」サメライドなので、勿体なく思わないのが吉。
※例外
エリアに向かってくる敵の奥で爆発して、後ろ向きを強制させる。
ただし、起爆後に援軍に挟まれるので、カウントリードの場面ぐらい。
2.ルートが読めない方が強い
まあ、これは直感的にわかりますよね。
なので、「どうやってルートを読ませないか」を実例を挙げて説明します。
サメライドを使って一番楽しいのは、このアイデアを考えている時間です。
敵の横、後ろから吐く
敵からレールが見えないだけで、シンプルに強いです。
高台から吐く
同じく、敵が察知しづらいので、こちらも強いです。
壁に沿って吐く
特に、オブジェクトの角に向かってレールを伸ばすのが強いです。
角の手前で起爆するか、奥で起爆するかで、敵に択を迫れます。
ナイスダマ、トルネードの中を通るように吐く
これをやっているイカ・タコをあまり見かけないのですが、強いです。
敵はこのスペシャルの効果範囲の後ろによくいるという点と、この2つのスペシャルは視認性が悪いという点から、刺さりやすくなっています。
スペシャルで攻められている味方のカバーにもなります。
3.手遅れな状況を作っておこう
地形・メイン・サブをフル活用して、サメで倒せる状況を作ります。
まるで将棋だな。
より具体的には、足元の塗りや地形によって、逃げられない状況に敵を追い込んでいくと、上手くいきます。
網上の敵に対して吐く
ユノハナ・ナメロウ・マンタマリアあたりで使いやすいテクニック。
網上の敵はサメライドのレールを見てから機敏にはよけられない一方で、
サメライドは網の上を通れる+網下に対する攻撃範囲が結構広いので、だいたい倒せます。
袋小路に追い込む
トラップを仕掛けておく(スパイガジェット)
あらかじめ仕掛けておいたトラップと挟むようにして動き、35+70ダメージで倒します。より確実には、トラップを踏んでダメージを受け、足元塗りが奪われた状態の敵に向けて使いたいですね。
タンサンボム、トーピードでダメージを与えつつ足元塗りを奪って倒す(銀モデ、スパヒュー)
同上。
…ではあるんですが、この2つのブキがスパガより優れている点としては、
サブ→サメ→サブで、最初のサブでダメージが与えられなかった場合のリカバリが利くことですね。特にタンサンボムはやや不規則にバウンドするので、どれか1回分でもダメージが入ればサメで削りきれる、というのがとても強いです。
まとめ
あらためて、サメライドのコツを再掲します。
爆発を遅らせない ←サメライドは奇襲スペシャルであるため
敵の正面から使わない ←敵にルートを見せないため
段差・網上で使う ←敵が逃げられない状況に追い込むため
今回の記事はあくまで私が帰納法的に導き出した研究結果です(予防線)
練習期間が必要なテクニックや、反射神経を要するものではないため、実践にも比較的取り入れやすいものかと思います。
サメライドは吐いた瞬間に結果が決まるスペシャルだからこそ、どのタイミングで使うか、工夫のしがいのあるスペシャルです。
それでは、よいサメライドライフを。
あとがき
サメライド学の今後の研究対象分野
サメライドブキのギア構成
サメライドによる敵陣抜けの有用性と現状の課題
今後のアップデートによるサメライドブキの環境入り可能性について
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