CoD CW ベータ版に向けて開発に直接聞いてみた！

Rush Gaming広報部より、本日投稿２つ目です！

10月8日朝、Treyarch開発陣営による、Rush Gamingをはじめとしたメディア・報道陣・関係者向けの質疑応答セッションが開催されました。
Rush Gaming はメンバーから出た質問を4つ聞いてきたので、以下その内容をご紹介致します！

スライドキャンセルについて

スライディングについては毎作色々な意見がでますが、「αでの仕様はこのままなのか？」という質問に対して、「適切なスローダウンペナルティ無しにスライドキャンセル出来るのは問題だ」と認識して対処したそうです。
リードデザイナーいわく、CoDはアグレッシブで攻撃的なゲームプレイと、球を避けたりオブジェクトを有効活用したりするなどのディフェンシブなゲームプレイのバランスを両立したい、というのがゲームデザイン思想の根底にあるそうです。スライディングはその点において、被弾を上手く避ける為に回避策とてのやりこみ要素として重要ではあるとしながらも、悪用や意図しないゲームプレイに繋がりうる事は認識しており、今後もこの問題については注視して対応予定だそうです。
細かくはアップデート内容を参照ください。
https://note.com/rushgaming/n/nc490c86ff3bf

フレームレートや動作パフォーマンスについて

「今作からは実際何ヘルツで挙動するのか？ゲーム内ではどうデータ処理を行われるのか？」という質問をしました。ヒットボックスのゲーム内での位置情報と、映像的に見えてる位置とに著しい乖離が発生しうる問題は毎年CoD民の悩みの種ですよね。
開発スタッフ曰く、まず今作はほぼ100% Dedicated Serverで挙動するように開発し、大幅にネットワーク関連のパフォーマンス問題を解決してきたと回答。
オンラインでの挙動、ネットワークパフォーマンスについて今作は特に集中しているそうです。
そして内部的な開発は、60ヘルツのフレームレートで挙動するように開発したそうです。
一方でビジュアル面は120ヘルツでサポートされており、PCスペックに応じて非常に高いスムーズなクオリティの映像を体験することが可能になります。
セッション中、次世代機であるPS5では、PS4と違い120ヘルツで動く事も示唆されました。
今後映像のポテンシャルを最大限活かしたゲーム体験をしたい方は、120ヘルツ対応のモニターを購入する必要がありますね。
一方PCやPS5でやろうが、基本データ自体は60ヘルツでネットワーク側は処理されており、プラットフォーム間での有利不利はないように設計されているそうです。

スキルベースマッチメイキングは存在する予定か？

Scump他多くの有名プレイヤー達が懸念を爆発させていたマッチメイキングシステム。
本番環境で、今後スキルベースマッチメイキング等は実装されるのか、マッチメイキングについての思想や仕様について可能な範囲で教えて欲しいと質問について回答がこちら・・！なんと、

マッチメイキングにおける最重要優先事項は「動作パフォーマンス」だそうです。
オフィス内では「Ping is King」「ピン（回線）が王様でもっとも重要だ」という合言葉を掲げて開発に取り組んだそうです。
ラグがなく、ストレスがない試合を作ることを最も重要なファクターとし、
一方でピングだけでマッチメイキングを作っているわけではないが、それでも大部分が試合のパフォーマンスに重きが置かれているとおもってくださいとの回答でした。

オーナーのうらら（めちゃくちゃ弱い）がScumpの隣に住んでたとしてマッチしますか？の質問に対して、

「はは、確かに隣に住んでいたらそれこそ最もラグが少ない可能性が高いとも言えるので、マッチしなかったらむしろエンジニアに報告するかもね笑　いずれにしても、プレイヤー達がフェアでたのしいゲーム体験ができることが最も重要だとおもっているので、それを意識して今後も開発していくよ」

ゲームプレイが上手くない3%のプレイヤーとトップ1%のプレイヤーが物理的距離や回線相性でマッチされてしまう可能性が高そうな事を示唆しているようにも感じますが、回線だけではなく今後も改善の余地がありそうなニュアンスでもあり、製品版リリース後のアップデートに期待です。
少なくとも、ラグい！透ける！は大幅改善するのかも？？
期待ですね！

ランクプレイは実装されますか？

残念ながら、まだ皆様にお伝え公表出来る事はないとのことでした。
ですが、私達は競技シーンのコミュニティとの密接にやりとりをしており、様々なオプションについて検討中、とのことです。
ランクプレイがないと、正直テンションが上がらないよ、、、という競技的なプレイヤーの意見は世界中でもきっと多いと思うので、実装検討が現実になるよう、コミュニティからも継続的にリクエストしていきたいですね・・！

さて上記内容ですが、GreedZzが動画でもまとめていますので、詳しい説明は是非動画も御覧ください！

以上、Rush Gaming広報部でした！