【和の色 洒落色」(おおたうに著 メディアファクトリー)
ペンネームの由来を書いた時に、少しだけ紹介したおおたうにさんの本を読み返したくなって探してみました
残念ながら今は絶版になっているようなのですが、Amazonでちょっとびっくりするくらいリーズナブルなお値段でこうにすることが出来ました(送料の方が高い)
封筒を開けると表紙が写真のように箔がキラキラしていて見た瞬間に嬉しくなりました。
中身もそれに相応しく珊瑚色、瑠璃色、雲母、琥珀色と宝石の名前がついた色が沢山。
他にもお花の名前や鳥の名前、美味しそうなものの名前がついた色たちと、その色に合わせためちゃめちゃ可愛い女の子たちのイラストレーション。
うにさんの描くおしゃれでちょっと悪そうな女の子たちが纏うファッションやメイクにワクワクしています。
初出は2012年、連載は2006〜2008年という10年以上前のものなのですが、全然今でもありな感じ。
ただ一つだけ「ここは今は違うかも」と思ったのはヘアカラーに関する記述です。
「胡桃色」のページの美しいロングヘアーの女性のイラストに添えられた文章で、うにさんが胡桃色の髪にしたいとお願いしたところ「日本人の髪だとありえないほど痛むから」と言われて泣く泣く諦めたという描写が出てきます。
私も髪色をオーダーする度に「それはちょっと難しいかも」と言われることや、提案されてハイライトを入れても全く色が変わらないということもあったのですが、最近になって技術が進んだのかある程度ハイトーンでも傷みにくくなったり、希望の色を選べるようになってきた気がします。
次回のカラーの際、この本を持っていって好きな色をリクエストしてみようかなと思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました!