【自問自答】大好きな漫画と憧れのマラカイトの話
「悪魔(デイモス)の花嫁」が、LINEマンガで全102話のうち90話まで無料で読めるようになっていました。
https://app-manga.line.me/app/periodic/S114560?_appstore=0
連載開始が1975年ということで、知らない方も多いと思いますので、概要を説明すると
です。
が、基本的には1話完結のサスペンスホラーで、その回に登場した人物が不思議な事件に巻き込まれていき、デイモスや美奈子は探偵役や傍観者として登場することが多くなっていきます。
あしべゆうほ先生の作画が驚くほど美しいのと、池田悦子さんの原作がとても的確で読みやすく、機会があれば1話ずつレビューしていきたいくらい大好きな作品です。
しばらく前にもLINEマンガで一部が公開されていたのですが現在増量されて更に0パス対応になっていました。
今日はその中から私が特に好きな第82話「眠れる愛」について触れたいと思います。
作品の中で美奈子さんはヴィーナスの生まれ変わりの超絶美少女という設定なのですが、実は各話に登場する女性キャラクターが更に美しいことが多く、しかもいろいろなタイプの美人が登場するのも楽しみの一つです。
この話のヒロイン麻紀さんもその一人で「ギリシャに遊びに行った」(!)に、財閥の御曹司の晴彦さんを射止めてくる程の美貌の持ち主。
しかも結婚前(ギリシャ旅行中)と結婚2年目のパーティーでのヘアスタイルやドレスの違いで成熟度や心情までが伝わってきて、しっかりと演出された映画か舞台演劇を見るかのようです。
しかしプロポーズのシーンで私がとても引っかかっている件がありました。
二人はギリシャの神殿で物売りの女性から「愛の誓いを永遠にする指輪」を買うように勧められます。
それは美しい孔雀石(マラカイト)の指輪でした。
晴彦さんが「これを婚約指輪にしよう」と言って指輪の料金を尋ねると、女性は指輪の代わりに麻紀さんのネックレスとの交換を要求して、麻紀さんもそれを快諾します。
ここが私が引っかかったところで、
ということでした。
ちなみに当時は子供なのでワードのニュアンスはちょっと違うと思います。
最終的にはそれどころではなくやばいことになるわけですが、とりあえず
ということで、自分を納得させました。
話の内容紹介はここまでです。
ラストの美奈子さんのモノローグで池田先生の美文が堪能出来るので、興味のある方はぜひ読んでいただきたいと思います。
そして、ここで急に自問自答に戻ります。
マラカイトという宝石のことをこの作品で初めて知って
素敵な名前に惹かれましたが、私が読んだ頃は連載時ではなかったもののまだインターネットも宝石関連の書籍も今ほど充実していなかったため、実際に目にするのは少し先になりました。
鉱物の標本を売っているようなところやパワーストーンのお店で指輪やブレスレットを見かけたこともありますが、何となくイメージと違っていたため、手に入れることはありませんでした。
でも「マラカイト」という名前は、何となくおつも心の中にあって、宝石を選ぶ時の候補になっていました。
そして今年ふと目に留まって購入したのがこちらのセットです
ラッピングが綺麗すぎてまだ開けていないのですが、写真より柔らかな色味で見ていると癒されます。
いつか指輪も見つけたいと思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました!