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7ヶ月間の南仏生活( 3 )。

今回はフランスで好きだったことや、良かったなと思う経験について。

まずは「食」。
美食の国として知られているフランスはやっぱり美味しかった。
フランス料理ってレストランのフルコースは有名だけれど実際に家庭ではどんなものを食べているんだろう?と気になっていたのでこれはオペア(ホストファミリーと住む)で正解でした。

私のホストマザーはワインに関する仕事をしていることもあって、食にはこだわりが強め。おかげで家に置いてある物も基本オーガニックなど良い品質のものです。とっても美味しいチーズやワインを沢山試せて、私はどちらも大好きなのでハッピーでした。そしてやっぱりパンは安いし美味しいので、たまに早起きして焼き立てのクロワッサンとコーヒーをパン屋さんで買って食べると、本当に心がほっこりして幸せを感じるのでした。

フランス家庭料理は日本のお味噌汁とご飯みたいにこれ!っていうのはない気がします(私が知らないだけかも、各地方にはそこで有名な料理はあるみたいですが家で食べてるかは謎)。いわゆる洋食って感じ。
例えば、白身魚のソテーにマッシュポテト / パスタ / バタースクウォッシュスープにバゲット。これは勿論、各家庭によって様々だと思うけれどうちのステイ先は基本的にベジタリアン(たまに魚とお肉もでる)で、私も基本ベジタリアンのフレキシタリアンなので自分には合っていました。

(フランスで新年に食べられるケーキ、1月は町中で売られてたよ)


二つ目はフランスの生活がみれること。
やっぱり一緒に暮らしてることもそうだし、たまにホストマザーの仕事にお手伝いでついて行ったり、子供の送り迎えは私がするのでフランスの小学校ってこうな感じなんだ〜、子供の教科書ってこんなのなんだと宿題してる横で見たり。ホストマザーの友達の家に一緒に遊びに行ったり、彼女の友達たち(みんな30代なのでちょっとお姉さんって感じ)と一緒にパーティーに行ったり、クリスマスはファミリーと親戚の家でのクリスマスディナーに一緒に参加させてもらいました。

三つ目はフランス以外の国について少し知れたこと。
フランス、多分特に南仏は北アフリカからの移民、留学生が多いです。だからモロッコ、アルジェリア料理とかも沢山あります。ペルピニャンはカタルーニャ(スペインの自治州)が隣なのでカタルーニャ語やカタルーニャ料理が多いのも魅力。
イギリスはやはり物価や学費が高いせいもあって留学生は基本同じヨーロッパか富裕国出身、移民はイギリス植民地だったインド、ジャマイカの人が多く、イギリス文化にも影響を与えています。一方フランスでは、南米や北アフリカ、中東アラブの人が多いと思いました。
後は、私のホストマザーは子供の頃にセーシェル諸島に住んでいたので、セーシェル諸島のお茶やお菓子をもらったり、話を聞いたことも新たな出会いの一つでした。

(南仏モンプリエの街並み)


最後は、パリ以外のフランスを見れたこと。
これが私がフランスに来たかった理由の一つでもあります。でも自分で思っていたほどにはフランス国内旅行は全然できなかったな。自分で旅行した他にもホストファミリーと一緒に自分では絶対行けないし、行かない小さい村や街などにいきました。街から外れてドライブするとワイン畑以外何いもなかったり、ピレネー山脈が綺麗に見れたりします。バスで30分くらい揺られれば美しい地中海のビーチに行けて、そんな時は「あ〜さいこ〜これは忘れたくない瞬間だ。」と胸がぎゅっした気持ちになりました。

今回はこんな感じでおしまい!このアカウントは留学や旅行について書くのに使おうかなと思ってるので何か聞きたいことがあればコメントかDMしてくだい🤗

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