プロット(チーム制作)

〜登場人物〜

ヒロイン:夏凪 澪(ナツナギミオ)
海に通うのが日課。
元々アイドルを目指していたが、とあることがきっかけで夢から目を背ける。カイルが背中を押したことでもう一度夢を目指す。

人魚王国の王子:カイル
人魚王国の第3王子で人間に関心がある。
特に澪に興味を持っている。


澪の母:夏凪 由奈(ナツナギユナ)
優しく温厚かつ冷静な性格だが、一人娘である澪が関わると周りが見えなくなる。


〜プロット〜

・澪は日課のように海に通う。

・溺れた澪をカイルが助ける。

・翌日、お礼のためにもう一度会う約束をし、片手に手作りのお菓子を持って海辺へ向かう。

・徐々に仲良くなり、とある話から澪が「少し前まではアイドルを目指していた」と打ち明け、カイルは背中を押す。

・そして、カイルが「人魚はいると思う?」という質問に対し「いたら良いなって思う」と澪は答え、澪にのみ聞こえる声量でカイルは「いるよ」と呟き少し気微笑む

・なぜアイドルになりたかったのかを再確認した澪は、もう一度目指そうと友達に勧められたアイドルオーディションへ参加する。(2次審査まで進む。)

・オーディション前にカイルから珍しい色の石が特徴的なお守りをもらう。そして、そのお守りには見覚えがあった。

・幼い頃から祖母は「人魚に助けられたことがある」ととある話をよくしてくれていた。
その時にその人魚から貰ったのがこのお守りとよく似たものだった。


・最終オーディションの前日、オーディション会場近くのホテルに泊まるため駅に向かう途中、海の様子がおかしいことに気がつく。

・掴まって立つのもやっとな程強い地震、海はみるみるうちに潮が引いていき、スマホからは津波警報が響き渡る。澪はどうすればいいのか分からず立ち尽くす。

・「早く走れ!!」その声と同時にカイルが澪の腕を引く。引かれるがままに走り、ある程度の高台まで走り、落ちついてからカイルが人魚であることと今起こっていることを説明される。

・環境破壊、環境汚染、人魚の密猟などで度々人間が原因で被害を受けてきた人魚達が反乱を起こし、津波を起こそうとしている。彼らの言い分として「水は清いもの。その水で穢れを洗い流さねば穢れていく一方だ。」とのこと。

・カイルは抵抗するが、長命である人魚達には例え数百年前の出来事だろうと忘れずはずもなく、カイルが人間と会うことすら裏切りとされてしまい、話に応じて貰えない。

・そんな時「みなさん落ち着いてください。」と聞き覚えのある声がする。振り返るとそこには澪の母がいた。そして人魚族のもの達は次々に膝まづき、「これは…ユナ様…」そう口にした。

・実は母はかの有名なローレライの孫娘であり、人魚族ではいい所のお嬢様だったのだ。
ローレライの一族は万病に効く歌声を持っており、今でも度々人魚王国に来ては歌を歌い人々を癒していた。

・「ローレライの一族であるユナ様とミオ様が止めに来られては引き下がる他ない」と反乱は無事収まる。

・その後、自由に会うことを許された澪とカイルは後に結ばれるのであった。

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