躁鬱だしウーバーイーツ（配達）を始めた。前編
始めるまでの話（前置き）
結構前からやりたったんだけど、まず身分証が必要で。で自分が持ってて有効なのがパスポートしかなくて、「あ〜送らなきゃな〜」って調子悪かったりなんだりで何となく後回しにしてたらその数週間？の間にパスポートの有効期限が切れるという、物凄い確率の不運に会って、しょうがないから更新に行ったりしてたら始めるのが随分遅くなってしまった。
今コロナウイルスとかでそういうものの需要が高まってて、配達員も増えてるらしく、ちょうどそれと同時期になってしまった。後回しって良くないね。
前置きが長くなったけど、そんな事はまぁどうでも良くて、とにかくそんなこんなでやっとウーバーの配達員を始められた。今月の17日に初稼働して、実際に稼働したのは三日くらいかな？で今日、今もバッグ持って駅前で依頼の待機をしながらこの文章を書いてる。暇なので。
良い
始める前から良いとは聞いてて、やってる人の動画とか見て「良さそうだな〜」と思ってたけど、その通りだった。まだ4日目だけど。
まずだけどシフトが無い。
ある程度の重さの双極患ってる人なら分かると思うけど、働いたり何かする上で、シフトがまず無理。決められた曜日、時間に行かなきゃ、しかもそこで求められる仕事を決められた時間までこなさなきゃならない、シフトってシステムがまず無理。ここまで断言してるのは自分ぐらいかもしれんけど。もう少し頑張ってる人もいるよね。ごめんなさい。
それが無く、いつでも、本当にそのままの意味で、9時から深夜の12時までならいつでも稼働できるし、なんかやめたいなと思ったらいつでもやめられる。
具体的に言えばドライバーアプリのオフラインボタンをポチってすればよし。でまた始めようと思えばオンラインにすれば、自分のいる位置に最適な依頼がピローンて入るから、その依頼を受けるか決めて、受けたなら自転車に跨り、飲食店まで行き料理を受け取り依頼者の家に届ける。それをひたすら繰り返す。シンプルで良い。シフトも無い。
それに加えて、自転車で稼働できるって言うのが良い。依頼も自転車で配達するのに丁度いい距離のものだし、自分は割と駅近に住んでるから走り回ってるのはほぼ近所だし。（これはまぁおまけみたいなもので）
自転車を漕ぐ。運動になる。
これはほんとに良い。まぁ自分は元々体動かすのは好きな部類の人間なので余計そうなんだけど、こんな病気持って引きこもったりしてるとまぁ体動かす機会が無い。そうすると必然的に負の歯車が回り出す。
まずだけど家にずっといると過食し出すし、で動かないから太るし、そうすると自信も無くなってくるし。これだけならまだ良いけど体が動いてないと今度はひたすら頭が暴れ出す。無駄な思考は止まらないしネットは見漁るしゲームはしまくるし。そんな事してると人間としてどんどんバグってくる。
そういう風にならない時間が増えるってだけで良いし、しかも運動って、精神医療界では薬と同じレベルの効果があるとか言われてます。よく聞くやつです。
これ結構あるなと思いました。体動かしてると、ある程度の鬱屈した念なら気付いたら吹っ飛んでる。これはまぁ前から何となく気付いてはいたんだけど、今回は「依頼を受けて配達する」って言う「口実」がある。
「口実」の良さ
ほんとはきっと、「ただ家の周りを走る」ってだけでも素晴らしく、価値のある行為なのだと思う。けどちょっとそういう、純粋なのが曇った心にかかると、「こんな事して何の意味が」みたいな、虚無から生まれる言葉が頭に浮かんでくる。そいつらを振り払ったりするのに既にエネルギーを必要としてしまったりする。馬鹿みたいだけど。
あと躁鬱あるあるだと思うけど、やり始めたら何か、とことんまでやり切りたくなったりして、めちゃくちゃやり出して、ﾋﾞｭｰﾝと突き抜けちゃうんだけど、その結果帰ってくる場所が分からなくなったり、次にやる時のハードルが馬鹿みたいに上がってしまったり。
こういう問題に対しても、ウーバーは有効だ。何故なら「やる意味」はあるし、きちんとその配達毎に終わりはある。
まぁ一番最初やったとき、やっぱり楽しくなってつい最終時間の0時まで稼働しちゃったんだけど(笑)まぁ一回一回確認すればちゃんと終わりはある。当たり前だけど笑
…前編はこのくらいにしとくかな。他にも色々書きたいことはある。例えば
・音楽を聞ける
・歌える
・口実ありきで色んなとこに入れる。タワーマンションとか
・適度な緊張感
・好きな時と、好きな場所と、好きな食べ物で休める
・稼げる（これはまだどのくらいやって、どのくらいの数字が出るのかちゃんと確認出来てないけど、その事実があるってだけでよい。仕事なんだから当たり前なんだけど、よい。）
とかいろいろ。
あと今回は良いことばっか書き連ねちゃったけど、良くないこと？とか注意すべき事とかもある筈なので良く理解出来たらまた書いて行きたい。
もしここまで読んでくれた方がいたら、ありがとうございました！
もし良ければまた次の記事で👋🏼