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ワークライフバランスとは④

<過去のストーリーはこちら>
ワークライフバランスとは①
ワークライフバランスとは②
ワークライフバランスとは③

ワークライフバランスは、バランスを取るための身のこなし方を身につけた人に与えられるもののように思う。

ワークに偏っているな、と思った時にライフに振り切りたくても、身入りがなければ難しい。自分と子の将来を考えると、私に収入がない状態は考えられない。

仕事はいい時も悪い時もある。

仕事が楽しいと思える瞬間があるのも事実。こう言ったネガティブな感情もポジティブな感情も点なのだ。線になるまで俯瞰して眺めて、転職が視野に入るのであればすればいい。

転職をすれば万事解決するかと言うとそうでもない。

世間では「辛いなら転職すれば」と転職サイトの広告をいたるところで見かける。あくまでこれは『広告』であることを理解しているつもり。

もし「会社」に転職したいなら、転職回数はハンデになる場合も少なくない。「長く続けてほしい」と思っている企業と、短期的に職を変えている求職者ではニーズに全くと言っていいほど噛み合っていない。ニーズが合わなければ、その転職はうまくいくはずがないのだ。

転職回数が多いなら、確固たる説明をできること。文句や一時の感情は説明に値しない。

感情のままに動いて後悔した経験があるから、ネガティブな感情のまますぐに「転職」はしない。それでも会社を辞める選択権はいつでも私にあることは、忘れずにいる。(日本において人一人辞めさせるのは本当に労力と制限がかかるものなのだ)

私がやるべきは、いつでも次のフィールドに移動できるよう着々と準備を進めること。自分のスキルとキャリアの棚卸、新たな学び、実績作りとアウトプット。子どもの寝静まる朝と夜を活用する。

経験上断言できることが一つある。「一生懸命頑張ったことは長期的に見れば何一つ無駄になっていない」ことだ。あの時脇目も振らず必死こいてやったことは、今の自分の自信と糧になる。

楽をすると、将来の楽にはならない。絶対に。
(過去ワークライフバランスを求めて今の会社に入った自分に伝えたい)

ワークライフバランスって聞こえはいいけど、本当に難しい。
私も身のこなし方を身につけたい。学びはまだ始まったばかり。


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