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ヒーラー養成講座3日目レポート
こんにちは!Therapy Room Rurudo(セラピールームルルド)のIZUMI(イズミ)です。現在自宅にて女性専用のオイルマッサージ(ハワイアンマッサージのロミロミ)のサロンを営んでおります。
本日はヒーラー養成講座3日目のレポートになります。
今回の講座からリーダーを決めます、とジュンコさん。次回の講座からアシスタントに入ったり(今まではミナトさんやケイさんがして下さっていたサポート役)などの役割を務めるとのこと。そしてマインドのパターンを見て欲しいとのことです。リーダーの方は自立になり過ぎていないか?(犠牲、我慢のパターンは出ていないか?を確認。)リーダー以外の方は、構って欲しいなどのニーズが出ていないか?依存が出てきていないか?などを確認する。
今回からはリーダーがまとめてレポートは提出する。
リーダーはメンバーとしっかりとコミュニケーションを取ること。
ここから先の講座はほぼ『投影』を扱うことになります、との事でした。
ジュンコさんのヒーラー養成講座3日目(イメージワークについて)
3日目の午前中は講師のミナトさんから、イメージワークの概念を教えて頂きました。イメージワークは、カウンセリングだけでは得られない領域をみることが出来る。おいおいで良いが、様々な着地、落としどころを持てるようにすることが大切。(無理に統合まで持っていけなくても、初めのうちは
感情解放をする、だけでもОK。)
イメージの書き換え方法の1つ。悪いイメージにくっついているネガティブな感情を解放する(ちゃんと感じてあげる事。)
良いイメージにくっついているポジティブな感情はきちんと受け取る事。
イメージワークで重要な考え方
投影、許し(統合)
※イメージワークの効果
感情の解放、統合・許し、自分とのパートナーシップの構築(鏡のワーク等)、行動の後押しなど。
※イメージワークのリスク
感情の解放に対して、クライアントさんが前向きに取り組む意識があることが大前提。同意を得る。
イメージが難しい場合の落としどころを持っておかないと、イメージワークに苦手意識を持ってしまわないような対策。
※イメージワークをやる際に重要な事
安心感を感じる安全な場所でやる(一人、静かな環境、邪魔が入らない)
対等性をもってやること(本当に相手の為を思ってやっているか、カウンセラー側のニーズ(クライアント様を変容させたい、というコントロールのようなもの)が出ていないか?)
イメージワークの手順
①重要なのは感情の解放(抑圧している、我慢していることがある、という前提)
②何を我慢しているんだろう?どの感情を解放したら良いのだろう?解放すると、どのような状態になる可能性があるのだろう?
その感情を解放すると下にはどんな感情がある可能性があるのか?
③扱う対象と扱う感情を決める
対象:過去の自分、親、パートナー、兄弟など
感情:怒り、罪悪感、寂しさ、など
④ここではなるべく現実につながるイメージで進める(飛躍し過ぎない、ファンタジーやスピリチュアルにならないように)
実際のイメージワークの基本は
『向き合うワーク』が基本。
・鏡のワーク 対象:しんどかった過去の自分。
・向き合うワーク 対象:葛藤を抱えている相手(感情の解放が目的)
ただ単に言いたかったことを解放するまでをやってもいいし、統合までを目的にしても良い。
怒り→悲しみ・罪悪感→統合(自分を許していくプロセスが大事)まで
・インナーチャイルドワーク 対象:小さかった頃の自分(不安を言えずに我慢していた、寂しさ、、、)
以下、質疑応答。
質問:感情をかなり抑圧してきて感情が出づらいクライアントさんで、過去の私が辛そうで苦しそうだけど、感情が湧いてこない。もっと頑張れ(自分に厳しくしてしまうパターンがある)と思ってしまう…などの場合はどうすれば?
答:過去のあなたに繋がれるのは、あなただけです。頑張ってみましょう。や、今日一度で全部解決しようと思わず、何度かチャレンジしてみましょう、などのお声がけをする。
大人になった私と、インナーチャイルドの関係性を話しておく。(大人になった私が、過去の私を理解していく、許していくこと。)
いつまでも厳しいことを言ってしまって終わらない場合→深呼吸してから、もう一度『今目の前の自分は変わりましたか?』などの誘導をしても良い。
今のあなたのイメージを信頼してください。何も間違いではありません。現状を知るという事が大事なので、今は向き合えないという段階にあるだけなので、焦らなくて大丈夫です。もし変化が無かったとしても、目の前のありのままの状態を受け入れてあげましょう。というようなお声がけも大切。イメージが見えない、分からない、変わらなくても決して失敗ではない、ということを説明する。
※イメージワークで自分が見えない、別の物に見えてしまう=向き合えないタイミングであることも(自分の世界やファンタジーに浸りこんでいる状態)。その場合は深呼吸してリセットし、今回はイメージワークをやらないなどの選択肢も持つこと。→自分を見たくない、自分の感情に向き合えないタイミングである可能性が高く、現実逃避してしまっている状態。
※イメージワーク付きカウンセリングは有料の方が望ましい。
カウンセリングをして、これは母への怒りかな、とあたりを付けたらそれをクライアントさんに聞いて『母への怒りを見ていく方向で良いですか?』などイメージの方向性を細かく確認しながら進めていくこと。本質を見抜いてしまうカウンセラーは、いきなり結論に切り込んでしまいがちだが、『安心安全な場である事』や『嫌な感じがしたら途中でやめて良い』などの事前に説明をしっかりとする。
この後、ケーススタディを解きました。
①何が問題か?
②どんなイメージワークが使えそうか?
③そのイメージワークをどんな目的で使うか(クライアントさんに説明するつもりで)
④扱う対象を決める
⑤扱う感情を決める
この人は何を(感情)を我慢しているのだろう?ちゃんと感じてあげると良い感情は何だろう?
⑥どのような状態に着地させるか?
この後、グループでシェアをしまして、グループごとに発表となりました。
ここでのケーススタディを解くポイントは、正解を探さない事。クライアントさんに最適なものを探すこと。そしてイメージワークでも、深呼吸をして神様を入れる、を忘れないようにして下さい。
上記の①~⑥の流れでイメージワークを作ります。ロールプレイも基本的にはこの流れと一緒です。向き合う→許し→統合の流れです。
投影の概念
投影が、カウンセリングを行う上で一番大事な概念であると言っても過言ではない。投影は投げると影と書きます。全ての外側の現象は自分の内側が反映されたものである。
シャドウの説明:〇〇さんが嫌い、腹が立つ=私である、と見るのが投影。『何故嫌いなのか?』は掘り下げるのは嫌ですよね。
『あの人、ぶりっ子して嫌いだわ!』など。自分も女性の魅力を使ってみたいのにできない、とか女性の魅力が自分にはないと思い込んでいるとか…私たちの抑圧したものが影になって伸びる=投影である。投影を取り戻す作業をヒーリングやカウンセリングではずっとしていく。
目の前に現れた人は、全て愛すべき存在である。というのがヒーラーマインドです。
逃げ出したい、嫌な気分になるのは、自分が切り離した自分と出会い続けているから。
投影はどうアプローチしたら良いのか?投影のプロセスにくっついているのが許しと統合(向き合って繋がる)。ここでの許しとは、罪を許すという意味ではない。(許せるような私になる、今私があなたの立場だったらやってしまったかもしれないと理解する、その愛を受け取る)
①被害者意識をやめること。
人を責めたくなる気持ちがあるのに、フタをする(良い人)と補償行為になる。(私が悪いから頑張らなきゃ=罪悪感と繋がっている状態)
②自分自身が大きな愛情である、という事を認める事。
罪悪感→辛かったよね~ううう(涙)クライアント様と一緒に浸ってしまう×
愛→あなたはそうするほか無かったよね、仕方なかったよね。〇
投影を取り戻せていない状態=分離と言います。
私はあんな人と違うから!私ならしません(正しさの主張、優位に立とうとする)。私は正しくて、相手は間違っている、という概念を作ってしまう。
怒り=投影を取り戻していない人の分離感情。(表面感情)
ヒーラーは認めがたい、受け入れがたい感情を自ら分離することなく、自分が先に繋がってあげるということをする。
自分には無理、迷惑だ、気持ち悪いなど(ジョイニングなど)で自分を閉じてしまう=自分の投影と繋がりを切ってしまっている状態。
これを、自分は感情と繋がるんだとコミットし続ける事が重要。
感情の特徴について。
怒りと好きはセット。悲しみと楽しいもセット。悲しみを封印したままだと、楽しいの方も封印してしまいます。
以下↓ホワイトボード板書↓
いい人/補償行為⇔我慢(頑張って私ばっかり我慢してるのに報われない)
悪い人←あなたは自分をどんな人だと思っていますか?
被害者/加害者
罪悪感(無価値感)
愛ー神の子
↑ホワイトボード以上↑
愛の目で全ての罪を見ていくのがヒーラー。
この後、実践のグループワークをしました。その前に、各自で以下のお題目を解き、ノートに書きました。
①あなたは、どんないい人のフリをしていますか?(楽しくないのにやってしまうことは?)
②それはどんな悪い自分を隠すためですか?
③それは誰のせいですか?
~~ここで根本師匠のミラクルカウンセリング事例。みんな、罪悪感から自分のストーリーを語るのは上手なんですが、愛からみる事はしないんですよね。でね、問題児みたいな子はギフトを持って生まれてくるんですけどなんだと思いますか?…分かりません。→あなたが命をかけてまでやりたかったことって何ですか?あ、家族だ…!あなたは命をかけてまで家族を助けよう、繋ごうとしたんですよね(←愛からの視点の例。)少し壮大過ぎる例ですが、思いつくままに上記の①~③を書いてみましょう。~~
質問:③の誰のせい、が自分が悪いしか出てこない場合は?
答:誰のせいでもない=向き合いたくない証拠です。まだ向き合うタイミングじゃないというだけのこと。
上記①~③は便宜上、最初はライトな感じで当てはめて良いです。誰かのせいが出てこない=相手と癒着している可能性もあります。小さなころに封印してしまった可能性もあります。人のせいに出来るのが健全で、必要なプロセスなので大丈夫です。
例
①優しく穏やかで、相手を気遣うフリをして、気に入られようとして話をあわせています。
②すぐにプリプリ、イライラしやすくて怒りんぼで好戦的、私の事を利用しやがって!と激しい殺意を抱いているのを隠しています。
③ヒステリックに叫ぶおばあちゃん(もしくは、自分の機嫌で理不尽に怒ったりする感情的なおかん)
以下、グループワークをします。
簡単に書くと③の対象人物と向き合うのに、〇様の力を借りてやる、といったワークでした。
まずは③の対象の人物をグループの中から一人選んでもらう。(その方は何もしなくて良い、ただ向かい合わせで立っているだけで良い)
その人と向き合い、目を見つめ合う。(ジョイニングしながらつながる、お互いに深呼吸)
そして、『このもう要らない感情を〇〇と〇〇します。』と心の中で唱える。
グループの中で選んだ〇様役の方に背中についてもらって、『〇様お願いします』といって付いてきてもらって、③の相手まで歩いていく。
そして、3人でハグをする。(深呼吸)
私がこのワークをした後の感想、思考は変わらなかったが、感情(感覚)はやわらかく、やさしくなった感じがして、体感は胸の辺りがすごく熱くなり、体全体が熱くなりました。ちょっと涙も出てきました。
グループ内全員でこのワークをして、なんだかグループの皆さんともっと深く繋がれたような、なんだかそんな気持ちになりました。(愛で繋がる、というのはこういう事なのかもしれないな~と感じました。
ミニセッション
今回のフォーカスパーソンはMinoさんです。セッション内容は割愛しますが、今回の登場人物はお母様。そして女神様のもとにお母さんを連れて行く、というようなロープレだったのですが、私は号泣してしまいました。時間が残り1時間を切っていたというのに、すご過ぎます!
ジュンコさんのセッションは口で説明出来ないのが非常にもどかしいのですが、とにかくすごいのです。(語彙…)一度体験してみてください、としか言いようがないのです。
後記(私的メモ)
変わろうとしないのはエゴ。(愛の目で見ようとしない)
愛からみるのが怖い。=新しい世界が怖いということ。
眠くなってしまう=脳みそが抵抗している証拠。
今回、実はもうこのヒーラー養成講座も折り返し地点を過ぎました。なんだかんだで毎週に近いほどジュンコさんやミナトさんがフォローアップのZOOM勉強会やセミナーなどを開催して下さって、とにかくヒーリングを忘れないように、ヒーリングの回路を各自に落とし込むようにして下さっていました。ヒーラーズスクールのメンバー全員でお会いできるのもあと3回。純粋に寂しいです。。
私は去年の根本師匠のお弟子講座が終わった直後からこのヒーリングの講座に通っているので、もしやこれは盛大なロスが来てしまうのではないか?と若干恐れています。(前回のお弟子講座が終わった後に、ロスを感じる間も無く、ヒーラースクールが始まった。)でも、このヒーラースクールで教わったスキルが仕事に非常に活きてきています。切り離した私に出会い続けている、そしてやればやる程、私も癒されている。
今は目の前の事に集中したいと思います。