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錦糸町限定 今だけテイクアウト!④

美味しいものと文庫本 番外編④


あっという間に第四弾、延べ12店目のご紹介となります。
今まで行く機会がなかったお店の味を知ることが出来るのは、とっても楽しみです。
では早速!

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今回ご紹介するのはこの三店。
・Hamburg Will 錦糸町店
・魚義
・李湘潭 湘菜館

Hamburg Will」は豚100%のハンバーグ専門店、「魚義」は名前からもお分かりの通り、魚介を扱う和食屋さん、「湘菜館」は日本ではあまり聞きなれない湖南料理の専門店です。
魚義、湘菜館は行ったことがありますが、Hamburg Willは以前から気になっていたお店。
そのHamburg Willからご紹介しましょう。


新宿御苑にある人気ハンバーグ店の二号店が、こちら錦糸町店だそうです。
こだわりの岩中豚(いわちゅうぶた)を100%使用とのこと。

近くにある自転車屋さんによく行くので、以前からこのお店の前を通るたびに「今日も並んでいる」「豚100%のハンバーグってどんな感じなんだろう」と気になっていました。

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外観はこんな感じ。
内装は煉瓦と木を使った、明るく落ち着いた雰囲気でした。

お弁当は一種類のみ
二つオーダーし、出来上がり時間までは自転車で近くを回りながら、今だけテイクアウトの店をチェックしておきます。

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ハンバーグ&フライ弁当 880円
彩も良い。ハンバーグはコロンとしています。

厚みのあるハンバーグに箸を入れると、肉汁がジュワっとあふれ出て、何とも言えないいい香りが広がります。
ソースをつけずに一口。
下味もしっかりついていてこのままでもイケます。
豚100%ということでもう少し硬いイメージを勝手に抱いていたけれど、軽くくずれてしまうほど柔らか
それでいて豚特有の弾力も残しつつ、肉の旨みが口に広がっていきます
これは本当に美味しい。

魚のフライはカリッと上がっていてサクサクの食感
タルタルソースも超美味。
付け合わせの人参(ピクルスにしてからスライス?)も酸味があり、口直しにはピッタリ。
どれもこれも美味しい!

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もう一つ驚いたのがご飯。
玄米ご飯なのも珍しいけれど、その上にスライスしたオリーブが乗っていました
日の丸弁当の梅干を意識したオリジナルアイデアなのかも。
元々オリーブ好きなので、これまた美味しくいただきました。

食べ終わってから相方(息子)に聞くと、「煮卵が一番おいしかった」とのこと。
「ハンバーグじゃないの?」の問いに、こう返ってきました。
「ハンバーグは予想通り超美味しかった。
 煮卵は予想を超えて超美味しかったから」

このお店、かなりの高ポイントをゲットした模様です。



最近はご無沙汰しているけれど、魚介を扱う和食居酒屋さんです。
Hamburg Willのお弁当待ちをしている間に、ここでもうなぎ弁当のテイクアウトを始めたことを知りました。

HPは食べログさんより。

うなぎ弁当は三種類でシングル500円、ダブル980円、トリプル1460円(いずれも税別)となっています。
うなぎとしてはかなりお手頃な価格。
一切れでは少し寂しいかと思い、ダブルを注文しました。

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お店の応援企画なので厳しいことは言いたくないけれど、ちょっとこのお弁当にはがっかり。
蓋を開けても、うなぎのかば焼き特有の甘く芳ばしいような香りが漂ってこないし、肉厚ではあるものの脂の乗りが少なく、うなぎとしてはパサつき気味の印象さえ……。
身から皮がペロンと剥がれてしまうのにも驚きました。

もう一つ、これはエゴなのだけれど、紙製容器なのでご飯がくっついてしまってとても食べにくい。
ご飯粒を残さず食べるのを習慣としているので、箸を持つ手が疲れてしまいイライラするほど。
環境に配慮しているのは分かるけれど、もう少し何とかならないものかと思いました。

自粛期間中の対応として始めたのだろうけれど、これなら価格は少し高くても、店自慢のアジフライやさつま揚げを使ったお弁当があればいいなぁ。



三店目は激辛料理でも知られる湖南料理の専門店、李湘潭 湘菜館です。
辛い中華と言えば四川料理が有名ですが、中国八大料理の一つで最も辛いといわれているのが湖南料理とのこと。
以前、汁ミーフンを食べに行ったことがあります。

「パラパラのチャーハンが食べたい」とのリクエストがあったので、ここなら間違いないだろうと決めました。
ここに来たなら辛い系、かつミーフンを頼んでおかないということで炒めミーフン。
そしてもう一品、店一押しの「毛沢東が愛した角煮」も注文しました。

ミーフンとは米粉の麺。ビーフンのように細い丸麺と異なり、きしめんのような厚みのある幅広麺や丸太麺で、もちもちとした食感です。
毛沢東が湖南省出身で、角煮が大好物だったことから、この店では品名となっています。

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卵チャーハン 650円
けっこうなボリュームで、希望通りのパラパラな炒飯でした。

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炒めミーフン 800円
醤油ベース、唐辛子が入った味付けで炒めた麺の上に、ピーナッツ・漬物のみじん切り・パクチーが乗っています。これをしっかりと混ぜて食べます。

ミーフンは激辛という程ではなく、やや塩味を強く感じた後にじんわりと辛さがやって来ます
もっちりとした麺に対し、パクチーの香りやピーナッツの食感が良いアクセントになっていました
これはお勧めしたい一品。
ボリュームも見た目よりあって、お腹がいっぱいになります。

炒飯を一口食べさせてもらうと、想像していたよりもまろやかな味でした。
ミーフンを食べていたせいがあるのかもしれないけれど、甘ささえ感じるほどの優しい味わい
初めは箸で食べていた息子は、途中からスプーンに変えたほどパラパラに仕上がっていて、彼も満足したようです。

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毛沢東の愛した角煮(6個入り) 1100円

店自慢の角煮八角が効いたまろやかな味
肉もほろりと崩れるほどトロトロに煮てあり、美味しい。
お値段の価値はあります。

これら三品が注文してから十五分も待たずに出来上がり。
ミーフンは汁物も数種類あり、辛さも調整してくれるそうなので、お好きな方はぜひ来店してみてはいかが?

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