フィンランドでの長期留学を終えて

2021年8月8日〜2022年6月1日

私の2回目のフィンランド留学が終わりました。

留学開始前は期待と喜びで胸がいっぱいで、大好きなフィンランドに再び訪れることができるので、不安など1ミリもなく出国しました。

留学中は、エンドレスな課題、他言語の環境、知らない人と場所に囲まれることに慣れない時もありましたが、ほとんどは毎日小さな幸せを感じ、フィンランドで1人の生活をするという状況を楽しんでいました。

もちろん、留学に来たことを後悔したことは一度もなく、ここまでやってきたこと自分に自信を持ち、また自分の環境に感謝する機会になりました。

今回の留学は家族の理解と支援、大学・市・国の支援で成り立っています。20歳でヨーロッパの様々な面を見て、学べたことに本当に感謝しています。

この一年は、私の人生の中で間違いなく最も価値がある時間でした。ヨーロッパ各国を旅して、多様性のある国や、まだ貧困が残る国、貧富の差がある国、観光地として発展している国、自然を維持しようと取り組んでいる国、様々な国の一面を見てきました。学びたかったフィンランドの教育現場を何度も訪れ新しい知識を多く得ました。

私が見たもの、感じたことはちっぽけで世界の何の役にも立たないけれど、私の中でこの経験は宝物で将来の仕事に何か役立てることができると思います。



最近言われることが日本語下手になった?って。私的には英語を話す時に文法を気にするようになって、日本語も共に上達していると思うのですが如何に。もしこの文章変だなと思ったときは、あぁ。と察していただければ。

ここからは振り返り
この10ヶ月間を文章にまとめようとするのはとても難しいです。(私の語彙力の問題を除いて)なので端的にまとめようと思います。もう文章力は無視してください。(前半は相当頑張った)

初めて家族から離れたし、友達とも会えない環境は孤独を感じやすかったです。幸い私はポジティブ且つ自己肯定感高め人間なので、心病むことなく過ごせました😀そして今まで家の手伝いををテスト前でも課題が多くても自分の時間を割いてやっていたので、今初めて自分のことだけしてればいいというこの生活の喜び。よかった。(帰国後のお手伝いのやる気はあります)

料理や洗濯はもともとしていたのでthe余裕。ただ家賃の支払い日あたりはハラハラ。果たしてカードの上限はまだ切っていないのか。一つ気づいたことは、自分は人に食べてもらう時しかちゃんと料理しないこと😦料理が得意になったきっかけはその時付き合っていた人に料理を褒められたかったし美味しいと喜んでもらいたかったから。それから家族の夜ご飯を毎日作るようになって。成長期の兄弟もいるので栄養バランスを考えて作っていましたが、自分1人になると何でもいい。できれば時間を使いたくない。そんな思考が働いて栄養バランスはおそろか。間違いなく3キロは太ったと思います。😐

フィンランドの冬は−21〜24度あたりまで下がりました。この時ばかりは骨も凍りそうな寒さ。日本の寒さと違って同じ気温でも体感温度は高くて、毎日0度以下でも割と散歩に行けちゃう。この寒さの違いを説明する能力が得られなかったので、もうみんなに来て体験してほしいです。その方が早い。

冬は本当に長くて毎日暗くて何だかやる気が出ない日も。そんな時は部屋にキャンドルを灯して暖かい光を加え、あったかい飲み物と趣味で時間を費やしました。

フィンランド人は全然働かない!(いい意味で)24時間営業なんてないし、18時にはモールの店が閉まりだすし、20時になればもうすでにバーしか空いてない、みたいな。ライフワークバランスがしっかりしているフィンランド。もうこの世界を知ってしまっては私は日本で働けない。今の1番の懸念点。

旅行に行ったのは、スウェーデン・リトアニア・フランス・イタリア・スイス・ノルウェー(ほんの2時間。フィヨルドとサウナだけ)・イギリス・オランダ・ベルギー。住みたいのはスイスのアルプス地帯。また行きたいのはイタリアとフランス。もう一度留学ができるならイギリス。老後に住みたいのはやっぱりフィンランド。です😂

旅行中数えきれないほどの教会や大聖堂を訪れ、だんだん全部同じに見えてくるという現象。好きな美術館では有名な絵画や彫刻を見ることができました。何がいいのか専門的にはわからなくて名声だけで写真を撮る、観たという経験を得る。美術の知識はほんの少ししかありません。画家さんに失礼の内容に事前に勉強して背景を知った上で観にいけば見え方が違っただろう。。と後悔。

フィンランドでできた友達はみんな素敵な人です。言語が違っていてもこんなにも仲良くなれるというのはとても嬉しいことで。違う価値観を持っていてもそれを受け入れ、上手に擦り合わせて。。異なる価値観の人がいる、というのは頭でわかっていても理解し受け入れることは、難しいです。特に日本では。その意味も込めて移民が多いフィンランド、留学生が多いトゥルクという街で過ごし様々な国籍の人と出会えたことは本当に良かったです。

まとめ方がわからないという最終局面。ザクッと終わります。noteをここまで読んでくれてありがとうございました。😊 Moi Moi.

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