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ニュージーランドでビールに浸る

200を超えるブリュワリーがあるニュージーランド。
ビールの製造に欠かせないホップはニュージーランドの主要な産物のひとつであり、輸出もされている。

だからこそこの国のビールは多種多様で、とにかく楽しくて美味しい。

月曜日の職場で同僚に『週末は何してたの?』と聞かれて、「とくに何も。昼間からビール飲んでた」と答え、同僚に『めっちゃキウイスタイルじゃん!』と爆笑される。
そんな私の飲んだくれ備忘録。

★★★★★…超おいしい 絶対にまた舞う
★★★★☆…すごくおいしい きっとまた買う
★★★☆☆…おいしい 気分しだいでまた買う
★★☆☆☆…まあまあ セールしてたら買うかも
★☆☆☆☆…私には合わなかった

※注意※
味は私の感覚です。誰もがそう感じるとは限りません。「おいしさ」は私の主観です。
したがって、星の数はあてにはなりません。私に合うか合わないかというだけです。
そもそも、自分のための備忘録なので。

※時間があるときにゆっくりと更新します。


ビールの種類

ビールは種類によって味わいに特徴があるので、覚えておくと買うときにイメージの味に近いビールを買うことができます。

ニュージーランドでよく見かけるビールの種類と特徴を書いておきます。

まず、ビールはラガー(Lager)とエール(Ale)の二つに分けられます。

ラガーは10℃以下の低温で発酵させたビールで、軽い味が特徴です。

いくつかの種類がありますが、いちばん有名なのが「ピルスナー(Pilsner)」です。
黄金色で、辛口ですっきり、のど越し爽やか。という特徴で、世界中でその国の定番のビールといえばこれです。

とくに何も書かれていないビールの場合は、ピルスナーだと思って間違いないです。
キンキンに冷やして、爽快さを味わいましょう。

エールは15~25℃くらいの温度で発酵させたビールで、歴史としてはこちらの方が古いです。
香りが高く、複雑な味が特徴です。ラガーを飲み慣れているとクセがあって呑みにくいと感じることもあります。
製法によって種類が多く、味わいも全く異なります。
冷やしすぎると味や香りを感じにくくなるので、飲む前に少し冷やすか、しばらく常温に置いてから飲む方が美味しく感じられます。

Steinlager


・Classic ★★★☆☆

日本の定番ビールより濃いめの味でしっかりとしたコクがあるので、冷やしてもその味を堪能できる。
かといってくどくなく、ホップのさわやかな苦みと辛口のキレで後味もすっきり。

乾燥した夏のNZでのどを潤すのにもってこいの一杯。

・東京ドライ ★★★☆☆

「ドライ」の名がついているように辛口で、すっきり。
苦みやクセが少ないため、クリアでのど越し爽やかという日本の定番のビールのような味を楽しめる。

Steinlagar のブランドを所有しているのが LION で、その LIONの 株式を所有しているキリンホールディングスにちなんで、日本式の製法でつくられたもの。


・Pure ★★☆☆☆

ほんのり香るモルトの甘みと、シンプルなホップの苦み。とくにモルトの甘みが全体的に優しくまろやかに感じる。
Classic よりもクセがなくクリアな味わい。

SPEIGHT'S

・Gold Medal Ale ★☆☆☆☆

大豆を煎ったようなロースト感と強めの酸味を感じる。
そして、スパイシーなホップの苦み。
ロースト感・酸味・スパイシーな苦みが後に残る。この後味がちょっとしつこい。

Monteith's

・Original Ale ★★★★☆

重厚な苦みで、奥深い味わいのビール。
しかし、くどさなくて飲みやすい。
エールビールの基本をしっかりと味わえる一杯。

・Gold Dust Juicy Hazy Pale Ale ★★★☆☆

Juicy の名の通り、カンキツの果汁を思い起こさせる甘くて爽やかな香り。カンキツの香りと爽やかなホップの苦みで、グレープフルーツのような感覚になる。

・Sounds Hazy Pale Ale ★★★☆☆

豊かなシトラスの香りと深めの味わい。
苦みはほとんどなく、ビールの苦みが苦手でも豊かな香りと深い味わいをしっかりと楽しめる。
Hazy Pale Ale の特徴がしっかり出ている一杯。

・Black ★★☆☆☆

ロースト感はそれほど強くなく、酸味が目立つ。
苦さや重さはなく、あっさり系の黒ビール。

・Tight Lines Pale Ale ★★★☆☆

ピルスナーのようにクリアで爽快な味わい。
ホップの苦みがほどよく効いていて、やや刺激が強い。

・West Coastin' Hazy Tropical IPA ★★★☆☆

控えめなトロピカルフルーツの香り。
スパイシーなホップの苦みもそれほど強くない。
一方で、味わいはかなり深め。

・Phoenix IPA ★★★★☆

花のようなかすかな甘い香り。
爽やかなホップの苦みが強めで後に残るが、しつこくはない。
味わいはクリア。
IPAとしてはおとなしめだけど、そのぶん飲みやすい。

Mac's

・Gold Golden Lager ★★★☆☆

爽やかなホップの香りと苦みは控えめ。
しっかりとしたモルトの甘み。
味わいは軽くてクリアで、薄め。

・Interstate American Pale Ale ★★★★★

エールでありながらクセが少なく、ラガーのようにすいすいと飲める。
苦みは少なく、カンキツを思わせるポップの香りが加わって、さわやか。
エールの香りとラガーの飲みやすさが合わさった一杯。

・Black Mac Porter ★★★☆☆

ローストした麦芽の香りと苦み。
コーヒーのような典型的な黒ビールだけと、わりとあっさり。
 手軽に黒ビールを味わうにはちょうど良さそう。


・Hazy Showboat New England IPA ★★★★★

これは強烈!
プルメリア、イランイラン、ハイビスカスといった熱帯の花を思い起こさせる甘い香り。
缶に描かれている熱帯のジャングルのイメージそのまま。
苦みはほとんどなく、とにかく華やかという言葉がぴったり。
口当たりは柔らかめ。

ビールの苦みが苦手でも楽しめるはず。
とにかく飲んでいて楽しくなる一杯。

ニューイングランドはイギリスではなくて、アメリカの北東部の地域のこと。この地域が発祥だから。
IPAと名がついていても本来のIPAに特徴的な苦みが少なく、華やかな香りが特徴。

・Magic Hour Hazy Pale Ale ★★☆☆☆

フルーティーな香りがするものの、だいぶ弱め。苦みも少ない。
そのため、とくに香りが特徴の Hazy Pale Ale にしてはだいぶ物足りない。
味わいは深め。

・Apparition Hazy IPA ★★★★☆

わずかなシトラスの香り。若草のようなホップの香りは控えめ。
味わいは深めでモルトを少し感じる。
おとなしめのIPAという感じ。

・Green Beret IPA ★★★☆☆

スパイシーなホップの苦みがよく効いていて、喉の奥にクセが少しあるスパイス感が残る。
味わいはクリア。

・Three Wolves Pale Ale ★★★☆☆

香りは控えめで、ややスパイシーなホップの苦みも控えめ。
わずかにロースト感のある苦みと、深みのある味わい。

・Superdelic Hazy IPA ★★★☆☆

香りは控えめ。
スパイシーなホップの苦みが喉を刺激して、やや残る。
味わいは深め。

Hop Federation

・Pilsner ★★★★☆

ピルスナーといえば、日本の定番ビールのようにすっきりののど越し爽やかというビールだが、これはホップの若草のような香りがガツンと来る。
後に残る苦みは少なく、ピルスナー特有のすっきり感は健在。
雑味なしでとにかくホップを味わいたいという場合におすすめ。

・Hazy IPA ★☆☆☆☆

ホップの若草のような香りとトロピカルな香りのバランスが良いので、香りを楽しめる。しかし、味わいが軽すぎてちよっと物足りない。

・APA ★★★★☆

爽やかさと深みの二つの苦みを同時に感じる。
ローストやカラメルのような焦がした苦みが広がり後にも残るので、最初から最後までしっかりとした深みを感じる一杯。

・Pale Ale ★★☆☆☆

しっかりとしたホップの苦みと麦芽のまろやかな甘みを感じる。
苦みが勝っていて甘さがうまく引き出されていないのがちょっともったいない気がした。

・IPA ★★★★☆

甘さを含んだカンキツの香りが強く、若草のようなホップの苦みもかなり強い。
刺激は少なく、クリアで爽やかな味わい。

・Hold The Line NZIPA ★★★★☆

モルトの甘みをしっかりと感じる。
スパイシーなホップの苦みが強くて刺激的ではあるものの、後には残らずすっきり。
クリアな味わい。

・Stout ★★★☆☆

ローストの香りはわりと控えめで、スパイシーなホップの苦みが際立っている。
ロースト感も刺激的な苦みも後に残らず、スタウトではあるけどあっさり。

・Binecraft WCIPA ★★★☆☆

注いだ瞬間にシトラスの香りを強く感じる。
スパイシーな苦みはそれほど強くないけど、長めに後味が続く。
味わいはクリア。

・Red IPA ★★★☆☆

香りは控えめ。
わずかなホップの甘みに、わずかなローストの香り。
スパイシーな苦みもそれほど強くない。
味わいは軽め。


・Between The Lines Cold IPA ★★★☆☆

パイナップルのような濃厚な香りが強い。
スパイシーな苦みが喉を刺激し、後に残るものの、それほど強くない。
味わいはクリアで爽やか。

PhatHouse 

・Hapi Pils Pilsner ★★★★☆

モルトの甘みを強めに感じる。ややスパイシーな苦みは少なめ。全体的に丸い感じ。
酸味が少しだけあり、クリアな爽快感につながっている。

・Midnight Espresso Coffee Stout ★★★☆☆

深くローストした麦芽の豊潤な香り。豊かなローストの苦みはあるものの、後を引く苦みはほとんどなく味わいはすっきり。黒ビールが苦手でもその魅力を楽しめそうだが、深い黒ビールを求めると少しあっさりしすぎ。

・Phat Pale Pale Ale ★★★☆☆

まろやかなモルト。
苦みは控えめで、味わいはクリア。
エールの入り口として飲みやすい。

・All Day Sesh IPA ★★☆☆☆

わずかなロースト感とモルトのまろやかさを感じる。
IPAにしては苦みやホップの香りが少なく、物足りない。


Lakeman

・Stout ★☆☆☆☆

一般的に黒ビールは深い苦みが特徴的だけど、これは苦みは控えめで酸味が強め。
味わいもあっさりめなので、黒ビールの深い味わいが苦手でも楽しめるかも。
逆に、黒ビールの深さを期待するとちょっと物足りない。

・Taupo Thunder NZ Pale Ale ★★★☆☆

わずかなシトラスの香りと強い若草の香り。
ニュージーランド産ホップががっつり効いている。
味わいはクリアで、ホップの苦みをしっかり楽しめる。

・Lager ★★★☆☆

ふんわりとした麦芽の甘みとまろやかさを感じる。
苦みは少なく、味わいはクリア。
麦芽を感じることができる優しいビール。

・5 O'clock Somewhere Hazy IPA ★★☆☆☆

シトラスの香りと強めの苦み。ホップが効いている。
味わいはやや複雑で、スパイシーな苦みが残る。

・Big Hairy American Pale Ale ★★☆☆☆

注いだ瞬間に強く感じるカンキツのようなホップの香り。そして喉を刺激するスパイシーな苦み。
とにかくホップが強い。
味わいはクリア。

・Hairy Hop IPA ★★☆☆☆

スパイシーなホップの苦み。
苦みはあまり強くなく後を引かないが、スパイシーさが刺激的。
味わいはクリアでシンプル。

・Primate Pilsner ★★★☆☆

若草のようなホップの香りがやや強め。
わずかなモルト感と、クリアな味わい。

Sawmill

・Pilsner ★★★☆☆

クリアな味わいのシンプルなピルスナー。若草のようなホップの香りがあるが強くなく、クセがないので軽くて飲みやすい。

・IPA ★★☆☆☆

深めのホップの苦みがずっしり来る。スパイシーなホップの苦みクセが強めだが、香りは少ない。味わいはクリアなので、ホップの苦みが強調されている。

・Hazy IPA ★★☆☆☆

カンキツの香りのホップと、スパイシーなホップの苦みを感じる。
ホップの苦みが後味として残る。
味わいは深めで、ホップの苦みと合わせてけっこう重い。

・White Hazy IPA ★★★★☆

大麦麦芽に小麦麦芽を合わせて作られた白ビールの一種。
カンキツの香りが高く、ホップの青草のような香りもたっているので、とても爽やかなビール。
口当たりがなめらかで飲みやすい。

・Vintage Barleywine ★☆☆☆☆

柔らかな麦芽の甘みを最初に感じ、続いてローストしたホップの香ばしさが広がる。
苦みは少ない。
どっしりとした深い味わい。
しかし、10.5%と高い度数のために、強めにアルコールを感じて、深い味わいが消されてしまうのが惜しい。

・You Do Yuzu Hazy Pale Ale ★★★☆☆

シトラスのフルーティーな香り。
苦みは弱めで、わりと深い味わい。
柚子の香りはするけどだいぶ弱めで、「言われてみれば柚子っぽい」と感じるくらい。

・Hazy Riwaka IPA ★★★★☆

Riwaka ホップによる、それほど強くないけどしっかりしたトロピカルフルーツの香りと、若草のようなフレッシュな苦み。
味わいはやや深め。

・Chocolate Stout ★★★★★

深いロースト感とモルトのまろやかな甘味。
ポップの苦みや酸味はほとんどなく、全体的に重厚な感じ。
黒ビールをしっかりと味わえる。

・Red IPA ★★☆☆☆

口に広がるモルトの甘み。
喉を刺激するスパイシーなホップの苦みは強い。
味わいはかなり深めで、苦みも強く残り、重い。

・Aotearoa Series #52 NZH-109 Hazy IPA ★★★★☆

控えめなカンキツの香りのホップ。
若草のようなホップの苦みがしっかりと効いている。
味わいはやや深めながら、苦みがほとんど残らず後味はすっきり。

・12 Gauge Pilsner ★★★☆☆

若草のようなホップの苦みがやや強め。スパイシーな苦みも少しあって喉を刺激する。
酸味が強め。
味わいはクリアだけど、ピルスナーにしては深くエールの雰囲気がある。

・HefeWeizen ★★☆☆☆

ニュージランドでは珍しい、ドイツ系のビール。読み方はヘーフェヴァイツェン。
小麦が入った麦芽の甘みが強く、スパイスのような刺激的な香りが彩りを添える。
まろやかで深みのある味わい。

Moa


・Hazy Pale Ale ★★★☆☆

オレンジのような香りで、さわやか。
ホップの香りと苦みは強くなく、ビールが苦手でも楽しめそう。

・Motueka Hazy IPA ★★☆☆☆

ポップの苦みがしっかりとくる一方で、味わいはラガーのようにあっさり。
純粋に深いホップの香りを楽しめるが、味わいの特徴が捉えにくいのがちょっともったいない。

・Milk Chocolate Stout ★★☆☆☆ 

ロースト感は弱め。
おそらくカカオとバニラの香りが添加されているので、アルコールの入ったココアのような味で、甘い。
ビールが苦手でも飲みやすいが、本格的な黒ビールを期待していると違う。

・Station IPA ★☆☆☆☆

スパイシーなホップの苦みがやや強めで、煎った豆のような後味が残る。
酸味が強め。
味わいはクリア。

・Superdelic IPA ★★★☆☆

若草のようなホップとスパイシーなホップの二つの苦みを同時に楽しめる。
香りや弱めで、スパイシーなホップの苦みが喉を刺激するがそれほど強くない。
味わいはクリア。

Stoke

・Hazy Juicy Pale Ale ★★★★☆

甘いパイナップルのような香りが広がり、苦みはほとんど感じない。
シンプルで軽い味わい。ビールというよりカクテルのような雰囲気。

ビールの苦みや複雑な味が苦手でも楽しめる。

・Dark Indulgent Dark Ale ★★☆☆☆

強めのスパイシーなホップの苦み
控えめのロースト感。
この二つによって刺激的な苦みが作られ、後に残る。
味わいは軽め。

・India Pale Ale ★★★☆☆

わずかなシトラスの香り。
ややスパイシーな苦みは強くないものの、かなり深い。
深めの味わいであるが、後には残らず軽く感じる。

Garage Project


・Tree Hugger NA Pilsner ★☆☆☆☆

香りも苦みも控えめで、とにかく薄い。
そのわりに苦みにはクセがある。


・HĀPI DAZE Pacific Pale Ale ★★★★★

南国のフルーツを思わせるトロピカルな香り。
ホップの青草のような香りと苦みがかなり強く、ホップ好きじゃないときついかもしれない。
ガツンと来る刺激的なビールが欲しい時には最適。

・Chipper Hazy Pale Ale ★☆☆☆☆

爽やかなカンキツの香り。
苦みはほとんどなく味わいも軽めで、水のようなビール。
香りのあるラガーといった趣で、ペールエールを期待すると物足りない。

・Pernicious Weed Monster Hop IPA ★★☆☆☆

海藻のような香りの強烈な苦みでかなりユニーク。
ナッツのような香りが残る。
味わいは深め。
アルコールが強め。

・Liquid Refreshment Kiwi Hopped NZ IPA ★★☆☆☆

若草のようなホップの苦みがあるものの、控えめ。
香りもあまり感じない。
IPAとしては弱い印象だが、名前の通りにリフレッシュとしてちょうど良さそう。

Aro Noir Stout ★★☆☆☆

モルトの甘みが強め。
ホップの苦みを強く感じ、後に残るので刺激的。
ロースト感はそれほど強くなく、軽い。

・Pickle Beer ★☆☆☆☆

強い酸味とキュウリの香りで、その名の通り漬物の味。
酸味がとにかく強い。

Emerson's


・Dear Dublin Irish Stout ★★★★★

深くローストした麦芽の豊潤な香りと深い苦み。
わずかに香るホップ。
酸味はなく、黒ビールの深みをしっかりと味わえる。

・Rebel Red Irish Red Ale ★★★★☆

少し焦がした麦芽のロースト感による苦みがあり、ホップの香りは弱め。
酸味は少なく、どっしりとした味わいを楽しめる。
一気に飲むよりも、ゆっくり飲む方がちょうど良い。

NZで Red Ale は珍しい。

・London Porter ★★★★★

かなり強いロースト感。
同じ系統の "Dear Dublin Irish Stout" よりホップが効いていて、苦みも強め。
黒ビールの深さを追求した一杯。
初心者お断りの感じだが、黒ビールを追求する方にはおすすめ。

・Juicy Gossip Hazy NZ Pale Ale ★★★☆☆

柑橘系のホップの香りがガツンと来る。深い苦み。
やや複雑な味わいだけど、飲みやすい。

・Orange Roughy Hazy Pale Ale ★★★★☆

注いだだけで立ち上がる強いオレンジの香り。
カンキツの香りのホップで苦みは少ない。
味わいはクリアでさわやか。

・Sticky Digits Hazy Fresh Hop IPA ★★★★☆

若草系のホップの苦みを強めに感じ、わずかにスパイシーな苦みが残る。
モルトの甘みでまろやか。
味わいは軽め。

・Snow Business Cold NZ IPA ★★☆☆☆

若草のようなホップのフレッシュな香りを強く感じる。
苦みはスパイシーで、後に残る。
モルトの甘みがあるが、味わいは軽くて薄め。

・Phantom Load Hopped Stout ★★☆☆☆

ロースト感はかなり強めで、カカオのような後味。
スパイシーなホップの苦みがかなり強くて、ローストの苦みを抑えている。
モルトの甘みが強めで、まろやかで深い味わい。

・Bird Dog IPA ★★★☆☆

香りは控えめ。
スパイシーなホップの刺激を最初に感じ、若草のようなホップの苦みがほのかに残る。
後味はくどくなく、味わいはクリアで飲みやすいIPA。

・NZ Pilsner ★☆☆☆☆

香りはほとんど感じない。
どっしりとした煎り豆のような苦みが強め。
味わいは深めで、ピルスナーにしては重い。

Tuatara

・Regenerate Hoppy Pilsner ★★★☆☆

ピルスナーにしてはにごり感があるめずらしいタイプ。
モルトのまろやか感がしっかりしていて、ホップの苦みは少なく、全体的に丸くふっくらした感じのビール。

・Hazy Pale Ale ★★☆☆☆

爽やかなカンキツの香りと青草のような苦み。
味わいはクリア。
苦みはけっこう強めで後に残る。

・Hazy IPA ★★☆☆☆

マンゴーや桃のような甘めのフルーツの香りがあるものの、控えめ。
若々しいホップの香りは強い。
味わいは軽い。
香と苦みのバランスが合わない。

Parrotdog


・Sundog Pilsner  ★★★☆☆

やや強めの若草のようなホップのフレッシュな香り。
しかし、苦みは少ない。舌にピリッとする軽いスパイシーさが残る。
味わいはクリアであっさり。


・Yellowhammer Hazy Pale Ale ★★★★★

パイナップルのような甘くて華やかな香りと、青草のようなさわやかな香り。
味わいは軽いけど、二つの香りのバランスが良く、後に残る苦みも嫌な感じではなくすっきり感を楽しめる。

・Black Stout ★★★☆☆

ロースト感はそこまで深くなく酸味が少しあるため、軽めの黒ビールとなっている。
ホップの苦みは強め。

・Birdseye Hazy IPA ★★★☆☆

香りは控えめ。
若草のようなポップの苦みを最初にしっかりと感じ、スパイシーな苦みが残る。
味わいはやや深め。

・Bright IPA ★★★☆☆

控えめなシトラスの爽やかな香り。
スパイシーなホップの香りはそれほど強くない。
味わいはクリアで、軽くてあっさり。

Cassels

・Fogged Up Hazy Pale Ale ★★★☆☆

爽やかなカンキツの香りをしっかりと感じる。
苦みは少ないものの、青草のようなホップの香りは強め。
ちょっと刺激的な Hazy Pale Ale を飲みたいならちょうど良いかも。

・Lager ★★☆☆☆

クリアであっさりという典型的なピルスナースタイルのラガー。
ホップのフレッシュな苦みがあるもののそれほど強くないので、ホップ感が苦手でもホップの香りを楽しめるはず。

・American Pale Ale ★☆☆☆☆

スパイシーなホップの苦みがかなり強い。
一方で、味わいはラガーのようにあっさり。
ホップがとがりすぎてバランスが難しい。

・Nectaron IPA ★★★★☆☆

パイナップルのような華やかな香りがして、すぐにフレッシュな苦みに変わる。
味わいはとてもクリアでさわやか。
Nectaron ホップの香りと苦みを思いきり楽しめる。
※Nectaron Hop…NZで開発されたホップ

・Woolston Pale Ale ★★★★☆

濃厚なトロピカルな香りと青草のようなホップのフレッシュな香り。
二つの香りのバランスが良く、苦みが後を引かないクリアな味わいと相まって、華やかでありつつも爽快な一杯。

・Milk Stout ★★★★★

かなり強めのロースト感に加えて、味わいはかなり深いので、濃厚に感じる。
一方、後に残る苦みは少なく、黒ビールの深みを楽しめる。

・Double Cream Milk Stout ★★☆☆☆

かなり深めのロースト感で、カカオのような苦み。
刺激的なホップの苦み。
そして、8.1%という強いアルコール。
黒ビールを極めたいという上級者向け。

BRB


・Southern  Pale Ale ★★★★☆

濃いめのホップの苦みにわずかなロースト感という、深みのある味わい。
深い味わいのビールをしっかりと味わいたいときにちょうど良い。

・APA ★★☆☆☆

最初にモルトの甘みが口に広がる。ホップの苦みが強めで、のどに残る苦みのクセがかなり強い。味わいはかなり深め。

・Hazy Pale Ale ★★☆☆☆

香りと苦みは控えめでかなり軽め。
重厚な香りでスパイシーな苦みのホップが喉を刺激する。
味わいは深い。

Spring + Fern

・Local Pinner NZ Pilsner ★★★☆☆

クリアな飲み口の典型的なピルスナー。
ホップの青草のような香りがよく効いていて、さわやか。

・Norty Chocolate Porter ★★★★☆

コーヒーのような強めのロースト感と軽めの苦み。
味わいはあっさりで、黒ビールの魅力を気軽に楽しめる。

・The Goat Doppelbock ★★★☆☆

NZでは珍しい、ドイツ系の Doppelbock スタイル。
麦芽のまろやかな甘さとロースト感を同時に感じる。
味わいは深めで酸味が少し。
麦芽を楽しめる一杯。

・Broken Axe Scotch Ale ★★☆☆☆

かなり強めのモルトの味わいがどっしりとくる。
ローストしたモルトのカラメルのような香り。
ホップの香りは少ない。
6.5%という高めのアルコールも加わって、とにかく深い一杯。

・Grizzly Porter Brown Porter ★★★☆☆

モルトの甘みとそれほど深くないロースト感が相まって、柔らかい味わい。酸味やホップの苦みはほとんど感じないので、気軽に黒ビールを楽しめる。

・The O.G. Pilsner ★★★☆☆

典型的なクリアでさわやかなピルスナー。
飲んでいるときは苦みはあまり感じないが、スパイシーな苦みが後に残る。

・Awesome Mix West Coast IPA ★★★★☆

花のような甘い香りが注いでいるときから広がる。
若草のようなさわやかなホップの苦み。
苦みは強いものの、刺激は少なく飲みやすい。
味わいはやや深め。

・Future's Gold English IPA ★★★☆☆

ホップの苦みが強く、複雑ではあるもののバランスがよく、後にも残らずにすっきりとした味わいになっている。
味わいはやや深め。

mcLeod's

・Great Migration IPA ★★★☆☆

まろやかなモルトの甘みとカンキツの香りを最初に感じ、続いてスパイシーなホップの苦み。
この変化がおもしろいビール。
味わいは深め。

・Paradise Pale Ale ★★★★☆

かなり強めのカンキツの香りと、甘いトロピカルな香り。
強めの若草のようなホップの苦み。
クリアな味わい。
ということで、実に爽やか。カンキツの香りと苦みはまるでグレープフルーツ。

・Jump Rock Unfiltered IPA ★★★☆☆

強い若草のようなホップの香り。苦みも強めでかなり刺激的。
クセのある苦みが少し残る。
味わいは深め。

・Sunset Surf Pale Ale ★★★★☆

注いでいるだけで香ってくる濃いカンキツの香り。
ホップの苦みは少ない。
クリアな味わいで、カンキツの香りと相まってオレンジ―のようなジューシー感。

・Forest of Giants West Coast IPA ★☆☆☆☆

わずかなモルトの甘みに、若草系のホップとスパイシーなホップの苦みが強烈に来る。
味わいはかなり深い。

・Highlander West coast IPA ★☆☆☆☆

香りはほとんどない。
スパイシーで複雑な苦みが強く後に残る。このクセが強い。
味わいはクリア。

・Mount Lion IPA ★★★★☆

注ぐだけで漂う強いシトラスの香り。スパイシーなホップの苦みは控えめ。
この香りと控えめな苦みのおかげで飲みやすい。
クリアな味わいで爽やか。

・Big Brum Dark Mild ★☆☆☆☆

わずかなロースト感。
スパイシーなホップの苦みは弱めだけど後に残る。
度数も低いため、ちょっと苦い水という感じ。

・Bay Mist Unfiltered Pale Ale ★★☆☆☆

香りはほとんどない。
牧草のようなホップの苦みがあるものの、薄い。
味わいは深めだが、全体的に薄い。

・Amplifire NZ IPA ★★★★☆

香りはほとんど感じない。
若草のようなホップの苦みを強くしっかりと感じる。
味わいはクリア。
シンプルなIPA。

・Cove Unfiltered Pale Ale ★★★★☆

強めのオレンジの香りが注いだ時から感じられる。
若草のようなホップの香りはそれほど強くないけど、少し残る。
味わいは深め。

・The Mountains Are Calling NZ IPA ★★★★★

強めのライムの香り。
若草のようなホップの苦みはそれほど強くなく、モルトの甘みをはっきりと感じる。
味わいは深めだけど後を引かず、爽やか。

・Pioneer Brown Porter ★★★★☆

それほど強くないロースト感と、モルトの甘み。
ホップの苦みは弱い。
まろやかで軽めの味わい。

・Tropical Cyclone Double IPA ★★★★☆

モルトの甘みをはっきり感じるので、まろやかで丸みのある味わい。
スパイシーな苦みが強く喉を刺激するものの、あとを引かずスッキリ。

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