先発部隊

今日は１８歳Yの話！
夕方頃モロッコに着いたYは空港でホステルを予約しタクシーを50ﾃﾞｨﾗﾊﾑ値切って宿に着き知らない町に興奮して荷物を置きすぐに散策に出かけたらしい、コチラには宿の場所も教えずに😓（後にほうれん草について説教される羽目にw）

宿から出てすぐに色々と声を掛けられたらしく、警戒していたらしいが、その内に一人のしつこいおっさんに張り付かれ話している内に興味がわき付いていったらしい。

迷路のような所を連れて行かれ辿り着いたのは一軒の雑貨屋w
そこで民芸品やタジン鍋等を見せられSも頑張って断っていたらしいがw

おっさん最後に『ちょっと待ってろ！』と奥から何やら出してきたらしい！

『何だwそれ？』
『詳しく教えろっ！』

と催促すると、
おっさんなんと【魔法の絨毯】なる物を出してきたらしいw

Yによると、その絨毯は片方の端を持ち上げ床に敷くと青と白の柄が、なんと反対側を持ち上げ敷くと色が変わるらしいw

それを見せられ驚いたYが値段聞くと900ﾃﾞｨﾗﾊﾑだと、
がよく見ると750ﾃﾞｨﾗﾊﾑの値札が付いていたらしく、それをツッコんだら笑っていたと（テクニックw）
そこで『600ﾃﾞｨﾗﾊﾑなら買ってやる！』と言ってしまったYに格安で売ってくれたとさw

『そんなん絶対にもっと安かったやろ〜w』

とツッコんだがYはお母さんに贈る良い買い物が出来たと自分に言い聞かす様ように語る🤭

けれどその場では買わされた感がありwスグに店を出たらしい、、
が暫く歩くとおっさん叫びながら追いかけて来て、
もうすぐラマダン終わるからご飯一緒に食べよう！
もちろん奢るから【友達になろう】と言われたらしいw
『それは高く売り過ぎて申し訳ない気持ちになったんやろ〜w』とツッコむと『そうなんすよ〜w』と？
聞けば近くのカフェのような所に連れて行かれ、椅子に座らされおっさん何度も往復し色んな食べ物を買っては運んで来たらしい🤣
その後ホステルに帰ろうとしたが、当然道がわからず1時間ほど歩き回って、どうにもならず声を掛けられた人達に助けてくれと言うと、何人もに囲まれて、
それならコッチだ！
と適当に言う人達にあちこち連れ回され、最後はホステルに電話してもらい、宿の父ちゃんと子供に迎えに来てもらったらしいw

私『何だそれw登場人物全員良い人じゃねーかw』

Y『そーなんすよwモロッコ大好きになりました！』

私『一応言っておくけど、お前は魔法の絨毯を買わされたんやからなw』

Y『気を付けます。』

でも面白いから明日そのおっさんに会いに行って、何処か連れて行ってくれって元を取りに行こう！
と言うとY、『もう一度たどり着く気がしません』とw
18才のY、ラマダン中のモロッコで初めて出来た友達は二度と会うことのないぼったくりのおじさんでした🎵