ルルーク的ミシック到達法~初心者なりに真剣に考えた~
1.自己紹介
初めまして!Vtuberのルルークと申します。
普段はなかなか文章を書く機会がないのですが
この度、せっかく自分がやってきたことで皆さんにも
共有できることないかなぁと思い筆を取りました。
普段はMTGはもちろん他のゲームも配信して楽しい実況者ライフを送っています。
とはいえこのような記事を書くのは今回が初めて。
拙い文章になるかもしれませんが、初めてということでお許しいただけると助かりますm(_ _)m
さて、ルルークが皆様の役に立てる情報として何をご提供できるかと
考えましたが、よくリスナーさんから頂くお声として
「どうやってミシックに行ってるの?」があります。
少しルルークのバックグラウンドをご説明しますと
僕がMTGを始めたのは約2年前、エルドレインの王権から。まだまだひよっこです。
MTGが初めてのカードゲームでそれまではいわゆるマインドスポーツと言われる類もやったことがありません。
子どもから今の年齢になるまでずーーーーーーーーーっとテニスに打ち込んできた人生でした。
そんな経緯からなんでMTGを始めることになったかはまた別の機会にお話しするとして
要するに初心者です。
さらにルルークには2人のちびっ子がおりパパさんプレーヤーでもあります。毎日仕事・家事・育児に追われる中、他のゲームの配信にまで手を出しMTGに避ける時間はおそらく1~2時間/日ぐらいです。
その限られた時間、足りない実力を埋めるためこの2年間自分なりに試行錯誤をし2021年はひと月を除きミシック到達、さらには#1200以内も4回達成することが出来ました。MTGはプレーヤーの年齢層が高いこともありパパさんプレーヤーや自由に時間が取れないプレーヤーもたくさんいることを配信業をするなかで知りました。
この記事では初心者で時間もないルルークがどうMTGに向き合ってきたか、どうやってミシック到達を目指したかを話したいと思っています。
この記事が僕と同様MTGにかけるリソースが限られている方々の役に立てると幸いです。
2.何のためにミシック到達したい?
さて、それでは今この記事を読んでくださっている方々に質問です。
「何のためにミシックに到達したいですか?」
10秒ぐらい考えてみてください。
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10・・・・
・・・どうでしょうか?回答は思い浮かびましたか?
思い浮かんだ方はこのまま読み進めていただいて、もうすぐ思い浮かびそうな人はもうちょっと考えてみてください。
・・え?思い浮かびそうにない?じゃあ今決めちゃいましょう!
この質問に対しての回答は色々あると思います。
・MTGが上手になりたい
・ミシックチャンピオンシップ予選に出たい
・配信の宣伝にしたい
・友達に自慢したい
・モテたい!
などなど・・・他にもプレーヤーの数だけ回答はあると思います。
どれも素敵な回答だし、そこに優越はありません。
何かをやる理由を誰かが否定する権利なんてありません。(・・・常識の範囲内では!)
では何故こんな質問をルルークはしたのでしょう?
僕はミシックを目指すにあたって「理由を持っている」ことが非常に重要だと考えています。
まず大前提としてミシックを目指すことは簡単ではありません。
Twitter上で毎月ミシック達成報告を上げている人、#1200以内を達成している人、おそらく簡単に達成している人はいません!・・・・多分!
何度かミシックに到達している人は「こうやればいずれ到達できる」という自分理論みたいなものがあるので大丈夫かと思うのですが、あまり到達経験がない方はおそらく道中で心が折れる瞬間もあるかと思います。
ちなみにルルークは毎月ボキボキに折れてます。
そんな時に「自分は何のためにミシックを目指しているんだろう?」という「理由」があれば挑戦を続けられます。
逆にこの部分が欠けてしまっているとあと少し頑張れば行けるのに!なんてところでドロップしてしまうこともあります。
なので何でも良いので「頑張る理由」を持ちましょう!
3.ミシック到達のために意識しているポイント
ではここからは具体的にルルークがミシック到達のために意識していることをピックアップしてお話ししたいと思います。
3-1.Bo1?Bo3?
さて、皆さんはランクマッチをBo1でプレイされているでしょうか?それともBo3?
これはTwitter上でも議論が行われているのを見ることがありますので絶対の正解はないと思うのですが、ルルークはBo3をプレイしています。
理由はサイドボーディングの腕が出ること。
ゲーム数が最大3本になるためBo1より運要素が減ること。
要するにBo1より腕の差が出やすいことが挙げられます。
ここで次のような疑問を持たれる方もいるのではないでしょうか?
「え?腕の差?お前、初心者なんだろ?」
・・・はい、その通りです。あいあむ初心者。
しかしこれからミシックを目指す方に覚えておいてほしいのは
「ミシックは運だけではいけない」ということです。
基本的にミシックランクはMTGA内での最高ランク。
そもそも腕に自信がある人、または自分は強いと思い込んでる人しかいません。ちなみにルルークは自信はないけど強いと思い込もうと頑張っている男の子。
何が言いたいかというと何の競技でも上を目指すということは「自分の強さを示す」ということになります。なのでその部分については根拠がなくても自信を持っていなければいけません。
「でも始めたばかりだし・・・」
大丈夫!スポーツと違って身長や筋力は関係ない!
「頭を使うの苦手だし・・・」
これから得意になるんだよ!今は得意だと思い込め!
「大事なところでツイてなくて・・・」
気のせいだ!確率は万人に平等だ!
何でもいいので、楽観的なぐらいに自信を持ちましょう。
土地事故しまくっても、土地しか引かなくても
「まあこんな日もあるさー」ぐらいに思いましょ♪
あいあむさいきょー
3-2.「うるせぇ!」と言えるデッキを使おう
続いては使うデッキについて。
まずルルークが考える使用デッキの最低条件は
「勝率が60%を超えていること」
この一点です。
勝率55%ぐらいであれば数こなせばいつかミシックに行けるのですがそれぐらいだとメンタルに来るシーンがあります。
・・・まぁ60%超えててもメンタルに来るときは来るんですけどね。
ルルークも月初使うデッキを決める際はUntapped.ggの統計データを見ながら60%を超えているデッキの中から選んでいます。
そして使うアーキタイプや環境デッキについて。
これについてもSNS上で活発に議論がありますがルルークの見解としては
何でもよい!ただし自分なりの理由があればOK!
です。
環境デッキでもOK!Teir外でもOK!
でもそのデッキを使う自分なりの理由は持っておきましょう。
「え?何そのデッキ?勝てるの?笑」
「メインからそんなカード入れてるの?要らなくない?」
「そのアーキタイプよりこっちのデッキのほうが良いよ」
全部「うるせぇ!」と一蹴しましょう。
ただし一蹴するには理由が必要。
理由があって勝率が維持できているのであれば問題ないと思います。
環境を見ることも大事ですが人によって得意なプレーも違うし、ストレスを感じるポイントも違う。自分に合ったデッキを使うことが大事です。
ただし言い返せる理由がないのであれば耳を傾けましょう。
勘違いしないでほしいのですが周りの意見を聞くな、ということではありません。
周りの意見の「理由」が納得できるものだったり、自分の理由を凌駕する根拠であればすぐに試しましょう。
我々には時間がありません。試行する前に正誤の思考をする時間などないのです。
さっさと試してアドバイス通りの結果になったならすぐさま取り入れましょう。
ただしこの記事は「ミシックを目指す」ための記事なので
勝率が60%を切ることがあったらデッキを変えましょう。
そのデッキは「好きなデッキ」であって「勝てるデッキ」ではないのです。
残酷ですが。
・・・え?手持ちのデッキ全部60%超えてない?
その時はおとなしくTeir1デッキを使いましょう。
Teir1デッキを使うメリットはプレイングの向上に集中できる点です。
世の中のすんげぇ人達が集合知で作っているのでデッキパワーは保証されています。
プレイングについてもたくさんの人が解説動画や記事を書いており勉強の機会には事欠かないです。
余談ですがルルークはほとんどデッキを作りません。
オリジナルデッキだと自分のプレーがまずかったのか、そもそもデッキパワーが低かったのかの判別がつかないのです。
先に述べたようにルルークには時間がありません。
プレイング、デッキパワーどちらに原因があるのかを検証しようとすると膨大な時間がかかってしまいます。
なのでルルークはプレイングに集中するために基本的には環境デッキを選んでいます。
そして自分なりの理由で「調整」はしています。
枚数調整したりサイドボードを調整したり・・・
その際も「勝率60%」をベンチマークにして採用理由を決めています。
そんなルルークが今使用しているのは白単アグロ。
配信を見てくださっている方からすると意外かもしれませんがルルークはアグロデッキとコントロールデッキの勝率にほとんど差がありません。
場合によってはコントロールデッキのほうが勝率が良いこともあるぐらいです。
アグロを使っている理由は
・勝率は60%を超えている ←最低条件
・1マッチの時間が短い ←マッチの回転数を上げやすいためプレイングの反省回数が増える
・負けた時の切り替えをしやすい ←ルルークはコントロールデッキで負けるとめちゃくちゃストレス感じます・・・
こんな感じで自分なりの理由を持っておきましょう。
ちなみに同じアグロだったら緑単は?といったご質問をいただいたことがありますがルルークが緑単を使わないのは単純に勝率60%を超えてないから。
同じアグロデッキでもかなり勝率が開いているので何かしら原因があるのでしょうが、それは現在調査ちゅー。
まあ色々と長々書きましたが要するに周りからいちゃもん付けられても「うるせぇ!このデッキで勝ててんだよ!」と言えるデッキを使いましょう、でも言い返せる理由がないなら素直に耳を傾けましょうということです。
3-3.「勝てる初手」をキープしよう
さて続きましてはこのゲームを面白くかつ難しくしている「マリガン」について。
いきなり話が逸れますがルルークはマリガンルールを習った時
「嗚呼・・・マリガンが無ければ何て平和なゲームだったんだろう・・・」
と思いました。負けたら全部初手のせいにできますからね。
でもそんな甘えを許さないのがMTG。完全にではないですがここで一つ実力を求められてしまうのです。くそぅ
というわけでマリガンには基準が必要になります。
土地しかない、土地がない、は言わずもがなマリガンですが他にマリガンには大体以下の事情があると思います。
・デッキタイプ的に多すぎる土地の枚数を引いている(例:アグロなのに土地4~5枚とか)
・デッキタイプ的に少なすぎる土地の枚数を引いている(例:コントロールなのに土地2枚とか)
・土地とスペルのバランスは良いが序盤動けるだけ(例:アグロデッキで土地3枚、1マナクリーチャー4枚とか)
・土地とスペルのバランスは良いが序盤動けない(例:アグロデッキで土地3枚、3マナクリーチャー4枚とか)
ルルークはこれらの状況が第一初手になった場合
すべてマリガンします。
ルルークの配信を見てくださっている方は印象にあるかもしれませんが僕は非常にマリガンが多いです。
1回ぐらいであれば平気でマリガンします。
2回目からは少し妥協するといった感じです。
3回目は文句言わずに受け入れます。神様を恨みます。
ではどういうハンドをキープするのかというところですが
簡単に言うと「勝てるハンド」です。デッキによって千差万別なので言語化が難しいですが僕が使っている白単アグロであれば1~3ターン目までの相応のクリーチャー及びスペルがある。土地は最低2枚としています。
3-4.「止め時」を意識しよう
さて、「ミシックを目指すうえで心が折れるシーンがある」と前述しました。
これはどんなシーンでしょうか?
大きく二つのパターンがあると思います。
・勝てる試合を自分のミスで逃した、あるいはそれが続いた。
これはしょうがないですね・・・
次同じミスをしないように頭に叩き込んで引き続き頑張りましょう。
見返す見返さないにかかわらずミスしたシーンをメモするのもありですよ。
一度外にアウトプットすることによって記憶にも残りますし、反省もしやすくなります。
ルルークもミスしたシーンを集めた反省メモがあります。
毎回歯ぎしりしながらメモしているです。はい。
・運が悪くて負ける試合が続いた
はい、ストーーーーーーーップ!
今まさに運負け連敗が続いている人はこの続きは後ほど読んでください。
そうでない方は冷静に続きを読んでください。
本当に運負けで連敗してますか?
これはルルークにも経験がありますし、その感覚自体を否定しているわけではありません。
しかしルルークは「あー、運でめちゃくちゃ連敗してるー!」って思って
イライラすることもありますが後で思い返すと
「アレ?あれもこれも自分のミスじゃね?」と思うことが多いのです。
もちろん確率が大きく作用するゲームなのでホントに運で連敗することもあります。
・・・・あります!(何となく2回言いたくなりました)
しかしその時はそうだと思っていても後から思い返すとそうではないことも多々あるのです。
ティルト、という言葉がありますがまさにその状態だと思います。
自分でその状態になった時は一度冷静になって自分の試合を思い返してみましょう。
運のせいにしてしまえば自分の気持ちが楽になれますがそれは上達を目指すうえではあまり良い状態ではないのではないかと思います。
むしろ運で負けたと思ってたところから自分のミスを見つけられたらラッキー!
今まさに捨てられようとしていたジャンクの中から上達の種という宝物を見つけられたのですから。
しかしわかっていても「冷静になる」ということがそもそも難しいもの。
そこでルルークは2連敗したら一度MTGAアリーナを落として止めることにしています。
先ほど「我々には時間がない」と書きましたが、僕は自分がこの状態になると勝てないことを自覚しています。
MTGAのランクは負けるとランクが下がるようになっています。ひどい!
なので時間がないからと言って正常でないメンタルで無理やりマッチをすることは結果的にランクアップにマイナスになってしまうのです。
無用な負けを避けるために今日はもうプレイしない。
これは立派な戦略だと思っています。
3-5.「勝ち好き」になろう
さて、ルルーク的ミシック到達の最終ポイント!
皆さんは負けず嫌いですか?
競技や勝負をするにあたって負けず嫌いであることは大変に重要なポイントです。
ルルークはテニスコーチだった時代があるのですがその際教え子に何度も言っていたことがあります。
「負けず嫌い」ではなく「勝ち好き」になりなさい。
・・・一緒じゃね?と思ったそこのあなた!違うんです!
ただしここから先はルルークの偏見も含みますm(_ _)m
前述したマリガンの話にもつながりますが、どうしてもランクマッチをやっていると負けるとランクポイントが下がってしまう特性上どうしても負けを嫌うプレイヤーが増えます。
それは当たり前なのですが、その思考になると「負けを避けるプレー」になります。
ここからはさらにルルークの偏見ですが!(声を大にしておきます)
「負けを避けるプレー」をしているプレイヤーは「勝ちに来るプレー」をするプレイヤーに負けます。
・・・・・ルルークの個人的な意見ですよ!(もっかい声を大)
ですがドキッとした人、共感してくれた人はルルークと同じ感性なのかもしれません。
攻撃的なデッキを使っている人が負けを避けて守りに入ると当たり前ですが攻撃できずに負けます。
防御的なコントロールデッキを使っている人が負けを避けることだけ考えると攻撃に転じることが出来ず結局押し切られます。
負けを避ける思考になってしまうと過度に妨害カードをINしてしまい、デッキ本来の動きを阻害します。
もちろん、勝ちに行ったからと言って勝てます、というわけではないのですが過度に負けず嫌いになってしまうと本来のプレーが出来なくなってしまうと思うのです。
なので
皆「勝ち好き」になろう!
4.終わりに
さて、ルルークの初めて文章いかがでしたでしょうか?
読みづらい点も多々あったかと思いますが最後までお付き合いいただきありがとうございます。
最後にルルークが大事にしていることを書きます。
自分の中の基本的な考えを持とう。
MTGは確率が作用する複雑なゲームです。
毎試合毎試合自分の中の軸がぶれていると
悪手を撃ったが運が良くて勝った。
最善手を撃ったが相手のトップデッキが良くて負けた。
このようなパターンの時正しい評価が出来なくなります。
なので考えの軸というのはルルークは大切にしています。
。。。ん?そもそも軸が間違ってたらどうするんだ?
その時は原因がわかってるならさっさと変えちゃいましょう。
でもその軸を否定できる試行回数は数回のマッチではありません。
数十マッチやってようやく得られる結論だと思います。
そしてルルークは正しいことしているけど軸ブレブレなプレイヤーより多少間違っててもぶれないプレイヤーほうが強いと思っています。
なのでルルークはこの記事を読んでいただいた皆様が盲目的に自分の考えを変えることを望んでません。
自分の考えと照らし合わせて受け入れられること、そうでないことを考えてみてください。
極論「なんだコイツの考え!全く参考にならねぇ!」でも良いです。
それはそれで受け入れられない考えが一つ見つかったということでポジティブに考えれば成果です。
一番怖いのは他人の意見を理由もなく盲目的に受け入れてしまうことです。
是非ルルークの意見を否定的に見ていただければと思います。
そのうえで今回の記事が皆様のお役に立てれば筆者としてこれ以上ない喜びです(*^▽^*)
それでは皆様の良きMTGライフを祈っています☆
ルルーク
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