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『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』大ヒット御礼舞台挨拶―ALL FOR THE FUTURE― イベントレポート

日本映画史上初の快挙!2部作ワンツーランクインで、週末ランキング独占!さらにシリーズ累計動員1300万人を突破!
そんな大ヒットを記念して6月12日(土)に、「『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』大ヒット御礼舞台挨拶―ALL FOR THE FUTURE―」が開催されました。今日はそのイベントの様子をnoteでレポートします!

公式Twitterでも舞台挨拶の様子を実況した投稿をお楽しみいただけます!

イベントは二部構成で、第一部では、「The Beginning」より、佐藤健さん、有村架純さんが登壇し、大友監督、そして本シリーズ全作品で主題歌を担当したONE OK ROCKのTakaさんがリモートにて参加!大ヒット中の「The Beginning」について語り尽くしました。

さらに、第二部では、「The Final」より佐藤健さん、大友監督に加え、『るろうに剣心 最終章』 では初のイベント登壇となった神木隆之介さんが特別ゲストとして登場!「The Final」のサプライズ登場シーンの撮影秘話をはじめ、「るろうに剣心」シリーズについて、撮影エピソードなどを語る大盛り上がりのイベントとなりました。

第一部/『The Beginning』:「またお会いしましょう」

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「The Beginning」の撮影について、佐藤さんは「非常に楽しかったです。“逆刃刀”から“真剣”に持ち替えて、ギブスを外したかのようで伸び伸びと戦えたので楽しめました」とこれまでのシリーズとは全く異なるアクションについて語り、有村さんは「とにかくこの作品に対する皆さんの想いというものを毎日考えながら、熱量を忘れないと誓いながら撮影に挑んでいました。撮影中、アドバイスをいただきながら皆さんと一緒に巴を作れたので、一人じゃなかったのが心強かったです」と明かしました。

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そして、『るろうに剣心』5作全ての主題歌を担当している、ONE OK ROCKのTakaさんが海外よりリモートで参加。Takaさんは「シリーズすべての作品で主題歌を担当させていただき、本当に『るろうに剣心』と共に僕らのバンド人生はあったなと感じます。この長いストーリーが終わってしまうと思うと寂しく、ホッともしています。素晴らしい魂のこもった作品になっていると確信していますので、皆さんこれからも『るろうに剣心』を愛し続けてほしいと思います」と挨拶し、「ツアーを回っていて、ファンの中に熱烈な『るろうに剣心』ファンの方がいます。実際に『るろうに剣心』の曲を歌うと会場の空気が変わる」と話すと、「世界中に愛されているのは嬉しい」と佐藤さん。

インタビューで「The Beginning」が一番好きだとコメントしていたことについて触れると、「ずっとこのシリーズの健を観ていた中で、健のアクションも作品毎にレベルアップしていくのだけれど、世界観の雰囲気とリンクするものがたくさんあった。切なく抉られる部分もあるんですが、日本人として今までに感じたことのないフィーリングだった」と称賛。それを受け、佐藤さんは「実はTakaたちは僕よりも先に作品を観るのですが、ドキドキしている段階でTakaから『めっちゃよかった』と聞きました(笑)それを聞いてすごく嬉しかったです。時々海外にいるからこそ、自分は日本人なんだと思うと聞いたこともあり、『るろうに剣心』に込められた“魂”が伝わって嬉しいです」と喜びました。また、有村さんは楽曲を初めて聴きいた時の印象を振り返り、「メロディがピアノ調で繊細かつ丁寧で、とても心情が伝わってきました。歌詞がまっすぐ入ってきて、心に残る曲だと思いました」と主題歌“Broken Heart of Gold”を絶賛。監督も「僕もワンオクチームと一緒に観るんですが、出来上がった曲を聴いて、映画のスピリットとか映画の底に沈めたものを掘り当ててくれるんです。この作品を通して伝えたかったことを乗せて、作品を大きくしてくれる」と感謝を伝えると、Takaさんは「映画を観た後に、監督と話すと“任せた”とおっしゃってくれるんです。最初はそれがプレッシャーだったが、作品を重ねることに僕が感じるままに曲を作ることが大事なんだと思考が変わりました。この作品に関しては、最初のメロディはすぐ頭に浮かんだのでファーストインプレッションを大事にしました」と楽曲制作で心掛けていたことを明かしました。

また、剣心と巴が劇中に山小屋で幸せなひと時を過ごすことから、“幸せなひと時”について尋ねられると、有村さんは「家に観葉植物があるのですが、枯れてもまた新芽を出してくれるのですごく愛でています」と、佐藤さんは「深夜のペヤング!一日仕事頑張った後、夕飯もしっかり取った後に食べます(笑)」と意外な一面を明かしました。Takaさんは「ひと段落ついて、明日何もなくて自分の時間に浸れるなって思う瞬間」と明かすと、監督は「健とTakaの2人のアツアツの関係見ていると幸せになる(笑)大事なパートをしっかり預けられる」とシリーズの中心とも言える二人のやり取りに笑顔をみせました。

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最後に、Takaさんは「本当は会場にいられたらよかったのですが、僕としては人生の節目を迎えた気分で感慨深いです」、監督は「10年間の壮大なプロジェクトだったので、その10年の想いは伝わるんだなと実感した。それを感じ取ってくださる方々への感謝の想いが強いです。『るろうに剣心』はそうゆう忘れちゃいけない気持ちをもう一度自分の中に刻み込んでくれました」とコメント。そして、有村さんは「キャスト、スタッフの方々が精魂込めて作った作品なので、これからも愛してくださると嬉しいです。私も『るろうに剣心』シリーズを一番初めから観ようと思います」とコメントし、佐藤さんは「ここまでこれたのは本当に皆さんのおかげなので感謝の気持ちをお伝えしたいです。ただ、ここで“ありがとうございました”と言うとすべてが終わってしまう気がするので…」と本音をこぼすと、「ずっとロングランしていて欲しいので、“ありがとうございました”ではなく、“またお会いしましょう”とお伝えしたいです。引き続き、『るろうに剣心』をよろしくお願いします」と締めくくりました。

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第二部/『The Final』:「作品が映画館で観れるこの時期は特別」

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二部の冒頭、佐藤さんが登壇し、大友監督はリモートで参加。6月1週目の週末ランキングで2作品同時にランクインし、『The Final』においては7週連続のランクインと聞くと、佐藤は「2作品を一緒の時期に楽しんでいただけるのは嬉しい」と喜びを表し、大友監督も「我々もこの作品をどうにかかたちに残したいと想いが強かったので、初の快挙であるワンツーフィニッシュはとても嬉しいです」とコメント。そんな大ヒットのお祝いに駆けつけたのは、『The Final』にサプライズ出演している瀬田宗次郎役の神木隆之介さん!花束を持って駆けつけた神木さんは「おめでとうございます!」と佐藤へプレゼントすると、「観客の皆さんこれから観るんですよね…たぶんすごく熱くなると思います!」と作品への期待を煽り、「健さん、本当にお疲れ様でした」と労いの言葉を送りました。そして、「一人の観客としてもとても楽しみました。こんなに大きい作品を一人で背負っている健さんを尊敬しています」と語ると、そんな劇中さながらの神木さんの登場に、佐藤は「本当に粋なことしますね!」、大友監督も「100人力です!」と歓喜されました。

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宗次郎役のキャスティング当時を振り返り、神木さんは「『るろうに剣心』実写化の情報さえ知らなかった時、事務所に宗次郎が表紙の漫画を持って行って、『僕に似てません?』ってアピールして『勝手に役作りしてますね!』って木刀買って練習してました(笑)」と意外な過去を明かし、「僕自身、宗次郎に一目惚れしていたんです。役が決まった時は本当に幸せでした」と感慨深くコメント。そして、宗次郎の得意技である“縮地”も練習していたそうで、「健さんに“縮地”を見せた時に、ハハッて鼻で笑われました」と話すと、「勝手に始められても…って困っていたので、その時は誤魔化していました(笑)」と佐藤さん。神木さんに「あの時すでに知ってたの!?」と尋ねられると、佐藤さんは「知ってたのかも…後日、正式にオファーがいって胸を撫で下ろしていた(笑)」と当時の心境を語りました。

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また、『The Final』にサプライズ出演に至った経緯について、大友監督は「キャスティング当時、練習しているって噂は轟いていた(笑)」と笑いつつも、「最終章でサプライズを用意したいって思った時、みんなで真っ先に頭に浮かんだのは神木くんだった。僕らにしても渡りに船だった」と明かし、神木さんは「宗次郎が好きすぎて、あれからもう刀を触ることはないのかと常々思っていたので嬉しかったです。本当に純粋に宗次郎が大好きなんです」と役柄への熱い想いを語った。7年ぶりとなった共演シーンについて、「3日間とかの撮影日数だったのですが、改めて声がいいなって思いました。彼が登場するシーンでセリフが入ると空気が変わるんです。素晴らしいなと思いました」と佐藤さん。神木さんは「健さんの姿をみると気合いが入るんです。前作でも、本番になると間合いに入れなくなったりする緊張感があって…その姿にこちらも気合いがはいるし、健さんに認めてもらえるような宗次郎を演じようって思えました。でもそれはプレッシャーではなく、楽しみながら演じることができました」と語り、大友監督も「2人のコンビネーションは出来上がっていて、息がぴったりだったのもあり、僕自身も楽しみながら撮影していました。撮っている僕自身も胸熱でした!」と明かしました。

最後のクライマックスの剣心と仲間が協力するシーンと絡めて、“あの時助けられたなってエピソード”を尋ねられ、神木さんは「僕は何度も取材やイベントで助けられています。僕はボケるのですが、回収しないので…健さんは行き過ぎないようセーブしてくれるんです」と明かしました。佐藤さんは「彼はスベっても動じないので、ほっといても大丈夫なんです」と特に意識していないことがわかると、「無自覚の救出ですね。(佐藤の物まねしながら)“何言ってるかわかんない”って言ってくれる。そういう時に助けられているんです(笑)」と神木さん。佐藤さんは「インタビューとかで彼がフレンドリーにライターさんへ接してくれていると、僕はあまりそうゆうのが得意でないので助けられています」とエピソードを明かしました。

そして、「The Beginning」のイベントに登壇したTakaさんからの質問である“このシリーズを作るにあたって大勢のスタッフとどういったコミュニケーションを取っているのか”という質問を尋ねられると、佐藤さんは「僕はかなり今回わがままにやらせていただきました。本番で100%パフォーマンスすることが目的なので、自分自身のコンディションを調整するためにテストの際は、『今日はここでやめます』っていう時もありました」とご自身のコンディションをしっかり管理しながら撮影に臨んでいたことを明かしました。神木さんは「僕は基本楽しく、追求できる心をお互いに持って、その場の勢いやポジティブさで作り上げられた気がします。こうするともっとよくなる!って言われて、もっと頑張ります!っていう部活のような感じかもしれません」とコメント。大友監督は「それぞれのチームのキーマンと大切なことを共有していく。俳優部でいうと健さんがキーマン。自分とキーマンの志を共有して揃えていくことです。中心のメンバーとコミュニケーションを密にとっていくことが大事だと思います」と明かしました。

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最後に、神木さんは「この映画のキャスト、スタッフにとって大事な作品で、そこに参加できたことは幸せです。皆さんの中でも10年間一緒に過ごした大切な作品になって、宗次郎役で一員として加われて光栄だなって思います。ありがとうございました!」、佐藤さんは「個人的にも『るろうに剣心』が代表作であることは生涯変わらないと思う。その作品が映画館で観れるこの時期は特別。そんな期間を長く濃く、皆さんと共有して噛みしめながら過ごしていければと思っております」、大友監督は「2012年の震災の後から始まり、今はコロナ禍で。大スクリーンで映画を観るという大切さをこの作品で改めて確認するタイミングで公開して、ポジティブに考えたいと思っています。我々の作品の魅力がより伝わるのは大きなスクリーンで観てこそなので、ぜひ劇場で感じたスピリットを共有していただきたいです。皆さん応援団だと思っておりますので、引き続き、応援よろしくお願いします!」とそれぞれが感謝の想いを込めて挨拶し、イベントは幕を閉じました。

観客動員数1,300万人を超え、日本映画の歴史を変えたエンターテイメントの頂点として君臨するアクション感動大作『るろうに剣心』シリーズが、ついに感動の完結!
『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』2作ともに大ヒット上映中!!是非、キャストスタッフともに日本映画界最高峰のプロフェッショナルが贈る10年間の集大成を大スクリーンでご確認ください!