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観客の心を鷲掴みに!役者人生を賭けた渾身の“るろ剣”アクション誕生!

■『るろうに剣心』撮影開始!スタッフ全員の心に刻みつけた佐藤健という存在。

2011年8月2日、記念すべき第1作目『るろうに剣心』がついにクランクイン!大友監督の細やかなフォローで、すでに役者たちの役作りは完了しており、撮影が始まると誰もが佐藤健さんに目をみはりました。一つ一つの所作や立ち居振る舞いが計算し尽くされ、どうすれば佐藤健さん本人ではなく、剣心が格好良く見えるのかが、さりげなくしかし一生懸命に研究されていたのです。剣心と抜刀斎の二面性を、同一人物とは思えないほどの落差で見事に演じ切り、スタッフ全員の心に「佐藤健さんでなければ、剣心は成立しない」という想いを刻みつけました。

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■役者人生を賭けて生み出された、渾身の超高速アクション!

アクション映画としても、誰も見たことが無い全く新しいものを作り出すことが、本作の目標のひとつ。大友監督の指名で、アクション監督には谷垣健治さんを起用。香港のドニー・イェンのもとで数多くの作品を経験し、ジャッキー・チェンが会長を務めるスタントマン協会の、唯一の日本人会員。香港映画を始め、国内外でアクション監督やスタントコーディネーターとして活躍する第一人者です。谷垣さんは、日本の時代劇の殺陣にも、香港のワイヤーアクションにもとらわれず、ハードにぶつかりあって、なおかつスピードがあるという、『るろうに剣心』オリジナルのアクションを生み出しました。

佐藤健さんは当時、「このアクションが格好良くなければ、僕は役者を辞めます――」と宣言。大友監督と谷垣さんの目指す高い目標を理解し、高度なアクションに挑戦しました。役者人生を賭けた渾身のアクションは、多くの観客の心を鷲掴みにしたのです。中盤の見せ場となる、観柳邸でのアクションシーンの舞台裏を収めたアクションは、佐藤健さん公式YouTubeの「Road To Kenshin」で公開中!ワイヤーアクション、そして極限まで身体を傾け疾走するドリフト走行を用いた撮影方法の様子を、実際のシーンを振り返りながらご覧ください。

■スピード&エモーショナル!ONE OK ROCKとの出会い!

主題歌は、ONE OK ROCKを起用。リズムにスピード感があり、メロディラインがエモーショナルで、ボーカルのTakaさんの声が聴く者の感情を揺さぶり、歌詞には独特の世界観を表現。まさに、スピードとエモーションをテーマに、全く新しい日本映画して誕生した『るろうに剣心』という作品にふさわしいアーティストです。曲調も歌詞の内容も一切指示されず、ラッシュ編集を見て一発であげた楽曲「The Beginning」が採用されました。ONE OK ROCK×『るろうに剣心』の強固な最強タッグはその後、『るろうに剣心 京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』、そして『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』と続くことになります。

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