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折り返し

6月からスタートしたTABIPPOの学生ゼミ。

今週火曜日で3回目の講義を終え、いつの間にか折り返し地点をすぎてしまいました。

振り返りや私たちがやりたいことなど、今日はすごくとっ散らかった文章になってしまうかと思いますが、

「いいもの書こうって思うあまりそこで止まってしまうのが一番カス」

という嵐さんの言葉が直撃し、
カスは卒業したいのでとにかく思いつくがままに書いていこうと思います。

私たちがやりたいこと

それは、

高校生たちに「教科書の世界へ飛び込んでもらう」こと。

学校で習うことも習わないことも、
実際に五感を使って体験することによって
面白い、もっと知りたいと心から思えるようになって欲しい。

そのために、
日本にいながら世界の文化に触れられる高校生向けイベントを開催したい!

それが私たちのチームが考えていることです。

原体験

チームみんなで決めたこのビジョンに私はすごく共感しているのですが

これには原体験が二つあります。

1.高校生の頃の話

高校2~3年の時、私の担任は世界史の先生でした。

一言で言うと、すごく変な人。

いつかの時代のレプリカの兜を被って教室に現れたりするし、
とにかく、どこから手に入れたの?と聞きたくなるくらい
何かにつけて実物やレプリカを授業に持ってくる先生でした。

一方で私たち生徒をすごく大事にしてくれて、
自慢のカメラをいつでも持ち歩いて
3年間(担任団は持ち上がりだった)で何万枚という数の写真を撮ってくれて。

卒業の日を迎えるまでは、アホな私にとっては
「めっちゃ生徒思いで、カメラと世界史のオタク」
と言う印象しかなかった。

でも先生が卒業式の後に話してくれたことで、
その印象は一気に変わりました。

「学校で世界史や日本史を学ぶのは、
ただテストして単位を取って卒業の条件を満たすためではなく、
地球上の負の歴史を知って、同じ悲しみが生まれないようにするため。
だから少しでも世界史に興味を持ってもらいたくて、
色んなものを授業に持ち込んでました。」

なるほど、と思った。

私は歴史系の授業って好きだけどあまり得意ではなくて、
テストでもそこまでいい点は取れなくて、
ただの暗記教科だった。

でも歴史を学ぶ本当の目的はこの先生が言ったように
過去に人間が犯した過ちを知って、同じことを繰り返さないようにすること。

(もっと早く言ってくれよって思ったけど)
(もしかしたら覚えてないだけで言ってたかもしれないけど)
すごく大事なことに気づくことができた。

2.大学に入ってからの話

ちょうど一年ほど前、初めて書いたnoteにもありますが、

大学生になってから私は18きっぷ旅にはまり、
少しずつ日本国内の色んな街を知るようになりました。

私の旅は別にいつもまじめなテーマや一貫した目的があるわけではなく
大好きなライブに行くことだとか、
そこに住む友達に会うことだとか、
あとはお目当ての美術展を観ることだとか。
ただし全て、自分の意志で。

それならせっかくだしその街のことももっと知りたいと自然と思って
歴史のある場所を訪問するようになりました。

そうすると、
歴史ってすごく面白い、と素直に思うと同時に、
それについてあまり詳しくわからないことがとても勿体なく感じました。

おそらく習ったことがないわけではない。
それなのに、ほとんど覚えていない。

中高時代にもっと旅をして、歴史を肌で感じていられたら、
あの頃は赤点取らないようにと必死になって
ただ一時的に頭に詰め込むだけだった勉強も、
もっと興味を持てていたかもしれない。
面白いと思えていたかもしれない。

ただ、その頃の私にそんな発想はどこにもなかったし、
自分の意志ではなく家族や学校に連れられていく旅行では
こんな感じ方をすることもなかった。
多分そういう子はたくさんいるんだろうな。

似たもの同士

わたしの所属するCチームの3人のメンバー。

世界一周経験者で、TABIPPO東京代表のいわとぅーん。
初日からキャラの濃さと存在感絶大だった、大阪人じんぺい。
TABIPPOを取ったらオタクしか残らない休学中のへっぽこ芸大生、私。

こんな一見バラバラなチームメンバーを一言でいうと、
「似たもの同士」。

・モチベーションの源が「ワクワク」(勝手に思ってるだけかも)
・ロジカルシンキングが苦手
・全員がTABIPPO学生支部(いつの間にかなってた)
・全員がギター持ってる(全員が弾けるとは言ってない)

上の二つは、一緒に「チーム」としてやっていく上でとても大きなポイントだなと感じるようになりました。

「これいいじゃん!」「めっちゃ良くない?」と、
ワクワクするようなアイデアはいろんな方向から出てくる。

だけど、それを論理的にまとめたり、順序立てて議論するのはとても苦手です。
私の場合は
ロジカルシンキングも
MTGやチームの設計も
そもそも経験値がまだまだ足りていない。

我らがコミュマネのけーすけは年が近いこともあり、
同じチームメンバーのような感じで関わってくれていたり、
ものすごく豊富な経験からアドバイスをしてくれたり、
チームMTGの時はとっ散らかった私たちの議論をまとめたりしてくれていました。
かなり頼りっぱなしでした。

その分「チームの自走」が浮き彫りになってきた一番の課題。

ゴールに近づくには、いくら不得意の似通ったメンバーでも、その不得意はメンバー同士でカバーできるようにならなければいけないと気づきました。

TABIPPO学生支部での活動を一年やってきてはいるけど、
MTGやチームを自らが主体的に回していくことにおいての力不足をめちゃくちゃ思い知りました。

足りてない

ここからはDay 3までの振り返りを。

インプットもアウトプットももっとできる。
これに尽きると思います。

さっき経験値が足りていないと言った
ロジカルシンキングだとか、MTGやチームの設計などは
このゼミの講義で学びの機会が与えられ、
チームMTGやワークなどによって実践する場も与えられています。

けど、私はまだ学んだことをうまく実践に移せていない、
自分のものにできていない、
と思いました。

私個人では学生支部のタスクとの両立ができてなかったこと、

チーム内では、コミュニケーションが足りていないことが
意見としてあがりました。

確かに仲はいいのだけれど、
ただ仲のいい「グループ」から
一緒に一つのことをやり遂げる「チーム」へ
進化する過程で言うとまだまだです。


早いものでDay 3からも1週間が経ちましたが、

私たちのチームはめっちゃ単純ですが、

とにかく話し合いも雑談も増やそう!!ということになり
講義の直後からMTGに向けSlackのチャンネルを動かしたことで、

今まで講義の一週間後くらいから決め、平均2回程度だったMTGが
これまでの倍確保できました。

めっちゃ単純ですが。(2回目)

でも、その分議論はどんどんと先へ進めることができている。

めっちゃ単純な(3回目)アクションのおかげで、

少し先へ進めたような気がしています。

一人じゃ難しくて考えきれないことも、
チームでやれば
ああだこうだ言いながらも考えていけるし理解できる。

忘れていた、ものすごくシンプルなことを思い出したような気がします。

早いもので学生ゼミもあと1ヶ月もせず終わりを迎えてしまう。

悔いのないように残りの期間みんなで学んで成長できるように頑張ります!