新型コロナウイルス感染症と薄毛の関係についての論文情報を載せます。
新型コロナ感染後、脱毛症になりやすいのは女性
エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの低下が関係しているそうです。
年齢層は31~40歳に多い
これも女性ホルモンが関係しているのでしょうか。
COVID治療に抗生物質を使用した人も脱毛症が多く見られた
covid-19はウイルスなので、抗生物質を処方されることはほぼないのですが、nが世界中の人になるので一部いらっしゃるのかもしれません。
脱毛症のタイプは休止期脱毛が多い
重度の感染症や高熱は毛髪の成長サイクルを乱し、毛髪を一斉に休止期に移行させる可能性があるそうです。また、炎症性サイトカインの増加も関係しているようですね。
白髪に悩む人もいる
完全には解明されていないようですが、酸化ストレスや炎症反応、ストレス、免疫反応で毛髪の色素細胞を攻撃してしまうことなどが関係しているようです。
炎症と酸化ストレスが関係している
ウイルスによる炎症性サイトカインとストレスホルモンは、プロテオグリカンの正常な代謝に悪影響を与えるそうです。
ウイルスによる内皮細胞の損傷も関係している
内皮細胞は、血管の内側を覆う細胞で、血流の流れを調整して、栄養素や酸素を供給します。ここがダメージを受けることで、脱毛や白髪の症状が出ている可能性があるとのこと。
脱毛症は新型コロナウイルス罹患後、大体2〜3ヶ月
脱毛症は約半年続くことがある
半年も続くのは辛いですね。人によっては一年続くこともあるそうです。
私が薄毛に悩んだ時は、医師から「半年以上前にかかったコロナと断定はできないけれど、要因の一つかもしれない」と言われました。
夫と新型コロナウイルスと薄毛に関する論文(できるだけIFやエビデンスレベルが中程度以上あるもの)を調べたところ、脱毛の原因が、ストレスやホルモンバランスなどと一部共通する部分があることが分かりました。様々な要因がかさなり、脱毛が起こるようです。