本のこと
最近
写真を撮っていると頭の中の考えを映像化することに全力集中脳みそ切り替えするので、言葉(で説明する事)を忘れてしまう。最近人と話していて、全く言葉が出なくてアホになったかと思われました。あー、えーっと頭に映像は浮かんでるんだけどな、説明できないな。まあいいか、黙っとこ。みたいな。いつものことか。それはそれでいいのだけど、仕事先で支障が出てきたのと、作品に付随する文章を用意する必要がある時(ステートメント等)は一回頭から追い出した言葉を外から補充する必要がある。一旦手に取ると元々本の蟲なので、嬉々として写真の世界を忘れ本の世界に戻ってしまう、これバランスどうにかならんのか。
ミナペルホネンの皆川明さんの「Letter 」私はミナペルホネンのお洋服やテキスタイルも好きだけど、1番好きなのが皆川さんの詩や文章。
以前読んだ、永劫回帰 的な詩がすごく好きなんだけど見つからず。あれは本にはおさめられていないのかなー。 目標だった場所にやっと辿り着いたと思っても、それはまた新たな目標の為のスタート地点である。というようなことが書いてあった。
装丁も凄くいい。クラシックな手帳のよう。
そして同時に読んでいるのがマルクス・ガブリエル「なぜ世界は存在しないのか」。存在論というよりは宇宙の仕組みを説明しているような。ほぼ同じ年なので、こんな面白い哲学者と同じ時代に生まれて面白い本が読めて言いたいことを言葉にしてくれて共感もするし嬉しいなと思う。
私の中では似ている2冊、たまに驚かれますが別ジャンルの本(特に小説と哲学書)を数冊同時に読むのが好き。
ちなみに最近作品用カメラを新調しました、もちろん今まで使ってきたカメラも現役ですが、新たな目的に最適な道具として導入。新作はしばらくこれで行きます。初の中盤。
手に馴染ませて癖を習得中。
早く発表していきたいです。
作家として、作りたいものが山のようにあり、なぜか応援してくれる方々がいてくれて、シンプルにそれだけに力を注いで生きていけばいい人生は幸せだなーと改めて今年に入って思っています。
関わってくださる皆様に感謝と作品で恩返しを。
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