目玉焼き丼が美味しすぎて世界中の卵に感謝した話
め、目玉焼きをご飯の上に乗せるのが美味いだと…!!
朝食は目玉焼きと食パン派、一時期納豆ご飯派だった私にとって、これほど眼から鱗な垂れ込みは2020年初めてである。
まあロコモコ丼は理解できる。あのソースと目玉焼きとハンバーグが合わさってうまい。でも肉があってこそだろう。
卵かけご飯も美味しい。黄身にプチっと穴を開けてそこにそろっと醤油を注ぐのが好ましい。ご飯の上で卵の部分だけ軽く混ぜてから食べる。美味しい。
だけど!!目玉焼き!!ご飯!!え???
醤油とおかかをかける???目玉焼きは塩派(たまにクミンシードとか言うとなんだコイツと思われるからあまり言わないよ!)の私にはさっぱり想像がつかなかった。
まぁ卵かけご飯の火が通っているバージョンということで全くなしではないと思えたのではあるが、まだ半信半疑。とりあえず試してみることになった。
目玉焼き丼クッキングの始まりである。
テフロンのフライパンに薄く油を塗って強火寄りの中火で予熱する。
卵をそっと落として、底面がカリカリになるまで焼く。この時、黄身や表面に見えてる白身はまだ火が通ってないけど大丈夫。
大さじ一杯の水をフライパンに落として、蓋をする。これで目玉焼きの表面が蒸し焼きになる。
黄身の表面が薄く白くなれば半熟目玉焼きの完成である。フライ返しでご飯の上にそっと乗せる。外側はカリカリ、黄身はプルプルしていて可愛い。
ほんとに大丈夫かと心配になりながらも、鰹節をかけて薄口醤油をちょびっとかける。ついでに海苔もかける。
はい、実食。箸で割った黄身と、白身とともにご飯をすくって口に運ぶ。
「は?うまーーーーーーーーーーーー😇」
思わず口に出して言ってしまった。
え?卵とご飯でこんなに美味くていいの????
鰹節と薄口醤油で蕎麦つゆ的な味が出て黄身と合うんだよな。ご飯と黄身がそりゃ合うよな。卵かけご飯の白身のどぅるんとした感じってあんまり好きじゃないからむしろ焼いてしまったほうが好みでは…???
うま過ぎて思わず手を合わせ、全世界の卵に感謝の念を送ってしまった。これから卵料理を食べるみなさん、私の念により、1.0001倍美味しくなっています。ちょっとだけ感謝してね。
感激と共になんで今まで生きていて全く知らずに過ごしてきたんだろうという後悔の念が湧いてきた…。なんでこんなにうまいものを食わずに今まで生きてきたんだろう…。卵とご飯と醤油と鰹節とのりだけなのに…!なぜ…!こんなに近くにいたのに…!気付かなかったことに地団駄を踏みたい気持ちである。
まぁそれはいい、食べ進める。うまい。うまい。
半分食べ進めたここで、味変!ちょっぴりオリーブ油をかける。エキストラバージンオリーブオイルという、香り高い非加熱推奨のちょっとリッチなやつである。一口食べる。オリーブ油の香りが口の中に広がる。醤油と不思議と合う。うまい。うまい。うまい。
目玉焼き丼の完食である。野菜炒めと漬物もあったのに食べ忘れていた。
ここ最近で1番頭おかしいくらい感激しながらご飯食べた。はー幸せ。すごくコスパのいい幸せでいいね!野菜炒めと漬物も食べて、ごちそうさまでした(合掌)
その他料理についてつらつら書いた記事をまとめたマガジンもあるので良かったら見てってね。