57歳‼️初めての一人旅②
2023.6.16 夜、念願の星空を撮影して楽しんだ。
富山県の山の上は、寒い。
でも、ここは、日本一、標高の高い温泉宿
白く、濁った温泉です。足を入れようとするが、熱くて入れない。
何とか足だけ温泉につけてしばらく我慢する。
少し頑張って、肩まで浸かる。慣れてきた。
だんだん気持ちよくなってきた。お風呂の壁に通気口を開いていて冷たい風が入ってくる。そのおかげでつかることができた。
気持ち良くなった私は1人だけだったので、ちょっと誰かと喋りたい気分です。
1人の女性が入ってきて、熱くてお湯に浸かれない様子。
『熱いですよね!私も熱くて入れなかったんです。』と声をかけた。その女性は私と同部屋の人だった。とても優しい眼差しの彼女は、同年代と思われる。
彼女は、前の週に栂池自然園に行き、今は、みくりが池温泉、来週は、上高地に行くそうだ。いいですね!
すると、彼女は、一ヶ月後に手術をして暫く入院するので素晴らし景色を目に焼きつけるのだそう。
この絶景を思い出してまた、あそこに行こうとリハビリ頑張れるよう楽しんでくるといいよとお医者さんから提案されたそうです。素敵な提案をしてくれるお医者さん
『頑張ってくださいね。後で、星空を観に行きますが一緒にどうですか?』
同部屋の方が もう一人加わって 体が冷えるまで星を楽しんだ。
誰も寿命はわかりません。
だから、今日、楽しかった!最高!有難う!と過ごしていこう。
次の日、なんと旦那様が高山病の薬を飲んで山に来た。
合流したが、宿泊は、下山して宿に泊まる。最終バスは、16時頃。
15時半には、室堂に戻る目標を立てた。
室堂から一の越山荘までは、斜面の雪道で何回かずるっと滑ったり、
溝にはまったりしました。
軽アイゼンを準備していたのとハイカットの登山靴のお陰で捻挫をすることなく帰って来ることが出来ました。
斜面の雪道は、山の男性の方が造ってくれていました。
寒い所でスコップで何時間も本当にありがとうございます。
旦那様は、高山は苦手なはずでした。一の越山荘で宿で知り合った方に雄山まで往復2時間ぐらいで行けますよと聞いて今までになく楽そうに登って行った。私が登りの半分くらいでマイペースで登っているとバスの時間があるからーと下山して行きました。速い!
私は、その後一人で登りました。雄山の神社の前で、たくさんの山に登っていると言う男性の方に会いました。富山県の方でもう何度も雄山には登って見えるそうです。
雄山(3003m)は、富山県の2番目の山で後方に見える『大汝山』3015mが
1番高い山だと教えてもらった。
また、ここから富士山も見えるらしい。
登山歴も長くお子さんを連れて一緒に登ったそうです。やってみたかった。子供と登山してみたかったな。
その方は、先に下山され、私は、三角点の近くで休憩した。
靴を脱いで足を解放した。いつも足裏が痛くなる。とりあえず、一の越山荘まで1時間下山する。
三角点でウエディングドレスを着た子がジャンプしてたなぁとふと思い出した。『こんにちは』雪道の途中で抜かされた青年2人。
『連れの方は?』と聞かれ、『先に下山して一人で休憩中なんだ。お願いがあるんだけど、ここでジャンプしてる写真を撮りたいから交代で写真撮らない?』と聞いてみた。
『いいですよ。』 やったー!
彼らに連写の方法を聞いて撮影出来た。
彼らは、先に下山、私も下山を始めた。
その後、黙々と下山中、また違う青年二人に話しかけられた。
『こんにちは、登山する人は、おばさんくらいの年齢の人が多いですね。
どうしてかな?』と聞かれた。『私の場合は、今までやってみたいと思っていたけど子供達が 家を出て、自立したので
今度は、私たちがやりたい事をして悔いが残らないように毎日楽しんでいるんだよ。と』答えた。
皆さんは、どうだろうか?
彼らと10分ほど話して彼らは、雄山へ。『日が沈む前に下山してね~』っと分かれた。
私は、一の越し山荘へ。
下を見ると遠くに山荘が見えて怖い感じ。
見ないようにして降りた。
無事、一の越山荘まで下山。次は、宿まで雪道、頑張りました!
一人の私に声をかけてくれた2組の青年と同世代の富山の方ありがとうございました。
少しの時間でしたが、1人で歩いていたので心配して声をかけてくれたのでしよう。山好きの方は、優しい方が多いですね。
最後に出会った青年2人も『おばさん、追いついたよ。』っと、先に行ってしまいました。
楽しい一日でした。宿で美味しい食事を頂き、日本一高い所にある温泉に入り、雷鳥にも出会い最高でした。
夜も満天の星で幸せでした。
有難うございました。 感謝です
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