#07|カタチに技あり!安心あり!-ママ目線編-
こんにちは。ii-mono.eオーガナイザーのいとうです。
今日は、「日本で一番あんしんな子ども食器iiwan」のそのヒミツについて、そして「安全なプラスチック製子ども食器の見分け方」についてのシリーズ第7話です。
離乳食食器って、子ども用ではあるんだけど、一番手にする頻度が多いのはママだったりします。
だからこそ、「ママ目線」も大切にしているのです。
「子ども目線編」はこちら。
ママ目線その1|プラスチック食器は『色移り』が心配?!
手に取るだけで「iiwanってちょっと違う」って感じてもらえる要素はいくつかあるのですが、その中でも一番よく言われるのが「重さ」ですが、その次に多いのが「手触り」。
プラスチックは、どちらかというと「ツルツル」した表面ですよね。
しかし、iiwanは「サラサラ」したマットな表面にしています。
なでたくなるようなこのマットな質感は、iiwanを形作る「金型」への特殊加工によるものです。
この加工、別に無くてもいいやつです(笑)
なのに、なぜ「サラサラ」にしたのか?これにはワケがあります。
みなさん、プラスチックって色移りしやすいなぁって思いませんか?
それもそのはず。
プラスチックは、もとより、油と親和性があって(仲良しってことです )
すぐ、くっつこうとします。(仲良しだからしょうがない )
なので、油分の多いものに色素の強い食材が入っていたりすると色素ごとソッコーくっついて、二度と離れません。(白いお皿は特に目立ちます )
電子レンジで加熱すれば、さらにくっつく!(まさに、アツアツ )
白にトマト!!!こわっ!
お皿の表面に凹凸や傷があるとなると、色移り確率はさらにグンと上がります。
プラスチックのまな板をイメージすると、わかりやすいかな。
凹凸や傷に入りこんでしまった色移りは、漂白か削るなどしないと取れません。
でも、子ども食器に、できれば漂白剤は使いたくないし、メラミンスポンジで削るのも・・・
だったら「究極のなめらか」しかないでしょ!
ということで、とことんやってしまうのが、金型屋のサガです(笑)
カンタンに言うと、
金型の表面は、どれだけ精度をあげても、ミクロンレベルでは、表面にムラや凹凸が存在します。
となると(詳細は割愛しますが)できあがる製品にも、そのムラや凹凸はそのまま転写されます。
分かりやすく言うと、、、屋台で食べるたい焼きくん。(また出た!)
彼のうろこのナミナミは、型が逆ナミナミになっているからですよね!
これだけ大きなナミナミなら見た目で分かりますが、プラスチックをつくる鉄の型をつくるときには、平面に加工していてもミクロンレベルのナミナミが存在してしまいます。
つまり、ほとんどのプラスチック品(金型を使う場合は)、わずかに表面がナミナミしていて、それが一般的です。
iiwanの金型には、そのわずかすぎる表面のナミナミを埋めて究極の平面にする、という特殊加工を施しました。
この加工をお願いした業者さんには、
「プラスチック食器の金型に、わざわざこの加工をするメーカーさんいないって!」と言われました(笑)
ということで、肉眼で比較できないのが残念だし、いまいち説得力に欠けるけども、iiwanは、通常のプラスチック食器に比べて、表面が「究極のなめらか」なんです。
使っていただいたママに「iiwanは色移りしにくいね」という声をたくさんいただくのは、 まさに、この加工のおかげ。
トマトスパゲティを食べた後、あえて1時間放置。
キレイに落ちました!
せっかくなので、もっと色移りを避ける使いかたをご紹介しておきます
*色移りを避ける使いかた*
・食べたらできるだけ早く洗う。
・どうしてもすぐに洗えないときは、表面の汚れだけでも流しておく。
・ステンレスのカトラリーは避ける。
ステンレスを避けてほしい理由は、プラスチックよりステンレスのほうが硬い(強い)からです。
子どもは音が鳴ると楽しくて、ガンガンやってしまうので、その衝撃でプラスチックのiiwanに細かな傷が入って色移りしやすくなります。
プラスチックと硬度が同じかそれ以下の素材(木製カトラリー)であれば、キズがつきにくく、色移りがしにくくなります。
我が家では、カレーやトマトスパゲティをさきほどのiiwan小皿で食べていて、レンジでチンもするし、食べた後は、真っ赤になっていたりするのですが、これまで1年くらい使っていますが、漂白はしたことありません。
漂白の手間がかからないのも、地味にママにはうれしいです^0^
ママ目線その2|プラスチック食器に『水切り』
プラスチック食器に水切りってあまり見ないですよね。
手で持って食べる器にはあると便利な高台は、プラスチック食器にも(特に小鉢サイズのもの)にもありますが、そこに水切りまであるものは少なくて、洗ったあとに水たまりができている、なんてことありませんか?
斜めにしても水が残る・・・
でも放っておくと、不衛生だし器を傷めてしまいます。
iiwanは、底面の真空状態や滑りを回避するために、わずかな高台をつくり、上の写真のように水が溜まらないように水切りをつけています。
離乳食期のお皿の回転率って結構なもので、すぐ落としてしまうし、食べないときは、なんとか栄養を摂ってもらいたくて別の離乳食を試したりするときに別のお皿がすぐに必要。
そんなとき、お皿が濡れていたりすると、キッチンタオルで拭き取ったり・・・
この間、子どもが泣きじゃくっていることも・・・
この水切りは、ママのその忙しさを少しでも緩和できるように、っていう想いをカタチにしたもの。
食洗機の場合は、水切りを下にして斜めに立てかけてセット。
手洗いの場合は、洗ったあとに斜めに立てかけておけば・・・
しばらくすると、表面の水気がスーッと無くなる。
想像以上に早く乾いてくれます^_^
まとめ
iiwanが、「ママが選ぶ贈物」に選ばれている理由は、購入するときには、特に気にしなかったけど、使ってみると実感する「使いやすさ」があるから。
忙しいママにとっては、カンタンお手入れで衛生的に長く使えることは重要だし、週末育児を頑張るパパにとっては、シンプルで丈夫だから扱いやすいことが嬉しかったりします。
水切りがある小皿はコチラ
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iiwanは、「3者目線」を大切にモノづくりをしています。
1つ目は、子ども目線。
iiwanが「コロンとしていて丸みがあってかわいい」ってよく言われるのは、子どもがケガをしないように、カドのない丸みのある形状にしているため。
2つ目は、ママ目線。
こども食器といえど、ママ(またはパパ)も食事の準備をしたり後片付けしたりするときにiiwanを持つし使います。そんなときに、少しでも日々の育児がラクになるように、という願いを込めた工夫を散りばめています。
最後は、モノづくり目線。
これは、いわば、「作り手の想い」です。
iiwanを使うご家族が、安心して赤ちゃんに使っていただけるように、モノづくりの知識とスキルを総動員して、その想いを「カタチ」にしています。
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