#66. チケットか否か
河谷さんのnote読んだら、妥協したくないな、と思った。
引越しした週の週末クッタクタで出掛けた野澤さんのお笑い大喜利。の、ことが書いてあるnote。
どこまで演出なのか、そもそも"面白い"が絶対であるお笑いライブにとって、演出か否か考えること自体がナンセンスなのではないか。
さておき、ライブ中のひとくだりをLINEスタンプにしてすぐ発売するスピード感、そしてその先の目的が配信チケットを売ること。
河谷さん、同い年らしい。気合い入ってるなぁ、と思う。
だから、私も気合い入れてチケットを愛し、チケットに愛される人でありたいと思った。(ナニイッテンダコイツ
私の余暇はチケットか否かに二分される。
もう少し丁寧に言うと、チケットを調べ、購入、購入したチケットを調べたり、スケジュールに入れたり、
実際にそのライブを見に行ったり、感想を書いたり、話したり、
人から誘いを受けたり、誘ったり、自分のチケットの話をしたり。
ヲタク達との会話は、お疲れ、元気?最近どう?
に続くのは、恋愛の話ではなく、仕事の話でもなく、最近行った現場、これから行く現場の話なのだ。
これはマジ。そしてこれに慣れすぎている。
これが話せないと何話したらいいかわからない。
嘘。
余暇のうち、チケットでないならば、ご飯やお酒の話ができればok。それはさておき。
1演目あたり何公演も入るわけでも、いい席のために高いお金を出すでもなく、
ただ、面白そう、見てみたい、観客席からステージを眺めたい、演者のその瞬間に立ち会いたい、ヲタクとその瞬間を共にしたい、
純粋にその気持ちを貫くこと。これがモットー。
意味はない。強いて意味づけるのであれば、意味はないことを全力でやることこそが面白い。
勿論頭いい、かっこいい、お金がある、美しい、可愛い、品がある、それぞれ魅力的な形容詞は沢山あるけども
「面白くて興味深い」が1番大事にしたいと思う。
そのためなら多少無理できるし、何より生きてる意味があると思える。気持ちも永遠に若くいられる。
その先を生きる意味があるし、いろんなところでいろんな人と繋がれる。
意味はないことにしてしまった。
仕事にするか散々考え詰めたけど、どうしても納得いかなくて
とっておくことにした。
1番好きなものは、意味がないものにしておく。
どうしようもない時に、生活や仕事やお金の近くに置くことにする。
どこかで、好きを仕事にすることというのは、好きをどこまで換金するのか、ということ、
と見かけて、とっってもしっくり来た。
だから私は明日もチケットの話がたくさんできる仲間と、チケットの割合がちょっとばかし多い、意味なんてない毎日を生きていく。