90年代の商業施設が大好きな私がタイムトラベルのような本を手に入れてしまったのです。
もの凄いものを手に入れてしまった。
私の幼少期、地元の釧路がとても栄えていたとき、90年代当時おしゃれだった丸三鶴屋やMOO(西武系だったときの)などのデパートによく連れて行ってもらっていました。
そのせいだと思うんですけど90年代の建物が大好きなんです。
例えば、連なった長い天窓やガラスや金属のモニュメント、カプセルタイプのエレベーターなど本当に愛おしいものばかりです。
といっても今の建築ももちろん好きなので雑誌の商店建築を愛読しているんですね。
ある日試しにgoogleで 商店建築 丸三鶴屋 と検索かけてみたんですよ。そうしたら何件かhitしてね。嬉しくてこちらの本を注文してしまいました。
95年の発行なので中古品ですが状態も良くて「丸三鶴屋」は紳士服と子ども服のエリアを、あとは90年代の商業施設、「札幌パセオ」「ならファミリー」「天保山ハーバービレッジ」などが特集されていました。
「天保山ハーバービレッジ」は初めて知ったのだけど本当に素敵で特に「レストランサイレン」の舞台っぽい青い照明と人魚のピアニストのオブジェが物凄くかっこ良かったです。
今はこちらのレストランは無いようなのでタイムマシン待ちですね。当時に行ってみたいです。
「ならファミリー」も初めて知りましたが、陶器のラクダのオブジェとカプセルエレベーター、チェス盤のようなタイル、物語が始まるような雰囲気でしたね。
肝心の「丸三鶴屋」も金属と古材を使ったカッコいい仕上がりの紳士服売り場、子ども服売り場でした。買ってよかったです。
もう「丸三鶴屋」はないけど子育てが一段落したらぜひ、ならファミリーさんにお邪魔したいです。
ほかの商業施設も今健在ならば行ってみたいところばかり。宝物です。