瑠璃彩堂 Spring Collection 2021
(初稿:2021年2月15日)
瑠璃彩堂 Rurisai-DoSpring Collection 2021
今年の春の作品テーマは、
『ひそやかに、きらめく魔法』
に決まりました。
作品の桜の花びら全てに偏光パール加工を施しました。白や薄ピンクに見える花びらは、角度や照明によっては緑色や紫色にきらめきます。
私の思い描く魔法に、『綺麗な色・不思議な色・キラキラ』というイメージがあります。花びらは綺麗で魅惑的な、不思議な偏光カラーに。花の中心には、こちらも見る角度によって色が変わって見えるオーロラカラーのスワロフスキーを。
綺麗・不思議・キラキラを詰め込んだ、トキメキが止まらない桜のアクセサリーが完成しました。
おしながき
桜のポニーフック
桜の花を六個作り、ドーム型に組み上げたポニーフックです。
花の一つ一つを楽しんでいただきたく、あえて花と花の間に隙間ができる数にしました。
手に乗せた時のコロンとした可愛らしい小ささも良いです。身に着けていると見えないことが多いと思うので、着けていない間も手に乗せて可愛さを味わっていただけたらと思います。
ポニーフックというアクセサリーは、革新的でとても便利だと思っています。髪を伸ばしていた頃、もっと早く出会いたかったアイテムです。
飾り付きのヘアゴムはやはり可愛くていろいろ集めたくなりますが、飾りを真正面に持ってくるのがとても難しいんですよね。
桜の簪(2way)
桜の花を六個、ドーム状になるように組み上げた、大きいUピンの二足タイプのかんざしです。ポニーフックよりも少し大きな花を使用しております。そのまま刺しても、おだんごをまとめるアシストのアメピンとしてもお使いいただけます。
こだわりは、なんと言っても揺れる飾りが取り外しできること。
ただ桜のアクセサリーを作るだけではつまらない。普通の綺麗で可愛い桜だけなら、瑠璃彩堂で発表する意味がない。桜だけだと『和』のイメージが強くなってしまう。
そこで、長めに切り出したチェーンにペンデュラムを合わせ、らせん状のパーツを組み合わせました。(チェーンとペンデュラムとらせん状のパーツは、それぞれ取り外しできません)
瑠璃彩堂、初めてのかんざしです。着物や和服だけでなく、カジュアルな洋服にも、かんざしはアクセントになりますよ。
桜のコーム(2way)
大きさの異なる桜の花を五個並べたコームかんざしです。中心の花から外に向かって少しずつ小さい花びらとなっております。
こちらのコームもチェーンの取り外しが可能になっております。また、画像では右端にチェーンが付いていますが、左端にもチェーンを着けられるよう通しカンを付けてあります。その日のヘアスタイルによって自由にお楽しみいただけます。
桜のバレッタ
桜の花を五個並べて組み合わせた、ライン状のバレッタです。桜の花の大きさはコームと同じものとなっております。
今作品でこだわったのは、金属ワイヤーとレジンでできたお花を邪魔せずに、バレッタへ接着すること。この点に随分長い間悩んできましたが、ついに解決しました。納得のいくバレッタを披露できることがとても嬉しいです。
桜のイヤーカフ
(coming soon…)
耳元で咲き誇る、豆粒のように小さな桜の花々。桜のシルエットを主張しない耳飾りを、と試行錯誤を重ねました。
桜のペンダント(2way)
(coming soon…)
小さな桜を五個、浅いドーム状になるように組み上げたペンダントです。コームやかんざしと同様、ペンデュラム付きのチェーンは取り外し可能な2wayとなっております。
昨年はリース状の、輪っかのペンダントを制作しました。そのデザインは今でも気に入っているほどの自信作でしたが、同じようではつまらない。新しい形にチャレンジし、新しさとワクワクをお届けしたい。その思いから、今年はポニーフックや簪の形状に近づけたドーム状のデザインにしました。
桜のコフレ(イヤーカフとペンダント)
(coming soon…)
桜のイヤーカフとペンダントのセットです。イヤーカフとペンダント、セットで身に着ければ、統一感のあるワンランク上のコーディネートが簡単に完成します。
こだわり
複数の花を組み合わせた時の立体的な組み方にこだわりました。
ポニーフックと簪とペンダントでは、横から見たときにドーム状に組み上げられていること。バレッタとコームでは、真ん中の一番大きなお花が一番手前に来るように、外側の一番小さいお花が奥に行くようにしました。イヤーカフも、真ん中のお花が一番手前に来るように組んであります。
自然界には存在しない、ファンタジーなお花しか作らない。自分はそう決めています。ですが、自然界に存在するものには、何かしら私達が美しいと感じるような形、比率が存在していると考えます。
例えば紫陽花。私がよく目にし、おそらく皆様もよくご覧になるであろう紫陽花は、小さな花(ガク)が密集し、丸く毬のようになり、それが一つの紫陽花の株にいくつも生えています。
私はこの毬のような形がとても好きです。美しいと思います。手のひらくらいの毬がいくつも集まった一つの株そのものも、また丸く、まるで地面に色鮮やかな毬が置かれているようにも感じます。そのような丸い形を、今回の作品たちにも取り入れました。
瑠璃彩堂より
おはようございます。
瑠璃彩堂 Spring Collection 2021 特設ページにご来場いただき、誠にありがとうございます!
今回このようなページを作り作品を紹介するのは、瑠璃彩堂では初めてのことです。桜のシリーズとして複数の作品を制作しましたので、まとめて見比べられたら楽しそうだな、と思い、ページを作ってみました。
瑠璃彩堂 Spring Collection 2021の制作には、一か月以上をかけてこだわりました。しかし、この一か月があったから完成したわけではありません。
私が何年も前にレジンを手に取り、ワイヤーという新たな武器を手に入れて。数えきれないほどのお花を作ってきたからこそ、この度納得のいくアクセサリーを六種類もお届けするまでになったのです。
いつも瑠璃彩堂を見てくださる、応援してくださる方々のおかげで、ここまで続けてこられたと思います。飽きっぽい私が2018年に販売を始め、2021年の2月の今まで続けてこられたのは、本当に自分の中では驚くべきことです。ありがとうございます。
これからも変化を恐れず、どんどん成長し、まだ見ぬ素敵な作品を披露して参ります。どうぞこれからも、瑠璃彩堂をよろしくお願いします!
おまけ
(販売時期がめちゃくちゃ遅れております)
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