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未完成エイトビーツの個人的解釈まとめ

いろいろ考えたのに忘れてしまうのはもったいないので備忘録としてね!
せっかくなので出典はできるだけ記す予定

あとあくまで個人的解釈ってことだけ!!!
こんな考えもあるんだなーぐらいで頼みます


そいえば過去のnote消したのはなんとなく残したくない気分だったからってだけなので気が向いたら戻すかも、承認欲求モンスターにつき起源主張は大事だしね


-目次みたいなの-
①アルバムのテーマ
②追憶の範囲
③誰の追憶?
④『白昼都市サブマージ計画』
⑤ジャケットイラスト
(1)少女
(2)飛行機雲
(3)停留所
⑥水面に浮かぶ停留所(おまけ)
⑦エンディング
⑧『キミノヨゾラ哨戒班』

①アルバムのテーマ

某インタビュー記事より

まず1曲目の「あるひと夏の追憶」はアルバム全体のテーマでもあって、ジャケットイラストもそのイメージで描いてもらったんです。

ニコソンメイトVol.21より

(よく見ると「或る」じゃないですね多分誤字だと思うので一旦そういうことにしておきます)

まあこれほぼ答えだと思います
アルバムのテーマは「或るひと夏の追憶」、
つまりひと夏の回想ってことです


②追憶の範囲

アルバムのどこからどこまでが追憶になっているのかという話

アルバム全体に関しては、僕の中で3部構成になっていて、第1部が「あるひと夏の追憶」から「イヤホンと蝉時雨」まで、第2部が「超次元愛歌」から「白昼都市サブマージ計画」で、その後が全部エンディングなんです。

ニコソンメイトVol.21より

第一部は"夏"、第二部は"夏の終わり"に向かっていって、「夏色アンサー」で夏が終わり、最後は"夏の後"の話です。

ニコソンメイトVol.21より

「ひと夏の追憶」ということで、夏の後というのは除外できそう。エンディングいうてるし

ということで追憶の範囲は

或るひと夏の追憶〜白昼都市サブマージ計画

と考えられます
(『白昼都市サブマージ計画』自身も追憶に含まれるかは議論の余地ありやね)


この2曲については後ほどいろいろ書きます


③誰の追憶?

(ここから先は憶測多めとなります)

とここまでいろいろ書いてきたわけですが、この解釈では腑に落ちない点がいっぱいあります

・ひと夏の間に起きた出来事にしては濃すぎるだろ!
・イヤホンと蝉時雨は渡米後ゆえの曲だろ!
・急に2次元の女の子に恋をすな!残灯花火の子はどうしたんや😡😡
etc.

はい、困りました


「或る」ははっきりと名を挙げず漠然と物事を指す言葉であることから、「或るひと夏の追憶」をいろんな人たちのひと夏の追憶詰め合わせハッピーセットと解釈することはできて、
つまり全ての曲が繋がっているわけではないと言って誤魔化していきたいところですが

実際には全部繋がってはいますけど、⋯

ニコソンメイトVol.21より


逃げ道潰されてました、悲しい


一応別解釈を用意してはいたもののあまりに納得感がなさすぎるのでこちらは没とします。

なのでここでOrangestarさんが言っている"繋がり"というのは、同じ"追憶"という意味で繋がっているよーぐらいの意味だとして納得することにしました。


まとめると、
1人だけの追憶ってわけではない気がするよーってことです


ただ全てが別人視点というわけでもなく、
同一視点とされるものもあります。
後々でてきます



④『白昼都市サブマージ計画』


inst曲の解釈ってむずかしくないですか?自分の感性を信じてないので歌詞,文献などから解釈を広げることが多いのですが、歌詞がないだけですごく大変😮‍💨

まあ例のごとく自分の感性にはできるだけ頼らないよう解釈を深めていきたいので、曲名から考えていこうと思います

『白昼都市サブマージ計画』の"白昼"の部分
これ心当たりありまして

あるなつの歌い出し

あぁやっと目が覚めたかい君
あぁ違うなむしろどっちが夢だか

『或るひと夏の追憶』/Orangestar


この歌詞、「白昼夢を見ている」ということでは!!

白昼夢(はくちゅうむ)は、日中、目覚めている状態で、現実で起きているかのような空想や想像を夢のように映像として見る非現実的な体験、または、そのような非現実的な幻想にふけっている状態を表す言葉

Wikipediaより


鮮明に思い返されるひと夏の出来事は追憶であり白昼夢のようでもあると言えるような気はしなくもないなーという感じ


、、、、

正直詰みつつあるのであまり根拠のない個人的解釈を貼っておきます。もともとそういうnoteではある



白昼都市を沈める❌
沈んでるのはこっち⭕️
なのではないかと思っていて、
「沈む」には思考に耽るといったニュアンスがあるので水浸しなのはそれと掛かっているからではないか


ひと夏を終えた後、そのひと夏の出来事を思い返そうとする。沈むように思考を辿っていき、追憶のスタート地点となる『或るひと夏の追憶』へと辿り着く。さながら白昼夢のような追憶が始まる。


といった解釈。アルバムとしての整合性だったりサブマージだったり自販機音だったりのパズルのピースをなんとか噛み合わせた程度のものなのでしかないので納得はしてない😖

納得いかない点としては、
・都市,計画要素どこ?
・1人だけの追憶ではないんじゃなかったの?


1つ目の疑問点は解決できず😮‍💨、
2つ目の疑問点は次のとこで一応触れます


ちなみに余談ですが、
歌詞カードの白昼都市のページには鯉のイラストが描かれていて、ジャケットイラストにも鯉が描かれていたりします。



⑤ジャケットイラスト

高画質エイトビーツ

(1)少女

誰やねんという話


その前にジャケットイラストの解釈について、①で引用したようにジャケットイラストはあるなつのイメージで描かれているのですが、あるなつ自体も白昼夢の1部であることから、ここで描かれているのは『白昼都市サブマージ計画』時点での世界であって、少女が現在進行形で白昼夢を見ている様が描かれているという解釈をしています。
(飛行機雲との整合性をとろうとした結果こうなった感がありあまり納得はしていない、(2)で詳しく触れます)

こう考えると少女が白昼夢を見ている様を表現する方法として水没というのは妙に納得感がありますね、うーん


ということで本題に戻って
この少女は誰やねん と

結論としては誰でもないのかなと思ってます

少し前に書いたように1人だけの追憶ではないとしているので、それゆえ特定の誰かということはないと考えるのが自然かなーーと。
なので裏を返せば誰でもあると言えるのではないかということで、これで先程の2つ目の疑問点が一応解決。

誰でもありうるが特定の誰かではないぐらいの認識。シュレディンガーのエイトビーツやね


(個人的なアルバム全体としてのメッセージ性の解釈的に、この少女には曲中での世界の方々だけでなく聞き手やはたまたOrangestarさん自身の含みもあるような気はちょっとしますね)



(2)飛行機雲

さっそく引用から

(飛行機雲の向きについて)
いや、左下がりなんです。というのは、この飛行機雲は"この街に帰ってきている"っていう。ここには色々な意味合いを込めているんですよ。

ニコソンメイトVol.21より

とあります。

とりあえず先程のジャケットイラストの解釈について触れます。

「白昼夢を見ている様を描写している」
と解釈しましたが
これだとあるなつより白昼都市の方をイメージして描かれているような気がしてしまいます。

理想としては
「白昼夢そのものを描写している」
という解釈で、これだとあるなつのイメージで描いたというのにしっくりきます。
(白昼夢の内容ってひと夏の追憶だからね)

しかし、"戻ってくる向きの飛行機雲"というのはひと夏の追憶の内容として適していないので前者の解釈としたわけです。

ただ白昼夢は何も現実に起きたことまんまである必要はないので、たとえば、再会を願う気持ちの表れである。という解釈で問題ないですし、違和感もそこまでない、、

ここから先は後者の解釈でいきます😖


話を戻して飛行機雲について

アルバム全体を通して、"別れ"が多く描かれている印象から、再会の象徴として描かれてるのかなーという認識です


もう少し書くことあるのですがそれはまた後で


(3)停留所


少女の右側にポツンと立ってるやつです

超拡大エイトビーツ

上から順に、
朱夏バス
シオン山

と書かれているのが分かります

シオン山については無知も無知なのであまり触れないでおきますが、"集合の場所","再会の場所"ぐらいの解釈でいきます。調べたい人は調べてみよう私はよく分からなかった😖


そして"朱夏バス"の方

朱夏というのは人生における青春の次の時期のことを指します。(青春→朱夏→白秋→玄冬)
なので朱夏バスとは青春→朱夏へと進んでいく(成長する)様を表現しているという風に解釈できます。
そしてその青春時代の仲間との"再会の場所"としてのシオン山、、、

朱夏へと至る過程において"別れ"というのはある程度切り離せないものなんだろうなあとか考えてしまいます。悲しい


なのでこの停留所も飛行機雲同様、再会の象徴的なものとして描かれていると考えてます。

この停留所、行き先が書かれてないってのもいいですねうんすごくいい



⑥水面に浮かぶ停留所

おまけです


シンクロナイザーの歌詞中にでてくる

「水面に浮かぶ停留所」

これはジャケットイラストの停留所のことを指しているのでは!?
という憶測

それにしか見えなくなってしまったものの納得できるような解釈もできなかったということでここに供養

これを読んでる誰かにこいつの解釈は託します、でも普通に関係ない可能性あるのでうーーーーん

おまけおわり



⑦エンディング

②で引用していたものから
アスヨゾ以降は全部エンディングってやつです
またもうひとつの引用した文章との関係から、エンディング部分と"夏の後"は対応しているとして良いでしょう


ここで1つ疑問があり

このエンディング部分と白昼都市は時系列的にどちらが先か?

という疑問。

純粋な曲順から見れば追憶を行ってからのエンディングですが、
アルバムのテーマが追憶である以上、追憶に関わる部分だけを先にまとめ、時系列的に追憶を行うより前の出来事であっても追憶の範囲に適さないという理由からエンディングとして後ろにくっつけた。
という解釈はそれはそれで成立します。

あほほど分かりにくいので分かりやすくすると

ーーひと夏ーー

ーーひと夏を追憶するーー

ーー夏の後(エンディング)ーー

or

ーーひと夏ーー

ーー夏の後(エンディング)ーー

ーーひと夏を追憶するーー


のどっちやねんってことです

もともと飛行機雲との兼ね合いで後者で確定だったのですがジャケットイラストの解釈を改めたので前者の可能性もでてきました。


でどっちなん?ってことですが


個人的には前者推しです
つまり追憶を経てのエンディングということ

つまらない根拠ですが一応記しておきます
(ほんとにつまらないので飛ばしてok)

エンディング部分の4曲のうち花と記憶以外の3曲はエイトビーツ制作以前のものなので、エイトビーツについて考える上で消去法的に花と記憶から考えるとして

目の前の現実が夢と重なる
あの夏の背に見た空が
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
夏が過ぎて果ても知らぬ空が
夢に見せただけの時間の中

花と記憶/Orangestar

「目の前の現実」が「夢」と重なる。
ということで、夢(白昼夢)を見終えたところであると解釈ができそう。

夢の方に現実を重ね合わせる場合、「目の前の現実」という書き方はしないだろうということで

問題はこの夢が"ひと夏の追憶(白昼夢)"を指しているか否か

『夏色アンサー』と『花と記憶』は繋がりが示されていること(ニコソンメイトVol.21より)と、この直後の歌詞「あの夏の背に見た空が⋯⋯」から
もし「あの夏」が『夏色アンサー』の頃の夏のことを指しているとすれば、
「夢」が白昼夢を指しているとはいえそう。

が、この辺はこの2曲の解釈を深めないとなんとも言えないですね


ということでほんとに根拠ともなんとも言えないものでした、歌詞の一部だけを抜粋してっていう嫌いなやり方になってしまっているのも非常によろしくないので何か考えたいね


あとこれは根拠でもなんでもないのですが、エンディング部分の解釈が

ひと夏の追憶を経た上で、別れを受け入れ前を向く

だと納得感があって綺麗ってので、こいつに思考が引っ張られてる気はします()



⑧『キミノヨゾラ哨戒班』

〆です
エイトビーツ収録曲外ですが触れておきたかったので触れます

『キミノヨゾラ哨戒班』はそのMVや概要欄の一言からもわかる通り『アスノヨゾラ哨戒班』と対をなす、言わば再会の象徴たる曲です。


未完成エイトビーツ発売後に新曲として投稿された最初の曲は実は『キミノヨゾラ哨戒班』なのです、
そうですこれはジャケットイラストが再会直前であるという解釈と繋がるわけです

さらに『キミノヨゾラ哨戒班』をレコーディングしたのはOrangestarさんが日本に一時帰国した際のことなので、Orangestarさん自身も
別れを経て再会を果たしたタイミングということになります。
あまりに綺麗な回収すぎるよ、、



あとがきー

note書いたの久々すぎて疲れた!!!!
いろんな解釈聞きたいので遠慮なくコメントどぞ!!
途中からかなりグダグダな気がするーー相変わらず文章構成が下手!!まだ書いときたいこといっぱいあるので今後ちょくちょく加筆していく可能性あるけどぐちゃぐちゃになる未来しかみえないよー

あと個人の解釈でしかないので!!!これが正解とかそういうのではない!!!これ最重要!

以上!おわり!!!



引用させていただいているイラストは全て
M.B(@yo_draw)様のものです

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