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木の再生 【林業1000日チャレンジ】41日目

森づくりの原理原則シリーズ。
今日は木の再生について。

木が切り倒されたり、山火事で焼けてしまったりするとき、たくさんの芽が切り株から出てきます。これを萌芽といいます。

木の皮のすぐ下で眠っている休眠芽が、命の危機にさらされると、起きろー!という司令の元、芽が出ます。

萌芽で再生するには、木が大きすぎてもだめ、小さすぎてもだめ。
直径20 CM ぐらいは手頃なサイズだそうです。

それ以外には挿し木という方法があります。
これを初めてやってみた人は本当にすごいね!という技術です。
木には枝は土に触れると根っこを伸ばすという性質を持っているものがあります。
すぎは挿し木にとても向いています。

根萌芽という根っこを土の中で横に伸ばして、その所から芽を出す方法もあります。なんか竹っぽいです。

ちなみにすぎは土の中で根っこを出しやすいという特性があるため作業道を作るときに脇にあるすぎにも盛り土するとそこからどんどん根っこが伸びてきてがっしりと作業道支えてくれたりします。

そんなすぎの特徴を上手く使えば林業はもっと楽しくなるねということでした。


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