面倒くさいから逃れられない


「めんどくさいと思った瞬間にやり始めてみましょう!」という記事を何かで読んだ。やる気がどうしても出なかった時に、「やる気 出る方法」とかなんとかという文章を検索エンジンに打ち込んだのだ。

それは確かにそうだと思う、「あと5分休憩してから始めよう」と思ってもその休憩が5分で終わることはないし、無駄にダラダラしてしまう。嫌だなーと思うことほどどんどん後回しになって締め切りが迫ってきたとき、もっと早くやっておけばよかったなと後悔するくらいならばちょっと面倒でもその瞬間にやり始めればいいということは長年の経験からも明白。

でも、やっぱり後回しにしてしまうんですよね…面倒くさいから。元々マメではないし、怠惰な性格だからなのか?でも、「私はこういう人間だから仕方ない」と諦めていること自体が、「後回しにしたことによって得られることこそが自分にとって得だ」もしくは「後回しすることによって得られることが多い / メリットが多い」と心の底では確信しているということなのか?とも思ってしまう。どうなんだろう…。後回しにすることで得られるメリットってなんなんだ。あ、あれか。このままの自分でもそこまで困らないから(実際は困っているけれどなんとかなってしまうのでまあいいかと後回しになる)「変わる」「変革しよう」という「面倒なこと」を頑張るより「現状維持」をすることをメリットだと思っているのかな…変わる/変えることって結構しんどいし。だめだ、面倒くさいのがんじがらめ。本当は「面倒くさい」という言葉を封じたいのに、結構な頻度で「めんどくせー!やりたくねー!」と大の字で床の上でジタバタしている。


…とこのnoteを書いているのも今やっている作業が煮詰まってやりたくないなーと後回しをしている最中なんですが。早くやれよ、自分。面倒だなと思うことをまずはやってみることから始めてみようかな、面倒だなーやりたくないなーと横目でチラリと捉えた瞬間に「仕方ねえな」と思ってもいいから、「やりたくねえな」と思ってもいいから、手には取ってみるかくらいの手軽さで。締め切りギリギリ猛ダッシュ回避の巻。面倒くさいのがんじがらめになっているその糸を1本絡めとってみたい。その瞬間、するりするりと糸がほつれていくのだろうか、なんとなく糸と糸が絡み合って「もーー、面倒くさいな!」となってしまいそうだ。だめじゃん!



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