夢日記を続けると気が狂うって本当? 10月1日

夢を見た

 一階部分は駐輪場、二階は店舗となっている建物が、駅からほど近い飲み屋街の外れに建っている。あまり治安のいい店ではないらしく、店頭には出禁となっている客のハンドルネームのリストが張り出されている。
 店に入ってみると、内装は洞窟のようになっている。いや内装だけではない、奥行きも深さも洞窟そのものであり、入口から一歩踏み入れたくらいでは最奥部がどうなっているのか見渡せない。
 それどころか視界を遮っているものがある。回転する赤い花である。しかも縦回転である。見るからにこれは造花であり、さらにどう見てもチューリップなのだが、僕の脳はこれを「桜である」と認識している。桜であるという認識と同時に、「この花はチューリップの形状をしている」ことが分かる。認識が難しい造花が、僕の足を止めている。

近所を歩いた

 ドラッグストアの閉店セールがやっと最終日を迎えた。数週間ほど前から最終処分セールを行っていたのだ。全品売りつくしを謳っており、最終日の今日は店が閑散としていた。

「寝たんだ」
「夢を見たんだね」
「良かったね」
「良かったの?」

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