上の歯と妖精とコインと
娘の上の歯が2本抜けた。
枕の下に置くと妖精さんが来てコインと歯を交換してくれるらしい。娘がキラキラした目で興奮しながらそう教えてくれた。
最初の一本目は、なかなか妖精さんに気づいてもらえず、3日経ってやっとコインが届いた。
色々試行錯誤して、歯を包む紙をオシャレにデコレーションしたため、妖精さんにやっと気付いてもらったようだ。
もう嬉しくて嬉しくて、ずっと飛び跳ねていた。「コインありがとう」とお手紙も書いていた。
数日後上の歯の2本目が抜けて、またその歯をアルミホイルでド派手にラッピングしたあと、「これなら今度はすぐ気づいてくれる!!」と枕の下にそっと置いて、寝る前ドアを少し開けて「明日来るかな?」と興奮しながらも眠りについた。
次の日の朝、なんとコインがまた届いていた。
娘は嬉しくて嬉しくてたまらず、もう一つの既に色褪せたコインを宝箱から持ってきて2つ並べて眺めたり、私や夫に自慢したりとにかく嬉しそうだった。
子供の目って本当にキラキラしている。
可愛いなぁ。。
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